マタニティハラスメント防止研修~妊娠、出産、子育てについての多様な価値観を知り、信頼関係を築く~/2~3時間
こんな課題に対する研修です
子育てとの両立のための制度は整えているのに、育児中の女性がなかなかパフォーマンスを発揮できていないと感じていたり、育児中の女性に対するちょっとした一言で相手を傷つけてしまったり、育児中の女性と他の社員の間で目には見えない軋轢を感じていたりといった課題に対する研修です。
対象者
管理職、経営、人事、総務
研修の期待される効果
・妊娠、出産を機に女性社員が辞めてしまう
・子どもの事情で急に休まれるとイラっとして、つい嫌味をいってしまう
・指導として言った一言で、メンバーから、「傷つきました。マタハラです」と言われて、何も言えなくなってしまう
・休んだワーキングマザーの分の仕事が、独身や子どものいないメンバーの業務負荷になり、不平不満が出る
・子育てのことはよくわからないから、どう接していいかわからない
・ワーキングマザーが必要以上に頑張りすぎてしまい、体調が悪くなってしまう
・育児の状況にあった最高のパフォーマンスが発揮できるようになります
・パフォーマンスが発揮できることがモチベーションとなり、離職率が下がります
・ハラスメントと受け止められない指導ができるようになります
・チームとして信頼関係を築くことができるようになります
研修プログラム例
(1)妊娠中の女性の心と体
(2)産前休暇に入る前の生活
(3)子どもが生まれてからの生活
2.ワーキングマザーのキャリアデザイン
(1)ありたい姿、目指したい姿は人それぞれ
(2)子どもの成長段階とキャリア
(3)こんなことは傷ついた実例紹介
(4)管理職が配慮することとは
3.多様化するメンバーのマネジメント
(1)多様性の理解
(2)相手を知ろうとすることの大切さを知る
(3)管理職としてあるべきスタンスとは
ワーク紹介
妊娠、出産、育児についてのクイズを盛り込んでいきます。
各コンテンツのポイントとなるところをコンテンツに入る前にクイズ形式にすることで、何を知っていて何がわからないのかを明確にし、抑えたいポイントを印象付けます。
●ケーススタディ(2で行うワーク)
家庭の状況、キャリアに対する思いの違う2人のケーススタディを通じて、マネジメントする側として配慮するべきことを考えていきます。
講師からのメッセージ
YUKA ENOMOTO江野本 由香
どのように時代が変わっても、妊娠、出産、子育ては女性にとっての大きなライフイベントです。女性のM字カーブが緩やかになって、出産後も働き続ける女性が増えましたが、両立の仕方は母親一人で決められるものではなく、個別の事情によるところが大きいです。女性がパフォーマンスを発揮して働き続けるには、どんな制度よりも、職場のちょっとした言葉がけ、配慮が有効です。10年間の育児時短勤務経験、また育児時短勤務者のいる組織での経験を踏まえ、お互いが信頼関係を築いて気持ちよく働ける職場について、お伝えしてまいります。
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