社会人基礎力一人前の社会人になるための必須スキル「社会人基礎力」とは?

「社会人基礎力」とは

社会人基礎力とは、「職場や地域社会において多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のことであり、経済産業省が提唱しています。

社会人基礎力は、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力から構成されており、いずれも社会人として仕事を進めていく上で、不可欠な能力です。

人生100年時代と言われる今、個人の企業や組織・社会との関わりのなかで、常に活躍し続けるために求められる力のことを指します。実務そのものの知識や技術を指すテクニカルスキル以外に、必要な力として注目されています。

また、円滑に人間関係を構築し、周囲と協力しながらスムーズに仕事を進めるためにも重要なのが「社会人基礎力」なのです。

注目される背景

経済産業省が提唱する背景としては、

・構造的な「人手不足」に直面しており、今後もこの傾向が継続する可能性が高い
・グローバル化の進展により、人材に求められる能力要件が大幅に変化する
・企業が存続するためには、付加価値を生み出す担い手となる人材確保・活用が必至

が挙げられます。
日々、技術が飛躍的かつ非連続的に進歩する中、時代に応じて、人材としてのソフトウェアを自ら随時バージョンアップできる人材が求められているのです。

グローバル化の進展により、海外とのやり取りも増える中、自身の意見をしっかり持ち、主体的に行動・発言できる人材を育成する必要があります。日本経済を担う人材力を強化することにより、個人の自己実現と企業の生産性向上や持続的な成長を促進していくことを目的としています。

                       

参加者のこんな課題を解決します!

・受け身、いわゆる「指示待ち」な若手が多い
・積極的に行動・発言しない
・人間関係に偏りがある
・困難なことに立ち向かおうとしない
・自ら考えず、すぐに答えを求めようとする

                       

研修を通して学べること

社会人基礎力には、以下の3つの能力が挙げられます。

・「前に踏み出す力」
 主体的に行動し、困難な問題が発生した場合にも積極的に解決しようとする力

・「考え抜く力」
 その場その場で、何が重要なのか、何が求められるのかを自ら考えられる力

・「チームで働く力」
 ひとりよがりでなく、コミュニケーション力を磨き、誠実さ、協調性を持って、周囲と協力しながら目的を達成する力

これらの力について、新入社員の場合は、事例を用いながら学び、社会人基礎力を身に付けます。また、中堅社員や新入社員を担当する社員向けには、具体的な場面を想定しながら、「社会人基礎力を習得することで自分自身を高め、組織に貢献する力になる」ことを体感してもらうための伝え方を習得します。

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