時短勤務者向け研修~キャリアと子育て、どちらもあきらめない生き方~/4時間

学生と社会人の違いが分かる、新入社員研修

こんな課題に対する研修です

育児のために時短勤務中の方が長いキャリアの中での現在地をとらえ、日々、前向きに業務に取り組み、成果を上げるための研修です。子育て期の時短勤務の場合、子どもの病気などで急に早退したり、お休みをしたりということも多く、それでなくとも働く時間が短い中、常に何かに追いまくられたり、周囲との関係性に悩むことも多く、体力的にも精神的にもきつい状況になりがちです。また、子どもの成長と共に仕事につかえるリソースは変化していくため、先を見据えながら、キャリアを考えることも必要です。本研修では、子どもの成長に伴い、予想される状況を知り、長期的な子育て期の働き方をイメージし、そのために必要なマインドやスキルを学びます。

対象者

性別に関わらず、子育てのための時短勤務者

研修の期待される効果

デフォルト画像

●この先のキャリア、生活がどうなるのか漠然とした不安がある。
●仕事も育児もなんとなく中途半端で消化不良。子ども、職場の
メンバーに対して罪悪感があったり、できない自分は力が足り
ないのではと自己嫌悪に陥ったりする。
●周囲とコミュニケーションをとる、気持ち、時間的余裕がない。
●周囲に気を使い、本音で話すことができず、孤独感を感じる。
●このままではいけない。何とかしなくてはと焦っている。

デフォルト画像

●上司や同僚、家族に対する罪悪感がなくなります。その結果、メンタルが安定します。
●やりたい仕事をあきらめなくてすむようになります。その結果、仕事に前向きに取り組むようになります。
●周囲とのコミュニケーションが円滑になり、組織全体の雰囲気がよくなります。
●組織の雰囲気がよくなることでエンゲージメントが高まります。

研修プログラム例

導入
・研修の意義理解
・信頼関係の構築
・研修への期待感の醸成
【内容】
・研修の目的とゴールの確認
・アイスブレーク「インタビューワーク」

1.子育て期間をイメージする
・子育て期間中に想定される課題を知る
【内容】
・子どもの成長によって想定される仕事への影響
※子どもの成長段階により親の関わり方の変化を知る
・未来予想図を作成
※子どもの年齢によって、仕事に使えるリソースの変化を認識する
→先の見通しが立つことでこれからのキャリアをイメージできるようになる

2.現在地の確認
・現状の課題について自己理解を深める
【内容】
・悩みのフレームを使って、今、何に困っているのかを言語化
→言語化した上で、同じ境遇にある方同士でシェアをするとで、ナレッジ共有の場としても活用

3.マインドセット
・仕事のやり方を変えていく
・上司や周囲の人との関わり方を変えていく、その必要性の理解
【内容】
・2で認識した悩みを解決するために「変わること」の必要性を腹落ちさせる
・自分が変わることで、自分も周囲の人もごきげんに仕事をすることができるようになり、組織としてパフォーマンスがあがる事例を紹介
・子育て期ならではの業務遂行上の悩みに対して、解決できることとできないことを分離
→できることとできないことを意識し、メンタルの安定を目指す

4.日常に取り入れる工夫
・効率的な仕事の仕方
・周囲とのコミュニケーションの取り方の具体的な方法を知る
【内容】
・インバスケット思考で自分の業務を分解する
・子育て期の一番の課題となる急な不在への対応策の具体的な方法を考える
→仕事が滞ることがないことで、仕事で成果をあげられるようになり、周囲との関係も良好となる

5.まとめ
・自分らしいキャリアを描くための第一歩を踏み出す勇気を持つ
【内容】
・多様な生き方、働き方があり、ロールモデルがいない時代
・子育てが仕事に活きる場面がたくさんある

▼研修のウリ!
●未来予想図シート
子どもや家族の年齢を書き入れ、想定される出来ごとを記入。そのための準備や考えなければならないことを洗い出す。
このことにより、先の見通しをもったキャリアを考えることができるようになります。
●インバスケット思考練習
子どもの急な病気で不在となることに罪悪感を持つ必要はないが、そのために仕事が滞ることは防ぐ必要がある。今の業務を分解し、不在の時にどの業務にどんな準備をしておけばよいのかを考えるワーク。このことにより、業務効率アップが目指せます。
→自分らしいキャリアを描いてほしいというメッセージ

お客様の声

子どもを産んでからのキャリアは自分の思いだけで考えられるものではなく、子どもの成長に合わせて変化し続ける必要があると考えていました。今回、子どもの成長段階と親の役割を体系立ててお話しくださったことで、この先の生活のイメージがわき、今後のキャリアを考える上で参考になりました。研修中、先生の経験もお話ししてくださるのですが、それが本当に面白く、また、どの体験談も子育て中の私たちの悩みの解決へつながるヒントがたくさん含まれているものでした。休憩時間には個人的なキャリアの相談にものってくださり、有意義な時間を過ごすことができました。
「子どもの病気で急に退社したり、休んだりすることは仕方のないこと。でも、そのことで業務を滞らせることはしてはならない」という言葉が印象的でした。「不在になること」と「業務が滞ること」はイコールではなく、滞らせないための日常的な工夫の必要性を学びました。自分の業務を分解し、インバスケット思考で考えることで、おのずと業務の優先順位がわかり、どのような工夫を考えなければならないのかが明確になりました。すぐに実行できそうです。

講師からのメッセージ

江野本 由香

YUKA ENOMOTO江野本 由香

私自身、22年間の会社員時代、その半分となる10年間をワーキングマザーとして、時間限定勤務で過ごしてまいりました。
この経験と理論を結び付けた「時短勤務で成果を出して、ごきげんに働く方法」は「軸としなやかさ」というマインドセットと共に、どのような環境にある子育て時短勤務中の方にも、すぐに取り入れられる実践的な内容を盛り込んだカリキュラムです。仕事と子育ての両立は今まで女性の課題として考えられてきましたが、男性の育休取得も進む中、子育てとキャリアの両立は働く人すべての課題となっていくと考えます。子育て期の方への本研修という投資は、貴社の未来へ大きな成果となって戻ってくるのではないでしょうか。

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