管理職、リーダーのためのハラスメント防止研修 ~ハラスメントのない職場づくりにより新たな成果を出そう!~(7時間:1日版、他、4時間版、2時間半版もあり)
こんな課題に対する研修です
昨今はハラスメントの問題が大きく取り上げられることが多く、管理職やリーダーの方々はそのリスクにさらされてストレスを抱えてしまう状況も多く見られます。こうした状況に加え、効率化を強く推し進めていくために部下や後輩の反発を恐れ、ハラスメントの問題が生じそうな事象をなくすようにするために行うのではなく、ハラスメント自体がそもそも起こりえない職場をつくっていくことになかなか発想が回らない状況があるように思われます。更には、部下や後輩との世代間ギャップや組織内で多様な価値観を持った人材が増えてきていることがあげられます。こうした背景において、職場の雰囲気を変えてハラスメントをなくしていくアプローチを研修の中では採り入れていきます。ハラスメントのない職場をつくるために欠かせない、非言語のコミュニケーション部分の改善から言葉でのコミュニケーションの改善ポイントに至るまで、楽しく学び、成果につなげるための取り組み方を考えます。
対象者
管理職/リーダークラス
研修の期待される効果
・部下に「パワハラ」と言われてしまうことを恐れ、部下や後輩の指導に自信をなくしている。
・部下とコミュニケーションをとることがなかなかできていない。
・部下や後輩の気持ちを考えずに、自分の想いだけをついつい伝えてばっかりになってしまう。
・ハラスメントの問題について、組織として過敏になっていてなかなか自社内で対策が講じられていない。
・ハラスメントに恐れることなく部下や後輩の指導育成に自信を持てている。
・部下とのコミュニケーションが自然になされ、職場全体の雰囲気が明るく変化してきている。
・相手の気持ちを考慮した言葉の使い方ができていて、ハラスメント自体が起こり得ない。
・組織としてハラスメントのない職場づくりに向かって先頭に立って取り組めている。
研修プログラム例
まず前提として、ハラスメントに関しての知識を簡単にお伝えします。そして、ハラスメントが起こってしまう要因について、講師の営業マネジメントの現場の経験も踏まえながら考えていきます。
2.非言語コミュニケーション(講義・ワーク)
ハラスメントのない職場づくりに欠かせないのは、社員一人一人の表情や態度です。一人一人が明るく笑顔を中心にした表情を保てていることが、ハラスメントを防ぐきっかけになります。その重要さをお伝えしながら、実際に非言語コミュニケーションをうまくやっていくためのワークを行います。
3.お互いを「知る」(ワーク)
ハラスメントのない職場づくりには、職場メンバーの相互の価値観を理解していくことが必要です。実際に研修参加者同士で、お互いに大切にしているものを選択式で知り合うことによって、相手を知ることがハラスメントを防ぐ方法となることを体感いただきます。
4.ハラスメント事例紹介(講義)
実際にハラスメントとして認定された裁判判例を通して、ハラスメント問題が起こる要因を探ります。また、講師が見聞きしてきた営業現場でのハラスメント事例も紹介しながら、各職場でどうすればハラスメント問題を防げるかを考えるきっかけにしていきます。
5.お互いを褒める(講義・ワーク)
言語コミュニケーションを用いて、ハラスメントのない職場に飛び交う「褒める言葉」について理解を深めます。多くの褒める言葉を知るために、「褒め言葉カード」を用いながら相手を褒める実習を行います。なぜその言葉が相手に響くのかも含めて、褒めるところからハラスメントの防止につなげていくことを理解します。
6.ハラスメントのない職場にするためには(講義・ワーク)
・研修全体を復習するとともに、ハラスメントのない職場にするために各自が取り組むことを宣言していただきます。
ワーク紹介
お客様の声
・単に講義だけでなく、ワークも含めて様々な動きがあるのがよかったです。
講師からのメッセージ
KAZUYOSHI MASUDA増田 和芳
私自身、課長としてハラスメントを犯してしまいそうな経験をしたことがありますし、また、部下の立場でハラスメントまがいの扱いを職場で受けた経験もあります。特に営業現場では業績の良し悪しや上司によってとりわけパワハラが起こりやすい環境になることが多く、そうした現場でも過去に何度も見聞きしてきました。この場合、何かをやらないようにしようとしても、根本的な解決には至りません。職場の管理職やリーダーが中心になって、ハラスメント自体がおこりえないような職場を形成しようという行動が必要であると思います。ハラスメント防止とありますが、決してマイナスを防ぐためのものではなく、最初から良い雰囲気のある職場をつくることで、ハラスメント自体を起こさないような環境づくりの大切さを、特にコミュニケーションの観点からご理解いただくようにしていきます。
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