パワーハラスメント研修正しい知識でトラブル防止!自分×相手×組織を守る! ( 6時間 )
こんな課題に対する研修です
良かれと思って言ったこと、自分の中では当たり前と思っていた発言がハラスメントと取られてしまう。悪気がある場合は勿論ですが、悪気が無くても認識不足により起こってしまうのがハラスメントの問題です。
放置しておけば、職場の雰囲気は悪くなり、職員のモチベーションも下がる一方、社会的信用も地に落ちてしまいます。
本研修では、パワハラ・モラハラの基本的な知識を身につけていただくと共に、指導とハラスメントの境界線について事例研究することで、部下・後輩への指導がどこまでが良くどこからがNGなのか、理解を深めていただきますまた、部下の力を引き出す接し方についても触れ、相手を委縮させて指導する従来のリーダーシップから、部下の力を引き出すリーダーシップについても知識を身につけていただきます。
対象者
中堅~管理職
研修の期待される効果
・部下の成長のためにと良かれと思って行った指導が、パワハラと言われてしまう
・パワハラと受け取られないか恐れるあまり、適切な指導ができずに部下が成長せず、部課の目標も達成できない
・パワハラにならない指導の仕方がそもそもわからない
・メンタル不調や退職が増えている
・典型的なパワハラは勿論、指導とパワハラの境界線が分かり、部下への適切な指導ができるようになる
・従来の指導法ではこれからの時代は難しいことを理解し、部下への指導法への認識がアップデートされる
・部下をどのように指導すれば効果的なのか、具体的なやり方が分かる
・メンタル不調や退職が減る
研修プログラム例
ハラスメントはダメ!ということは知っていても、それを自分の中で深く理解できていなければ、軽い気持ちからハラスメントに発展してしまうことがあります。データとワークから、なぜハラスメントをしてはいけないのか、どのような影響があるのかを理解するとともに、ハラスメントが起こる根底に何があるかを考えます。
・データで見る現代社会
・【演習】パワハラによる個人や企業への影響
・なぜハラスメントは起こるのか
2.パワーハラスメントについて考える
自分自身にパワハラに繋がる意識があるのか内観した上で、パワハラについて理解を深めていきます。パワハラの定義は勿論、事例研究によって、グレーゾーンについても考えます。
・【演習】パワハラ意識度チェック
・パワハラの定義
・【演習】事例研究
①相手が不満に思ったらパワハラ?
②強制したらパワハラ?
③熱血指導はモラハラ上司?
・判例紹介
3.部下の力を引き出す接し方
多様化する時代の中では、リーダー1人が引っ張りメンバーがついてくるだけのチームは脆弱です。重要なのは、部下一人一人が力を発揮できるように導くこと。そのためには何が必要なのか、どのように接するのか、ワークを通して身につけていただきます。
・心理的安全性とは
・拡張-形成理論
・アンガーマネジメント
・アサーティブコミュニケーションとは
・【演習】アサーティブな聴き方
・【演習】アサーティブな伝え方
・その行動は利己か利他か?心の矢印の向きを整える
ワーク紹介
明らかにパワハラと分かるものはほとんどの方がNGだと理解できています。そうではなく、これはどうなのだろう?と迷いがちな事例を元に、グループでディスカッションすることで、グレーゾーンの事象にも対応できるようになります。
<アサーティブな伝え方>
攻撃でもなく委縮でもない、アサーティブに伝えることのできるフレームワークを使い、実際の業務で部下に伝えたいこと、伝えたかったがうまく伝えられなかったことを題材に、セリフを作ります。それに対してフィードバックをすることで、どのように伝えれば効果的なのか理解し、実際の現場で使えるようになります。
お客様の声
もっと自分で考えて動いてほしい、と常日頃部下に対して思っていましたが、それをさせないでいるのはもしかしたら自分たち管理職の在り方だったのでは?と感じました。特に悪気なく言ったことが、相手の自信やチャレンジ精神を失わせることがあると知ったので、今後は、本日の内容を参考に伝え方を意識して、皆が不安なくアイディアを発言できるチームにしていきたいと感じました。
講師からのメッセージ
MIDORI SAKURA咲良 美登理
部下に甘くするのでは部下は成長できません。それは部下にとっても機会損失です。管理職には、部下の成長のために、必要な指導は行い、不要な指導は行わない、という見極めが大事です。そのためには知識も大事ですが、最終的には上司の「在り方」が問われます。この研修では、パワハラに関する知識だけでなく、アンガーマネジメントや利他の精神についても触れ、自分自身の管理職としての在り方も磨いていただきます。
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