ハラスメント防止研修~ハラスメント防止を含めた 職場のコミュニケーション改善~ 3時間~1日(6時間)、短縮版(1.5~2時間)実施可能

ハラスメント防止研修

こんな課題に対する研修です

今年6月から施工されたパワハラ防止法。その実効性を高めるためには、日常のコミュニケーションから、パワハラにつながる芽を早期に取り除くこと、さらにそれを組織的取り組みに広げることが肝要です。
本研修では、誰もが持つ「アンコンシャス・バイアス」と、そこから生まれる「マイクロ・アグレッション」に着目し、ハラスメントを行う側への心理的なアプローチから防止策を考えます。さらに組織全体でのパワハラ防止の仕組みを考えるポイントとして「社会的アプローチ」を学びます。

対象者

管理職、リーダー層、一般社員

研修の期待される効果

デフォルト画像

・自分の価値観にとらわれて、相手を評価する
・自分の価値観から生じる認知の歪みに気づけない、気づこうとしない
・「パワハラ」に至る前の「マイクロアグレッション」が蔓延している。

デフォルト画像

・アンコンシャス・バイアスが職場にどのような影響を与えているかを理解できます。
・自分自身の思考の癖、思い込みに気づくことができます。
・アンコンシャス・バイアスに基づくコミュニケーションの癖(マイクロアグレッション)に気づき、改善のきっかけとすることができます。
・ ハラスメント防止対策になります。

研修プログラム例

<3時間版例>
1.アンコンシャス・バイアスを理解する
• 自分の思考スタイルの傾向を知る
• アンコンシャス・バイアスのパターンとその影響を知る
• ケースで考えるアンコンシャス・バイアス        
・パワーとアンコンシャス・バイアス

2.アンコンシャス・バイアスをコントロールする
• 柔軟な思考スタイルを手に入れる
• 8つのコミュニケーション力チェック
• アンコンシャス・バイアスの取り扱い方を考える

3.職場で実践するために取り組むこと
グループディスカッション
行動プラン策定

ワーク紹介

(1)ショートケース「どの言動がパワハラ?」:ある職場の上司と部下についてのやり取りを読んで、パワハラにあたるかどうかをグループディスカッションを行う。さらにパワハラにあたるとしたら、6類型のうちのどれにあたるかを考える。
(2)マイクロ・アグレッション:日常の職場でよくみられるふるまいが相手にどのようなメッセージを伝えているかディスカッションを通じげ考える(例:ある人の名前をよく間違えたり、覚えていない)。さらに、そこにパワーの非対称な関係があったらどのようなことにつながるかまで考える。
(3)否定的表現を中立的表現に変える:つい発してしまいがちなネガティブな言葉について、どのような表現に改めたらよいかを考える(例:「どうせ、君にはできっこない」)

お客様の声

・自分の中にも無意識にバイアスがあることに気づけた。日々のコミュニケーションでハラスメントにならないよう気を付けたい。
・理論的裏付けがしっかりあって説得力があった。
・ワークやディスカッションが適度に盛り込まれていて考えが深まった。
・ 女性に限らず、若手層に対しても同様の問題があることに気づいた。教えていただいたスキルを活かしてコミュニケーション改善につなげたい。

講師からのメッセージ

朝生 容子

YOKO ASOU朝生 容子

最近、注目されている「アンコンシャス・バイアス」から考えるパワハラ対策講座です。誰もが無意識に持っている思い込みや偏見が、時にはパワハラにつながるリスクをはらんでいるということを理解いただきます。いたずらに「やってはいけない」と伝えるのではなく、自分の中にある心理的な要因にアプローチします。また、そうならないためにどのような対策が必要かまで考えます。それも個人の意識にとどまらず、「社会的アプローチ」と呼ばれる、組織としての取り組みに広げていきます。

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