対人関係構築力「対人関係構築力」とは?

「対人関係構築力」とは

「対人関係構築力」とは、心を開いて歩み寄り、相手を理解しようと努め、違いを尊重しながら関わり合うことのできる力と考えます。

アドラー心理学に「人間の悩みは全て対人関係の悩み」という概念があります。人間関係で悩みを抱える人は、「他者と自分を比べ、優劣にこだわる」傾向があります。

相手を信頼し、仲間として接し、相手に対して自分は何ができるかを考えることができるようになれば、人間関係は良好になっていきます。組織に関わる全員が「対人関係構築力」を磨くと、以下のような良い影響があります。

・チームの人間関係が良くなりコミュニケーションが活発になる
・メンタルヘルス不調者が減少する
・それぞれが得意を活かし、苦手をカバーし合うことができる
・異なる意見が出やすくなり、組織の活性化や事業の加速化が望める

対人関係構築力は、役職に関わらず、誰もが身につけておくべきものです。

注目される背景

女性の社会進出、雇用体系の多様化、外国人や高齢者、介護しながら働く人、病気療養しながら働く人など、職場に属する人々が多様になり、その価値観も多様化しています。そして、働く人を取り巻く環境は、顧客ニーズの多様化、業務量の増加、成果主義の導入、長時間労働、コスト削減など、厳しいものになっています。

その結果、本来であれば価値観の違いを活かし、多様な顧客ニーズに応えたり、多種多様な意見からイノベーションを起こしたりしやすくなるはずが、精神的に余裕が持ちにくく、ハラスメントの相談件数も非常に多くなっています。

ですが本来、この働く人の多様性は、厳しい環境を打開する力にもなり得るものです。働く人一人一人が「対人関係構築力」を磨くことで、互いの違いを活かし、職場を活性化することが求められています。

                       

参加者のこんな課題を解決します!

・人付き合いが苦手
・人と比べて自分にダメ出ししてしまいがち
・意見が異なる人とも上手にコミュニケーションがとれるようになりたい
・職場の雰囲気を良くしたい
・職場の心理的安全性を高めたい

                       

研修を通して学べること

「人間関係構築力」に必要な能力で代表的なものは以下となります。

・自分から歩み寄ることの出来る「自己開示力」
 人は、その人の内面を知ることで親近感を持ちます。自分から自己開示できる人は、人との距離を縮めることができます。

・人が安心して話すことができる「コミュニケーション力」
 笑顔、頷き、相槌、態度、相手に安心感を与えることで、相手も自己開示しやすくなります。

・お互いの違いを尊重することのできる「離別感」
 「私と相手は違う人格である」、その当たり前の事実を認識することが、互いを尊重する土台となります。

・ありのままの自分を認めることの出来る「自己肯定感」
 自分の得意不得意をありのままに認めることの出来る人は、相手の得意不得意もありのままに認めることができます。お互いに自己開示し、それぞれの得意不得意を「違い」としてありのままに認め合うことが、助け合い支え合う関係作りに繋がります。

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