ダイバーシティ&インクルージョン「ダイバーシティ&インクルージョン」とは?

「ダイバーシティ&インクルージョン」とは

ダイバーシティとは既に皆さんご存じの通り、日本語で「多様性」という意味です。性別、能力、経験、年齢、学歴、国籍、人種、宗教観、そして考え方の違いなど、人それぞれが持つ価値観も含まれます。

ビジネス上では「属性」や「個性」の多様性を職場で活かすという考え方になります。インクルージョンは「全体をまとめる。包み込み、中に含む」という意味です。

ビジネス上では職場の人々が平等に仕事に参画する機会を持って、それぞれが認められ活かすことができている状態を示します。この考え方が生まれた背景としては、社会的排除をされていたとされる人々(若年層、女性、心身に合理的な配慮が必要な人たちなど)との格差をなくそう、特性を活かしていこうという動きからです。

これまで「インクルージョン」は教育学上で配慮が必要な児童や生徒を含む、ひとりひとりに合った教育機会を、という場面で用いられていましたが、近年ではビジネスの世界にも広がりを見せています。

注目される背景

変化や速やかな対応が要求される昨今。企業が社会の一部として持続して成長していくために、新たな発想や特性、属性を持った多様な人材が求められています。

これまでは働き続けることが難しかった人々の声にも耳を傾け、どのようにすれば働きやすくなるかなど、改善していくことが企業の発展にも必要となります。終身雇用が前提で、健康な日本人男性を主としていた各種制度を大きく見直し、働く人の多様性に対応できる仕組みづくりが求められています。

2020年4月1日に改正された「障害者雇用促進法」では、「事業主に対する給付制度」と「優良事業主としての認定制度の創設」の2つが新たに盛り込まれました。よってダイバーシティ&インクルージョンの実施で求められる対応などを学び、実践していく必要があります。

                       

こんな課題を解決します!

・身体に障がいのある人材を採用、どのような配慮が必要かまだわからない
・時短勤務の従業員から、働きづらいとの申し出があった
・マタニティハラスメント、パワーハラスメントが問題になっている
・ブランクがあり職務経験が短いが、伸びしろがあるのでその能力を活用したい
・外国人雇用が初めてで、手続きなど基本的なことが知りたい
・発達障害の診断を受けた従業員が、働きやすい職場づくりをしたい
・自身の健康問題や、家族の介護の必要がある従業員が、負担なく働けるようにしたい

                       

研修を通して学べること

ダイバーシティ&インクルージョンの効果的な実施方法を学ぶことで、人材採用の活性化や、職場環境の改善、社会的役割の実現につながります。

・新たな可能性のある人材の採用
・人材の多様性に対応したマネジメントのノウハウの蓄積
・誰もが働きやすい環境が整備され、人材が定着
・新たな価値を生み出す力の強化、ビジネスチャンスの拡大
・変化に柔軟に対応でき、イノベーションを生み出す力がアップ
・働きがい、モチベーションが向上し、組織の生産性が高まる
・制度の見直し、職場環境の整備のきっかけ
・人は本来多様であることを認めるなど、職場の意識改革
・お互いが持つ多様な考え方を理解し合うための、コミュニケーションスキルの向上
・多様な人材が一つになれる組織のミッションやビジョンの作り方

など研修を通して、これらの総合的な「ダイバーシティ&インクルージョン」についての知識や具体的な対応力を身につけることができます。

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