多様な部下マネジメント研修多様な部下が活躍する職場を目指して 多様な部下を育て組織の力に! 7時間(4時間版あり)時間・内容アレンジ可能
こんな課題に対する研修です
ますます複雑化する経営課題。変化に速やかに対応し企業が持続して成長していくために、これまでの経験にだけ頼るのではなく、新たな発想を持った多様な人材の活躍が求められています。また、少子高齢化による労働力不足を背景に、女性、高齢者、外国人、障がい者など、働く人材の多様化が一層進んできています。しかしながら、組織の人材が多様化するだけで企業が成長するわけではありません。多様性(ダイバーシティ)を活かすことが重要です。
管理職に必須のダイバーシティリテラシーの向上とともに、多様な部下を育成し組織の力とすることができるダイバーシティマネジメントのための意識改革とマネジメントスキル向上の研修です。
対象者
管理職全般
研修の期待される効果
・ダイバーシティマネジメントが経営課題であり、管理職に求められる役割があることを理解していない
・ダイバーシティは女性活躍推進のことであり、女性部下のいない自分とは関係ないと思っている
・性別役割分担などのステレオタイプ的な無意識な思い込み(アンコンシャス・バイアス)によってマネジメントを行っていることに気がついていない
・多様性(多様な属性、多様な個性)を活かす取り組みの意義を理解した
・多様な部下を活かす管理職の役割を理解した
・多様な部下が活躍できる職場とするために、管理職としてのとるべき具体的な行動を明確にした
研修プログラム例
事務局連絡・講師紹介等
■ 経営課題とダイバーシティマネジメント
【ワーク】多様性発見ワーク
【解説】多様な属性と多様な個性 、ダイバーシティ&インクルージョンとは 、経営課題とダイバーシティマネジメント、女性活躍とダイバーシティマネジメント
■ 職場におけるダイバーシティマネジメントの課題
【ワーク】Mさんへのアドバイス
【解説】アンコンシャス・バイアスは脳の高速思考、アンコンシャス・バイアスの問題、個人や組織に及ぼす影響 等
【ワーク】職場のアンコンシャスバイアス
★ 多様な個性
【ワーク】・カードを使って自己紹介・取扱説明書を作る
【解説】個性とは・行動特性の違い、多様な個性を持つ部下を活かす 等
★ 時間制約のある部下のマネジメント
【ワーク】ロールプレイ 時間制約のある部下との面談
【解説】働くうえでの時間制約、マミートラック、働きやすさと働きがい、時間制約のある部下のマネジメントポイント
★ ショートケーススタディ
【事例検討】私の事例
★ 多様性を活かす対話
【ワーク】グループ対話:Yes or No
【解説】 対話と心理的安全性、共通目的を持った対話 等
★のワーク構成は、研修時間や実施企業様の実情に合わせアレンジします
■ ダイバーシティ&インクルージョンの実現に向けて
【ワーク】グループワーク:多様な人材を活かすために私たちができること
個人ワーク:管理職として、明日から私が行うこと
ワーク紹介
【カードを使って自己紹介】
1枚1枚異なる人の行動にあらわれる特徴が書かれている52枚のコミュニケーションカードを使って、「私らしさ」を表現していきます。グループメンバーそれぞれが、選んだカードを使って目の前で表現していくことで、ダイナミックに“個性”を実感できます。
【取扱説明書を作る】
選んだカードから4つの行動特性のグループに分かれ、それぞれのグループの特徴を踏まえた取扱説明書を作成します。仕事をする上でのモチベーションを高める要素がそれぞれ異なるという 事実に気づき、多様な個性を持った部下が組織にいる意味、その個性を活かす意味を理解できます。
【ショートロールプレイ】
働く時間に制約のある部下とその上司の役割となり面談に臨みます。様々な事情を抱える部下となってみること、部下の立場で上司の対応に接してみることで、エンパシーを高めます。
お客様の声
時々グループディスカッションや発表の場面もあったので、集中して講義を受けられた。
今後の部下との接し方について勉強になった。
改めてダイバーシティの大切さを知りました。これからもミーティングや会議に活かしていきたい。
発表内容に対し、きちんとコメントしてくれたので理解が深まりました。
気付かないうちに持っていた偏見や良かれと思っていた行動が、部下のモチベーションを下げていたことを知ることができました。
講師からのメッセージ
MEGUMI MAENOSONO前之園 めぐみ
私たち一人ひとりは、様々な背景や想いを持ち、その人ならではの個性を持っています。まさに多様な人材の一人です。日本においてダイバーシティというと属性の性別に焦点が当たり、女性の管理職を増やすということが中心となり、多くの人にとってダイバーシティが他人事となっています。ダイバーシティ&インクルージョンとは、すべての人が各自の持てる力をフルに発揮し、組織の成長に貢献できる環境・風土をつくること。働くすべての人にとっての課題です。
研修では、ワークと振り返りを通じて気づきを得て、納得感、腹落ち感を高めます。職場に戻って自分は何をすべきなのか、ダイバーシティ&インクルージョンの実現を自分事と捉え実践者となっていきます。
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