パワーハラスメントの現場に遭遇したらパワーハラスメントの現場に遭遇した時のあなたの適切な対応
こんな課題に対する研修です
自分では適切な指導を行っていても、周囲ではパワーハラスメントに該当する行為を行っている可能性があります。その場を見過ごしたあなたは、その行為を承認してしまう可能性があります。では、その時にあなたはどんな行動をとるべきか、この研修で学んでいただきます。
パワーハラスメントが行われている現場では、①周囲で働く人々が大声や騒音で不安になる②何が原因でこのようなことが起きたのか考えてしまう③被害者の気持ちや体について心配になってしまうなど仕事に集中できない環境になってしまうと思います。
あなたの職場でのパワーハラスメントの明確な基準はなんでしょうか。被害者の心のケアと職場環境改善はどのようにすればよいのか、悩みや心配を抱えている人への研修です。
対象者
全社対応
研修の期待される効果
・部下を指導するのに感情的になり、罵声を浴びせたり、威圧的な態度で従わせる。
・職場の雰囲気が悪く、仕事に集中できない。
・上司や同僚に相談や意見交換ができない。
・部下を指導をするのに、論理的な説明をし、納得させるようにする。
・職場の雰囲気が安心安全な場となり、仕事に集中できる。
・上司や同僚と気軽に相談や意見交換ができる。
研修プログラム例
・パワーハラスメントの判断基準を学ぶ。
・パワーハラスメント防止措置義務化の内容を学ぶ。
<内容>
・パワーハラスメントの判断基準の3要素と6つの行為の例
・パワーハラスメントか否かの判断基準
・パワーハラスメント防止措置義務化の事業主と労働者の責務
・職場におけるパワーハラスメントの防止のために講ずべき措置内容の詳細
■パワーハラスメントの現場
・発生現場での緊急対応の方法を学ぶ。
・状況の事実把握の必要性と事項を学ぶ。
<内容>
・緊急対応の必要性と早期対応の重要性
・状況の事実把握の要点
■相談
・被害者の思いの傾聴の必要性とスキルを学ぶ。
・社内相談窓口への案内と被害者の判断の尊重を学ぶ。
<内容>
・被害者への声掛けの必要性
・早期対応の必要性
・声掛けのタイミングや被害者から話を聴くスキル(被害者本人の希望する解決法の聴取)
・社内相談窓口(被害者が社内相談窓口にいく本人のメリットと会社のメリット)へ案内
・パワーハラスメントの現場に遭遇した社員の役割
▼研修のウリ!
パワーハラスメントは行為者が自覚しないまま行われているのが実態です。
その現場に遭遇した社員は、第三者の視点でパワーハラスメントが発生していると判断すれば、被害者に寄り添って支えることが大切です。社内の相談窓口での解決を通して職場環境改善につながる橋渡し役になるよう願っています。私の公務員時代とキャリアコンサルタント等での相談で得た経験を織り交ぜながら、受講者に自分事になる研修にしていきます。
お客様の声
研修を通じて、なぜ国がパワーハラスメント防止措置を義務化にしたのか理由がよくわかった。この措置を行わないと働く人の労働安全衛生面が守れないので、メンタルヘルス不調者や離職者の増加を招き、結局は会社の人手不足を招くことがよく理解できた。また、会社でハラスメントを受けても、そのまま黙って退職してしまう社員の比率の多さにも気づいた。
講師からのメッセージ
AKIRA TOEDA戸枝 明
パワーハラスメントの現場に遭遇した場合には、行為者の多くは仕事に自信があり、実績を残しているのではないでしょうか。そのため、多くの被害者は、行為者に比較すると仕事の実績や社内での地位は低く、信用力や発言力は弱いので、被害の声をあげずに退職していると思います。この研修では、声をあげづらい被害者に、その周囲で働く社員がどのような支援を行うのが最適なのかを自覚し、窓口での相談から職場環境改善を行い、生産性の向上にへ繋げる方法を学びます。
この講師の詳細ページへこの研修について問い合わせる