社会人としての基礎(2)人・モノ・金・情報について学ぶ/1日5時間で4日間(グループワークや振り返りの時間等で調整可能です)

今さら聞けないビジネスマナー研修

こんな課題に対する研修です

新卒新人にむけての「社会人の基礎」というと、いわゆる「報・連・相」や「ビジネスマナー」などがメインになることがほとんどです。その一方で、ビジネスの基本的な要素である「人・モノ・金・情報」について学ぶ機会はあまりありません。例えば「自分の給与明細書を見て、控除されている内容についてわかること」や「会社の売上と利益はイコールではないと理解していること」など、ビジネスパーソンとしての基礎的な知識をこの研修で学びます。
また、SNSでの情報発信が難しいことではない若い世代には、特にコンプライアンスの遵守が厳密に求められます。正しい情報発信のしかたや守るべきルールなどを「情報」のパートで深く学びます。

対象者

新卒新人研修(入社後2~3年目までも対象となる)

研修の期待される効果

デフォルト画像

・人・モノ・金・情報という言葉は知っているが、それぞれが何を意味するのかよくわかってはいない
・コンプライアンスという言葉や「個人情報保護」が大切だということはわかっているが、自分のどんな行動が問題になるのかはわかっていない

デフォルト画像

・人・モノ・金・情報がビジネス上、どんな意味を持ち何が重要なのかを理解し、社会人としての基礎をきちんと固めることができている
・会社の一員として「利益」を生み出すことや、「損失」を与えないようにすることなど、正しい行動がとれるようになる
・今後自分が取り扱うことになる「情報」の重要性や、不用意に開示してしまうことのリスクをきちんと認識し、社会人として正しい行動をとることができる

研修プログラム例

1)人(人件費とは)
・自分の給与明細書を確認する(控除されるもの、そのしくみ、自分の時給)
・税金や保険料について仕組みを理解する
・会社にとっての人件費を理解する(給与以外の人件費など)
【グループワーク】人件費を抑えるにはどんな工夫ができるか考える
2)モノ
・自社の製品について研究する(原価や製造工程など)
・自社製品の属する業界について理解する(業界研究)
・自社製品の競合を調べる
【グループワーク】自社製品の「次」を考える(業界内で圧倒的なシェアを誇れる新製品)
3)金
・会社のお金の流れを整理する(簿記3級レベルの会計知識)
・財務諸表の見方とそこからわかることを理解する
・会社の利益とは何か、赤字/黒字とは何かを理解する
【グループワーク】財務諸表からその会社の「課題」をみつけて、解決策を考える
4)情報
・会社が取り扱う情報と「個人情報保護」
・コンプライアンスとは何か
・社会人として守るべき法令について正しく理解する
【ミニクイズ】コンプライアンスとは何かとその解説
まとめ:
人・モノ・金・情報と会社の運用(経営)について
・データドリブンという考え方(データで語る)
・重要なことは「データ」を正しく集めて正しく判断(理解)すること
・データの集め方、リソースの信頼度、分析の手法(詳しくは別の講義で)

ワーク紹介

【グループワーク】
人件費の構成要素を知り課題を発見し分析する
自社製品について様々な側面から研究する(業界、競合、特徴など)
新製品の企画プレゼン
【ミニクイズ】
コンプライアンスについて

お客様の声

受講生の声:
・会社は自分に給料を払っているだけだと思っていたが、例えばオフィスの家賃や備品、福利厚生など様々にコストがかかっていることを初めて知った
・自分の時間単価や会社の利益構造を知ったことで、売り上げをあげること以外にも会社に貢献できることがわかった
・自分の不用意な発言やSNSへの投稿などが、会社にダメージを与える可能性があることを知って怖くなった。これからは気を付けるし、友人たちにもこの研修の内容は伝えようと思った
研修担当者の声:
報連相やビジネスマナーも社会人として必要な基本スキルですが、この研修(人・モノ・金・情報)を受けたことで、会社の運営(経営)に関して興味がわいたようです。自分の給与がどう計算されているか、会社がどうやって利益を出しているのか、といったことを体系的に学べたことは良かったと思います。
まとめの時間で「データドリブン」の話になって、ここに興味を持った社員が多かったので、追加でデータ分析のコマを作っていただきました。

講師からのメッセージ

青栁 伸子

NOBUKO AOYAGI青栁 伸子

新卒新人や2~3年目までの間に、会社の基本(人・モノ・金・情報)について理解する機会があったかどうかは、その後の長い社会人人生を大きく左右することになると思います。何故なら、これらの「基礎」を系統だって学ぶ機会はあまりないからです。「知っている」レベルの知識であっても、知らないよりは格段に意識や認知が深くなります。
この研修を受けることで「会社」や「会社の経営」に関して興味を持ってもらえれば、と思い企画しましたが、データドリブンの追加講義のリクエストがあったことは嬉しかったです。また、半年後の研修では「ロジカルシンキング」を取り上げ、入社時研修のブラッシュアップができました。

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