障がい者協働研修職場定着・活躍を促すための「合理的配慮」と「共に働く」マインドセット構築／応相談（180分程度が基準）
こんな課題に対する研修です
●障がい者を雇用しているものの、必要な職場定着や戦力化が実現できていないと感じている。
●障がい特性（特に精神・発達障がいなど）に対する知識が不足しており、どのように接し、どのようなサポートをすべきか、現場の社員が戸惑っている。
●法律で定められた「合理的配慮」について、特別な負担だと感じたり、配慮の提供方法がわからずチーム内での連携が取れていない。
●障がいのある社員へのOJTや指示出しがうまくいかず、曖昧な指示によるミスや、業務遂行に時間がかかるなどの課題が生じている。
●障がい者雇用を成功させるために、管理職だけでなく、共に働く全社員の意識とマインドセットを統一し、インクルーシブな職場文化を築きたい。
対象者
障がい者と協働する管理職・チームリーダー、人事担当者、全従業員
研修の期待される効果
・障がい特性を理解しておらず、必要な配慮が「特別なこと」だと感じている。また、配慮の提供に抵抗がある。
・不安や戸惑いから、障がいのある社員とのコミュニケーションが不足しがちである。
・OJTがうまくいかず、短期間での離職につながってしまうことがある。
・障がい特性や法的な理解を深め、合理的配慮を適切に提供できるようになる。
・障がい者も戦力として活躍できる「共に働く職場環境」の基礎が築かれ、職場定着率が向上する。
・個々の能力や特性に合わせた育成・サポート体制を構築できるようになる。
研修プログラム例
障がい者雇用の意義と、職場定着・活躍を促すための会社の姿勢を理解する。
【内容】
・障がい者雇用の動向と法制度の基本（障害者雇用促進法）
・障がい者雇用における企業の目的と期待される効果（ダイバーシティ＆インクルージョン）
2. 障がい特性の理解と合理的配慮
主な障がい特性を知り、必要な「合理的配慮」と職場定着の関係を理解し、配慮提供のマインドセットを構築する。
【内容】
・精神障がい、発達障がいなど、障がい種別ごとの主な特性と事例。
・「合理的配慮」の考え方と具体例（職務内容、環境整備、コミュニケーションなど）
・配慮の提供プロセス（本人との対話、産業医・外部機関との連携）
3. 職場での協働・定着のための実践
共に働くためのコミュニケーションのコツや、OJTでの注意点など、現場ですぐに活かせる実践的なスキルを習得する。
【内容】
・「業務の見える化」と「指示の明確化」の具体的な方法。
・コミュニケーションにおける配慮（伝え方、フィードバックの工夫）。
・安定的な職場定着のためのチーム内での連携と役割分担
・ロールプレイングや事例検討による実践演習
お客様の声
・今回の研修で学んだ「指示の明確化」や「業務の見える化」の手法は、障がいのある社員へのサポートという目的を超えて、非常に有益だと感じました。曖昧な指示が原因で発生していた職場のちょっとしたミスや手戻りは、健常者・障がい者を問わず、あらゆる社員のストレスになっていました。これらの手法を導入することで、職場全体の業務効率化と、新入社員や外国人社員も含めた多様な人材の育成にも繋がると確信しました。これからは、定着率向上と生産性向上を両立させる職場環境を目指していきます。
講師からのメッセージ
KANAKO YOSHIO吉尾 香奈子
組織が成長する土台は、障がいの有無にかかわらず、誰もが能力を発揮できる「安心・安全な場」です。
本研修では、障がい者雇用における最大の課題である職場への定着と活躍をゴールとします。法的な「合理的配慮」の理解はもちろん、「配慮は特別なことではない」というマインドセットの転換を促します。
特性に合わせた具体的な協働のコツや、業務の「見える化」手法を習得し、社員一人ひとりの力を最大限に引き出す職場づくりを実践しましょう。
この学びを通じて、共に働くチームの力を高めましょう。
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