女性管理職育成プロジェクト「不安を払拭し強みを活かした女性管理職になる女性向け管理職研修」とは?

「女性管理職育成プロジェクト」とは

女性管理職研修とは、管理職になる予定又は管理職になった本人の不安を払拭するだけでなく、自分の強みを意識して活躍できるよう意図した研修です。

女性の管理職は、現状は、男性に比べ少なく、本人は自分がその任に適しているのか不安や心配が多いのが現状です。事実、女性が働きやすい職場作りが企業には求められていますが、一つの指標である管理職における女性比率は11.9%(厚労省「令和元年度雇用均等基本調査」)と伸び悩みが見られます。

しかし、管理職になるということは、上司が評価して管理職に相応しいと判断された結果だと理解することが大切です。さらに、女性管理職には、下記のような強みが見られます。

・部下への細やかなフォローができる
・フラットなコミュニケーションにより部下が伸び伸びと仕事ができる
・多様な意見が生まれやすい

企業にとって、女性管理職が不安を払拭し、強みを活かして活躍できるようにすることは、新しいロールモデルを作り、後に続く女性社員の意識を変える意味でも重要となります。

注目される背景

・少子化による労働人口減少で、女性の戦力化が急がれる
 総務省調査によれば、2012年に6,766万人だった労働力人口は、2030年には6,556万人になる見込みです。一方、2020年の同調査では、正社員・正職員に占める女性の割合は25.7%と、前回より0.3ポイント低下しています。女性管理職登用には母数になる女性正社員・正職員の数を増やす必要があります。

 そのためには、女性に固有のライフイベントと離職の関係を考慮し、若年層の時期からライフイベントとキャリアプランを考え、女性を意欲づけることが必要です。

・産業構造・社会環境の変化に対応するため、多様な人材の活用が必要になった
 従来の日本企業では、「正社員・日本人・男性・健常者」が働き手の中心になっていました。しかし産業構造や社会変化に対応するためには、多様な発想や柔軟な発想が求められるようになったため、従来の枠にとらわれない人材の活用が急務になりました。だからこそ、ロールモデルになる女性管理職に、まず自信を取り戻してもらうことが重要です。

                       

参加者のこんな課題を解決します!

・自分の強みが分からない
・男性のように仕事を進めることができず自信を失っている
・中々自分の意見を採用してもらえない
・自分一人が頑張っているように感じて疲弊している
・部下を巻き込みながら業務を進められるようになりたい

                       

研修を通して学べること

女性管理職が自分を活かして業務を推進するには、以下のような研修を行います。

・生涯を通したライフロール(人生での役割)を見通したキャリアプランの立て方
 主なライフロールには、親・配偶者・子ども・職業人・家庭人などがあり、女性にはケア役割である親や家庭人としての役割が期待されるため、職業人としての自身のキャリアの割合を低くせざるを得ない面があります。長期的に自分のキャリアを考えることで、計画的にキャリア形成を図ります。

・育児・介護との両立に使える制度や仕組み、法律を知る

・自分の強みを生かしたキャリアアップの考え方
 管理職に期待される役割を果たすために、自分のどの強みを活かしてどんなスタイルをとればよいか考えます。

・自分とパートナーの両方の成功を目指すキャリアの作り方
 自身の職業人としてのキャリアプランをパートナーに伝え、お互いのキャリアを尊重するための在り方を考え、実践します。

・アサーション・交渉力・受容力・共感力など、人と関わるのに必要なスキルの向上
 研修を通して、管理職としての不安を払拭し、自分らしいリーダーシップを発揮できるようになります。さらに、ここで生まれる自信が、管理職として働けるとの意思にもつながりレジリエンスを高めます。

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