中堅向け研修「中堅の役割」とは?

「中堅向け研修」とは

「中堅社員の役割」とはなんでしょうか。中堅社員には、自分自身の業務スキルの向上はもちろん、後輩の指導・育成や、後輩と上司とをつなぎ、チームワークを高めていくことが求められます。

「中堅」を辞書で引くと、「全軍の中央にあり、将軍の直接指揮する精鋭部隊」という意味があります。現代においても、中堅社員は現場の中核となる働きが求められます。その働きを通して、将来のリーダー候補として育成していくことは、企業にとっての課題でもあります。

中堅社員が求められる役割を発揮すると、以下のような良い影響があります。

・若手のスキルや仕事に対する考え方が磨かれる
・管理職の考えが若手に誤解なく伝わる
・現場の声を吸い上げ、管理職が正確に状況把握することを助ける
・チーム全員がベクトルを合わせて目標に向かうことができる

注目される背景 

管理職の役割は多岐にわたります。部下の業務管理と勤怠管理、働き方改革の対応に、メンタル不調やハラスメントの芽がないか目配り、目標設定に評価、その他にも沢山のするべきことがあります。

そしてその上で、自分自身もプレイングマネージャーとして現場に立ち、業務を推進していくことが求められています。

部下一人一人に目を配りたいのは山々だけれども、実際にはそれが難しい。それが管理職の現状です。だからこそ、中堅社員が役割を発揮することが求められます。

「フォロワーシップ」という言葉があります。フォロワーシップとは、「自律的かつ主体的にリーダーや他メンバーに働きかけ支援すること」で、これは中堅社員だけでなく、リーダーを含めてチーム全員に求められるものですが、その中でも、中堅社員には、この考えをより強く持ち、チームを盛り立てていくことが求められます。

                       

参加者のこんな課題を解決します! 

・中堅社員としてやるべきこととは何だろう…
・後輩への効果的なフォローの仕方を知りたい
・後輩から上司や会社への不満を聞いた時にどのように対応したら良いのか
・上司の判断に疑問がある時にどのように伝えるべきか
・上司が忙しすぎてメンバーに目配りできていない
・チームメンバーがそれぞれ違う方向を向いているように感じる

                       

研修を通して学べること 

中堅社員に必要な能力で代表的なものは以下となります。

・管理職を補佐する力
 管理職の判断基準を身につけ、自身も同じ判断ができるようになることが重要です。また、現場の声を、不平不満ではなく提言として管理職に伝える力も必要です。

・後輩へのリーダーシップ力
 後輩も上司と同じ判断基準を持つことができるよう、普段の業務を通して指導します。また、後輩に悩みや会社・管理職に対する不満があれば、しっかりと話を聴き、会社や管理職の考えをかみ砕いて伝える力も必要です。

・現場での課題発見力
 管理職の目が届かない部分にも問題が隠れています。現場で起こっている事、現場から届く声を元に課題を見つけ、改善につなげていくことがチームの生産性向上につながります。

研修を通して中堅社員の役割を自覚し、将来のリーダー候補として持っておくべき能力を身につけることができます。

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