世代を超えてつながる!クロスジェネレーション研修若手・年上部下との世代間ギャップを乗り越え、信頼関係を築くマネジメント力を高める/3時間(短縮版)/4時間(半日)/カスタマイズ可能
こんな課題に対する研修です
「1on1で会話が盛り上がらない」「フィードバックしても響いている感じがしない」
「仕事よりプライベートを優先する姿勢に戸惑う」──多くのマネジャーが、若手部下との世代間ギャップに悩んでいます。一方で、年上部下のマネジメントに対しても「経験豊富な年上の部下に、どう接すればいいかわからない」「指示を出しにくい」という声も少なくありません。こうした課題の根本原因は、「世代による価値観の違い」にあります。
本研修では、最新データをもとに若手世代の価値観を理解し、自分自身の世代特性とマネジメントスタイルを振り返ります。さらに、ケーススタディと1on1ロールプレイを通じて、「聴く・認める・目的を共有する」という3つのアプローチを実践的に習得し、世代間ギャップを「障壁」ではなく「多様性」として捉えられるようになります。違いを前提にコミュニケーションを設計することで、マネジメント力が飛躍的に向上します。
対象者
チームリーダー・マネジャー
研修の期待される効果
・若手部下と話すとき、価値観の違いを感じて戸惑う
・1on1が形骸化し、本音を引き出せない
・年上部下との関係構築に悩んでいる
・フィードバックが響かず、部下のモチベーションを上げられない
・世代間の違いにどう対処すればいいかわからない
・若手世代の価値観(働き方・キャリア観)をデータから理解できるようになる
・自分の世代特性とマネジメントスタイルを客観的に振り返ることができるようになる
・「聴く・認める・目的を共有する」3つのアプローチを実践できるようになる
・若手・年上部下それぞれに効果的な声かけ・面談ができるようになる
・世代間ギャップを多様性として活かし、チーム力を高められるようになる
研修プログラム例
なぜ今、世代間ギャップが課題なのか?その背景には、終身雇用の崩壊、働き方改革、ジェンダー平等の進展など、社会環境の変化があります。最新データを使って、若手世代の働き方の意識変化を読み解きます。
「成長から生活の安定へ」「定時退社を渇望」「プライベート優先」など、若手の価値観の傾向を具体的に理解します。
また、自分自身の世代特性を振り返るミニアンケートとグループワークで、「ジェネレーションギャップを感じる瞬間」を共有し、課題を可視化します。
【内容】
・イントロダクション:世代間ギャップを感じる瞬間
・ミニアンケート(個人ワーク)
・グループワーク:課題の共有
・レクチャー:なぜ世代間ギャップが今、課題なのか
・若手の働き方の意識をデータから読み解く
・若手世代と上司世代の価値観比較
・世代別の特徴と価値観の整理
2. 自己棚卸しとペアワーク
自分自身の世代特性とマネジメントスタイルを振り返る自己棚卸しワークを行います。
「大切にしている価値観」「部下に期待すること」「上司世代から影響を受けた仕事観」などを言語化します。
ペアワークでは、お互いの棚卸しシートを共有し、客観的なフィードバックを受けます。「世代特性がどう影響しているか」を第三者の視点で確認することで、自分のマネジメントの強みと課題が明確になります。この気づきが、次のステップでの行動変容につながります。
【内容】
・ワーク①:自己棚卸しシート記入(個人ワーク)
- 大切にしている価値観
- 部下に「こうあってほしい」と期待すること
- 上司世代から影響を受けた仕事観や指導スタイル
- 若手と接して「価値観が違う」と感じる場面
・ペアワーク:棚卸しシートの共有とフィードバック
・気づきの記入と全体共有
3. ケーススタディと1on1ロールプレイ
実際のマネジメント現場で起こりうるケースを3つ用意し、グループで選択して検討します。
「1on1で会話が盛り上がらない」「部下が業務過多を訴える」など、よくある困難場面を題材にします。上司と部下それぞれの気持ちを理解した上で、「傾聴・承認・目的の共有」の3つのポイントから伝え方を工夫する方法を考えます。
その後、1on1のロールプレイを実施。上司役・部下役に分かれ、リアルな場面を再現します。
オブザーバーからの建設的なフィードバックを受け、実践力を高めます。最後にアクションプランを作成し、明日から実践する具体的な一歩を明確にします。
【内容】
・ケーススタディ:3つのケースから選択
①1on1で盛り上がらない、会話の内容が浅いケース
②業務過多を訴える部下への対応ケース
③自分自身が実際に困った部下のケース
・グループディスカッション:上司・部下の気持ちと伝え方の工夫
・1on1ロールプレイ(2回実施、役割交代)
・フィードバックと振り返り
・アクションプラン作成(個人ワーク)
・まとめ:世代間ギャップを乗り越えるために
▼研修のウリ!
■最新データで若手の価値観を理解
■自己棚卸しで自分のマネジメントスタイルを客観視
■実践重視のケーススタディとロールプレイ
■若手・年上部下の両方に対応
■「聴く・認める・目的を共有する」3つのアプローチ
お客様の声
・「1on1ロールプレイで、自分が『評価の場』にしてしまっていたことに気づきました。研修後は『今日は評価じゃなく、あなたの考えを聞かせてほしい』と前置きするようにしたら、部下が本音を話してくれるようになりました」
(30代・IT部門リーダー)
講師からのメッセージ

REIKO ISHII石井 玲子
世代間ギャップは「問題」ではなく「多様性」です。若手が「プライベートを大切にしたい」と言うとき、それは「やる気がない」のではなく、「働き方の価値観が違う」だけ。
年上部下が新しいやり方に抵抗するとき、それは「頑固」なのではなく、「経験に基づく懸念」があるのです。研修を通じて、皆さんには「違いを理解し、受け入れる」視点を持ってほしい。そして、「聴く・認める・目的を共有する」という3つのアプローチで、世代を超えた信頼関係を築いてください。
マネジメントの本質は、相手を変えることではなく、自分の関わり方を変えることです。
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