知的財産基礎講座知的財産のリスクや活用方法を身に着けよう!/半日~1日
こんな課題に対する研修です
知的財産権とは特許権や商標権といったアイデアやネーミングを他人の模倣から守るための権利です。知的財産権で守られているアイデアには形がないので、模倣しようと思わなくても同じような他人のアイデアを商品化してしまう可能性もあります。でも、知的財産権の侵害に対しては「ついうっかり」という言い訳が通用しません。そして、製造販売が差止されるだけでなく損害を賠償させられることにもなり、会社に多大な迷惑をかけてしまいます。一方、営業活動の中で、自社商品のアピールのあまり、商品化前の商品の内容をうっかり漏らしてしまい、競合他社に真似されてしまうリスクもあります。そのような事態にならないように、本セミナーでは、リスクと活用という観点から知的財産権の基礎と実務のポイントを解説します。商品・サービス開発の担当者だけでなく、営業や企画場面での関連実務も丁寧に解説します。
対象者
若手~管理職
研修の期待される効果
「商品化したものと似たものが他社から出ている。何とかならないだろうか?」「他社から当社の商品名が商標権侵害しているといわれた、どう対応すればいいのかわからない。」「客先でプレゼンした内容がいつの間にか客先や競合の商品になっていた。何か手立てはないだろうか?」「他社の商標権を侵害しない商標を使用するにはどうすればいいのか?」といった疑問や悩みがある。
・特許や意匠、商標といった知的財産の基礎が理解できる。
・知的財産関連のリスクとしてどのようなものがあるか理解できる。
・日々の業務の中で知的財産がどのように関係しているのか理解できる。
研修プログラム例
・知的財産と知的財産権の種類
・特許の概要
・商標の概要
・その他の知的財産の概要
⇒まずは知的財産について基本的なことワークも含めておさらいします。
2.知的財産権の持つ力
・特許権の権利範囲とできること
・商標権の権利範囲とできること
・意匠権の権利範囲とできること
・著作権の権利範囲とできること
・その他の知的財産の持つ力
⇒特許権や商標権の「権利」の内容やできることを理解します。
3.実務における知的財産
・研究・開発部門における知的財産リスクと活用
・営業・広報部門における知的財産リスクと活用
・企画部門における知的財産リスクと活用
・総務部門における知的財産リスクと活用
⇒部門別の知的財産リスクと活用方法をワークも含めて理解します。
4.まとめ
ワーク紹介
ワークその2:仮想事例を用いながらロールプレイを行い、知的財産のリスクと活用についての理解を深めます。
講師からのメッセージ
KIYOSHI FUKASAWA深澤 潔
特許や商標という言葉を聞いたことがあっても、実際のビジネス場面で自分にどのような関係があるのかまではなかなかわかりづらいところがあります。知的財産は形のないものなので、いつの間にかリスクに晒されることもあり得ます。実務において知的財産の活用ができるようにサポートいたします。
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