虐待予防研修〜VR活用したケーススタディ〜/90分

メンタルヘスルセルフケア

こんな課題に対する研修です

虐待は生命・健康・生活が損なわれるような状態におかれることとして、高齢者虐待防止法で養護者や要介護施設従事者等から不適切な行為や扱いによって権利・利益を侵害されることを禁止られています。また介護事業所においてその防止策を講ずることとして法定研修として義務付けをされています。しかしながら、虐待や不適切なケアがなくならないのはなぜでしょうか。不適切なケアを受けている被害者の視点を体感することで、虐待を未然に防ぎ、虐待の芽と言われるグレーゾーンな不適切なケアがチームの課題であることをグループワークをしながら、抽出する研修です。そこから理念に向かって本来あるべき姿に立ち返る研修です。

対象者

介護事業所職員

研修の期待される効果

デフォルト画像

認知症の利用者の方の介護を行う中に、何度も繰り返し対応することに困惑、疲弊したり、忙しい業務をこなす中、介護者側の都合で相手を無視をしたケアを行っている介護職員、知識が不足していて、非意図的な虐待を行っている職員が主体に働いている事業所

デフォルト画像

認知症利用者の視点を体感し共感的理解をすることで、自分が行っている介護、ケアを見つめ直すことができる。また、当たり前に普段から行っている介護やケアが虐待の芽に繋がっていることを知り、身体拘束をも含めて、組織風土など5つの虐待要因をチームで考え、課題解決に繋げていくようになる。

研修プログラム例

虐待予防研修
不適切なケアを受ける利用者の視点をVR動画を視聴することで虐待につながるグレーゾーンと言われる不適切ケアを防止する観点を養う。チームの課題を多角的に考えられる取り組めるようになる。
<内容>
1.虐待とは
 1)虐待の種類
 2)不適切なケアを底辺とする高齢者虐待の概念
2.VR体験 事例設定し相手の視点を体感する 
3.ワーク 
 1)個人ワーク
 2)グループワーク
4.まとめ 

▼研修のウリ
不適切なケアを受ける利用者の視点を体感することで、意図的虐待、非意図的な虐待で無いかどうか、また普段の介護が不適切なケア・虐待の芽になっていないかを振り返り、ワークを通じて、個人、チームの課題を多角的に考え、課題解決につながる研修です。

お客様の声

目線や姿勢が利用者の視点になって見て怖いなと感じた。車椅子で話しかけるとこんなにも圧迫感や威圧的に感じるんだと実感した。相手があっての自分が成り立っていくことに気がつけた。グレーゾーンが多くあることがある、利用者側が体験できた。利用者の立場になって声掛けや対応をしていくようにしたいと思えた。
認知症の利用者の方に対して、無意識に行っていたのは知識不足であることがわかった。目に見えるもの(顕在化)に意識するだけでなく、目に見えないもの(潜在化)を意識することにより、虐待予防ができより良い、環境が作れることがわかった。

講師からのメッセージ

平野 真弓

MAYUMI HIRANO平野 真弓

虐待は違法です。介護者側の都合で相手の意向を後回しにしたり、つい口調がキツくなってしまっていませんか。利用者の意思確認できていますか。忙しさや知識不足から、不適切なケアに繋がってしまわないように、また、習慣から意図的な不適切ケアに慣れないように、法人理念やケアの目的に沿った本体のあるべき姿に立ち返るように、是非この研修に参加してください。

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