経営幹部(候補)のための会計経営者目線の会計リテラシーをつけるー経営者目線の会計数字の見方・考え方・使い方 (3時間~1日)
こんな課題に対する研修です
「社員が経営者目線で考えることができない」と社長、役員の方から悩みを聞くことが多いが、心構え的なもののほか、基本的な数字の見方や数字を使って考える・説明するといった経営にあたっての基本的なスキルが身についていない社員が非常に多い。ここでは経営者目線を作るために必須な数字の見方・考え方・使い方を演習形式で自分の頭で考えながら身に着けてもらう(参加者の知識レベルによって基礎的なところをもっと丁寧に行う、またはかなり飛ばして説明するなど内容・組み合わせはかなり柔軟に変えることができます)
対象者
中堅~管理職
研修の期待される効果
数字を見る、解釈、上手に使う力が身についていないため以下のような事が生じる
・具体的な数字を使って会議や交渉で話ができない、または理解度が低い
・売上の増加、コストの削減といった一面的な数字の見方しかできない
・経営に与える影響がわからないまたは不正確なため優先順位が付けられない、または誤った判断をする
数字を見る、解釈、上手に使う力が身につけると以下のようになる
・具体的な数字を使って会議や交渉で話ができるため、会議も効率的になり、交渉も有利に運べる
・売上の増加、コストの削減といった一面的な数字の見方ではなく全社的な利益やキャッシュに対する影響も考えるようになる
・経営に与える影響が数字で分かるので比較的正確な意思決定・行動が可能
研修プログラム例
ここでは単なる決算書の読み方の知識を習得するだけではなく、「分析目線」でその決算書からその企業自体を読みとき分析する力を付けます
分析視点とは何か?
貸借対象表の読み方
チャレンジャー型と堅実型【実例演習】
ファブレス対自前【実例演習】
損益計算書の見方
小さな本社と大きな本社【実例演習】
孝行息子(娘)である投資事業
キャッシュフロー計算書
チャレンジャー型と堅実型【実例演習】
2.経営者目線の数字の見方
・経営者目線で数字を見るには
・経営者目線の数字の8つのとらえ方
数字の意識【実例演習】
数字の引き出し【実例演習】
Cross Reference(整合性チェック)【実例演習】
ストーリー志向【実例演習】
Qiuck & Dirty(雑でも素早く)【実例演習】
Apple To Apple(同じものを比べる)【実例演習】
投資・費用・損失【実例演習】
Sunk Cost(埋没原価)【実例演習】
3.経営者目線で見る決算書の見方(応用編)
・経営者目線の決算書の見方とは
・債権者(銀行)目線の見方
怪しい勘定【実例演習】
銀行が重視する財務指標とは【実例演習】
・(狭義の)経営者目線
生産性指標とは
他社比較をするときの勘どころ【実例演習】
キャッシュフロー戦略【実例演習】
・投資家目線
ROEとROA【実例演習】
ROIC to SDGs【実例演習】
ワーク紹介
数字の矛盾を短時間で見つけてもらいます
グループワーク例)
2社の貸借対照表を見て、この企業の大まかな財務戦略についてグループワークをおこない発表してもらう
お客様の声
こんなに硬い題材なのに和気あいあいと仲間とディスカッションしつつ進める会計の研修は初めてでした
講師からのメッセージ
TAKASHI KAWAI川井 隆史
MBAなどで行う会計や財務の内容やそこでは教わらないような、現場で実際に使うような実践的部分だけを抜き出しています。レクチャーも最低限ありますが、基本的には出席者の方が自分で考えて手を動かして身に着けてもらいます。「数字」は実際に自分の頭で考え、手を実際に動かさないと身につきません。ここでやったようなことを実際に現場でも試してみて是非身に着けてください。
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