OJTで成果を出すための指導力強化研修価値観が多様化する時代の教え方の基本を学ぶ!/7時間(調整で6時間でも可能)
こんな課題に対する研修です
働き方、価値観、考え方など「多様化」する組織、社会においては、指導教育をすることへの難しさを実感する場面が増えています。特に新入社員、若手社員への指導においては、同世代の社員のみならず、より年齢の離れた社員が指導にあたることが多く苦労している声もよく聞きます。ハラスメントだと言われるのを恐れて、指導を躊躇する事態に陥っている・・・
改めて職場での指導教育について焦点を当てて、社員の離職防止や早期戦力化に貢献できるような力をつけたい組織には相応しい研修です。ティーチング、カウンセリング、コーチングなどの個々のテーマのエッセンスを学んだうえで、職場での指導教育に必要なスキルを高めさせたい組織にはおすすめです。また、指導教育の経験はあっても、世代間のギャップなど、改めて学び直したい層の方にもおすすめです。
対象者
中堅社員、OJT担当者
研修の期待される効果
・OJTの経験がないために、どのようにしてOJTを進めればいいのかわからない。
・部下や後輩に業務内容を教えるときに、どのようなかかわり方をすればいいのか。特にイマドキの若手社員(Z世代)の考えがよくわからなくて、教え方に迷いが出る。
・部下とのかかわり方がわからない。
・OJTのやり方を理解し、相手に応じたOJTの進め方が理解できる。
・価値観や世代が異なっても、部下や後輩への業務指導を目的をもって行うことができる。
・部下とのかかわり方にためらいがなくなり、必要に応じたコミュニケーションをとれる。
研修プログラム例
<内容>
・研修のねらいと進め方
・講師、受講者相互自己紹介
1.3つの指導育成の方法
指導育成の手法、指導育成者の役割について理解します。ご要望に応じて、貴社の指導育成制度についても説明します。また、育成に必要な心構えとして「任せる」「成功体験を積ませる」「承認する」などを理解します。指導環境に応じた育成のポイントもおさえます。
<内容>
・3つの育成手法(OJT、off-JT、SD)
・3つの役割(ティーチャー、メンター、コーチ)
・育成に必要な心構え
・対面、オンラインにおける育成のポイント
2.OJTの進め方
OJT場面の育成面談について理解します。面談のステップごとにポイントをおさえます。目標、PDCAなど、指導育成を進める際の業務マネジメントについて理解します。また、指導育成にかかわるコミュニーションスタイル(4つのタイプ)を理解し、異なるタイプに向けての関わり方をおさえます。OJTの成果を測る方法や後輩との合意形成のポイントを理解します。
<内容>
・育成面談の進め方
・目標の明確化
・PDCAサイクルを回す
・指導育成スタイルチェック
・OJTの成果を測る方法
・合意形成は一つ
3.指導育成に必要なコミュニケーションスキル
指導育成に必要なスキルを、主に1対1のコミュニケーションの観点でチェックします。非言語コミュニケーションの他、傾聴、質問、フィードバックのスキルを確認します。また、「褒める、叱る」場面でのポイントを確認します。
<内容>
・非言語コミュニケーションのポイント
・傾聴のスキル
・質問のスキル
・フィードバックのスキル
・傾聴と質問の演習(質問カードを使って話を続ける)
・褒める、叱る
4.後輩指導実習
インプットした知識やスキルを実践形式で理解できているかを確認できます。また、観察者役を通して、フィードバックするスキルが身につきます。相手(後輩)となる世代の特徴を把握できます。
<内容>
・実習の進め方
・3人1組による後輩指導実習のロープレプレイング
(ケース例)
・Z世代若手社員のケース
・学卒新入社員のケース
・ベテラン中途社員のケースなど
5.まとめ
これまでの内容を踏まえ、明日から実践することを他の受講者の前で発表します。
<内容>
・明日から実践すること
・取り組み継続のために
・まとめ
▼研修のウリ!
OJT場面の後輩指導に焦点を当てて、必要な心構え、知識、スキルを理解できます。単にインプットで学ぶだけでなく、3人1組のロールプレイング方式をで行うことにより、実践的に学べることができます。また、OJTを進めるうえで必要な後輩との面談を進めていくためのポイントも合わせて理解できます。
お客様の声
講師からのメッセージ
KAZUYOSHI MASUDA増田 和芳
働き方改革、価値観の変化、VUCAによる環境の変化など、組織が指導育成に取り組むのが容易ではない環境になっています。従来通りのOJTのやり方では、育成に時間がかかってしまうことも十分に考えられます。また、コミュニケーションを撮ること自体に課題をもっているビジネスパーソンが多く、指導育成に携わる社員も同様です。OJTの心構えや役割を見直すとともに、実際にOJTの面談を進め方について、ステップを踏みながら理解を深められる内容です。基本から実践へ体系的に理解できます。
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