レジリエンスを使って自分が成長逆境や試練を自分のチャンスに変える/2~3時間(オンラインでも対面式でも可能)
こんな課題に対する研修です
現代社会での急速な変化・技術の進歩・少子高齢化・グローバル化等の環境のなかで、会社や個人が持続的に発展し続けるためには、積極的に先を見て予想する必要があります。最適な対応をするためには、常にスピードを重視した行動が求められます。課題に対して万全の準備を備え、最適な策を取りながら仕事を進めても結果的に失敗することはありませんか。
この研修では、その失敗から何を学び、どのように気持ちを切り替えて、前向きに仕事をするには、ストレスマネジメントのシステムを理解し、行動する必要性を学びます。
そのシステムのなかで落ち込んだ気持ちを立て直すにはレジリエンスの力が必要で、その失敗の経験を事実として受容し、その経緯を振り返ると自分が成長した事柄が理解でき、それが今後の自分の成長になることを学びます。
対象者
若手~管理職、経営者
研修の期待される効果
・社会環境の変化の事実を認めず、仕事は前例踏襲を続けていけば自分がキャリアアップできるという意識の社員が多く職場に活気がない。
・社会環境の変化の事実を理解しているが、自分が積極的に対応しなくとも上司の指示を受ける姿勢で仕事を進めればよいと考えている社員が多く、職場が不活性化している。
・仕事の評価は失敗することが評価を下げる要因なので、なるべく自分は当事者にならず他人事として仕事をする。
・社会環境の変化の事実の理解と今後の予想を把握し、積極的に仕事をすることがキャリアアップにつながると思う社員が増え、職場のエンゲージメントが向上する。
・社会環境の変化の事実を理解し、コミュニケーションを使って積極的に上司と意見交換し、仕事をする社員が増え職場の雰囲気が活性化している。
・仕事は準備、プロセスを最適化しても結果が失敗することもあるので、それを振り返り自己成長の源と思う社員が増える。
研修プログラム例
仕事を常に成功させようと思って行動しても失敗もあることを理解する。
その評価を最初は感情的に受け入れられないけれど、事実として受け入れることが大切だと理解する。
【内容】
・仕事準備や仕事中の心理
・成功のために事前準備の必要性
・仕事の成功、失敗、評価
・仕事後の評価と心理とは?
・評価(成功と失敗)?
・思い込みの打破
・評価された内容はいつまで続くのか?
2.ストレスマネジメントの学習
失敗したときにネガティブ感情を持つが、ストレスをコントロールしメンタル不調の未然防止につなげる重要性を理解する。
【内容】
・仕事後の評価による心理の影響
・失敗したときの心理=ネガティブ傾向
・メンタルヘルスが不調になる可能性
・ストレスコントロール
・日常的なストレスコントロールとメンタルヘルスとの関係
・ストレス解消(コーピング)
・気分を前向きにする有益性
3.レジリエンスの理解
レジリエンスの力で自分の心を平常に戻し、自分の仕事の振り返りから自己成長の足跡を自己承認する。
今後のVUCAの時代を会社や個人として乗り切るためには、レジリエンスの力を利用し、より一層多様な視点と価値観をもって積極的に仕事をする必要があることを理解する。
【内容】
・落ち込んだ心理の回復の有益性
・ストレス解消からレジリエンスへ流れ
・レジリエンスとは何か?
・仕事の業績と感情の起伏の関係
・レジリエンスを支える力?
・自分を成長させる方策とは?
・現代、未来の社会への対応
・VUCAの時代を乗り切る必要なレジリエンス
・レジリエンスを通じた自己成長
・多様な視点と価値観で対応する必要性
▼研修のウリ!
・講師の国家公務員時代の仕事の経験を自己開示し、いくら仕事の準備の段取りや経過を適切に行っても、環境の変化や時間不足などから自分の予想した結果がでないときもあると認める大切さを理解していただきます。
・結果により、感情の落ち込みがありますが、失敗した反省点や再発防止を考える必要性とまた一方で自分の成長を確認し、次の仕事に向かう気持ちを奮い立たせる研修です。
お客様の声
・現代社会はVUCAの時代と言われているので、何が正解かわからないことが理解できた。でも仕事を進めて生産性の向上に努めなければならない。そのためにはレジリエンスの力を利用して前向きに仕事をしたい。
講師からのメッセージ
AKIRA TOEDA戸枝 明
現代社会には、アナログ、デジタルの仕事が混在しています。そして今後はDX時代に向けて仕事が変革していく時期です。社会のニーズに合わせて、仕事の種類や内容、求められるスキルなどが急速に変化しています。仕事によっては、昔からの伝統を守り続ける必要な仕事もありますが、多くの仕事はその変化の波に乗りかつ将来を予想して対応することが必要です。その場合には必ず成功の連続が続くことはないと思われます。上手くいかないときこそレジリエンスという反発心をもって自己成長を続けていくことを願っています。
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