経営者目線の財務自社と競合のポジションを決算書で見る/2時間~1日(課題や演習の数等で短縮)
こんな課題に対する研修です
役員、幹部職員クラスでも目先の課題や仕事をこなすことばかりで経営者目線で経営全体を見据えた計画や行動がとれていないということをしばしばお聞きします。一つとしてしっかりと自社の競合他社などと比較した立ち位置をよく理解していないことがあり、その一つの要因として自社を他社と経営数値などで比較した真の理解ができていないということがあります。
こういった姿勢が最終的に会社全体ではなく自部門だけの壁や部分最適を生みがちです。
この講座では実際に自社や競合他社の財務諸表・財務指標を使い、競合他社と比較しての自社の課題などを実際に考える力を養います
対象者
役員、幹部職員
研修の期待される効果
財務などは経理や経営企画部門が考えればいいもので自分は自部門の目標さえ達成するように努力すればよいといった状況で会社全体の本当の理解ができていないことが見受けられます。そのため、売上の増加、コストの削減といった画一的な数字の見方・方策しか建てられません。特に単に売上だけ追っているとちょっとした躓きで経営危機に陥ることも十分あり得ます
自社と競合他社の財務数値を3つの経営者 視点で見て考える力をはぐぐむことによって、全社経営に与える影響を数字で見る力は養われ全社的観点からの行動ができるようになります
研修プログラム例
さほど普段から決算書を見慣れていない方でもすんなりと読み解くポイントを実際に手を動かし、考えながら実践してもらいます
<内容>
・分析視点に重要なこと
・数字の見方の基本
・貸借対照表の見方 ー典型的な型
・損益計算書の見方ー典型的な型と比較手法
・キャッシュフロー計算書ー必要性とざっくり理解手法
■経営者目線ー銀行目線
経営者として大切な銀行目線で自社と競合他社の財務数値・指標を見て判断する力を養います
<内容>
・銀行目線とは何か?
・銀行目線の重要経営指標 -流動性、自己資本比率、デットエクイティレシオ、回転期間など
■経営者目線 ー経営者目線(狭義)
自社を競合と比較して、手許キャッシュは確保しながら効率性を極め競争していくための指標を見て・判断する力を養います
<内容>
・売上を中心として比較・時系列指標
・生産性指標
・キャッシュマネージメントを考える
■経営者目線 ー経営者目線(狭義)
特に投資家から判断される資本効率性指標を競合他社と比べながら見ていき、自社が投資家から選ばれるためにはどのような手を打っていくべきなのかを考える力を養います
<内容>
・投資家目線で気を付けること
・資本コストとWACC
・3つの重要指標ROE、ROIC、TSR
▼研修のウリ!
・実際の企業(自社も可能です)と競合他社の数値を使って演習を行うので極めて実践的です
・ケーススタディやクイズを使ってやっていくので受け身の聞くだけでなく、参加者が自分の頭で考えるのでしっかり身につきます
お客様の声
・生の実例を扱うので演習等は、すごく疲れましたが自社の仲間と真剣に経営を考える良い機会になり心地よい疲労感でした
講師からのメッセージ
TAKASHI KAWAI川井 隆史
MBAなどで行う会計や財務の内容やそこでは教わらないような、現場で実際に使うような実践的部分だけを抜き出しています。レクチャーも最低限ありますが、基本的には出席者の方が自分で考えて手を動かして身に着けてもらいます。「数字」は実際に自分の頭で考え、手を実際に動かさないと身につきません。ここでやったようなことを実際に現場でも試してみて是非身に着けてください
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