管理職向け実践思考スキル研修管理職に必要な「整理力」「提案力」「戦略考察力」を身につける実践研修/7.5 時間(2.5 h × 3コマ)※ワークの組み合わせで時間調整可能

ベーシックマネジメント研修

こんな課題に対する研修です

管理職にとって必要な「組織全体を視野に入れた思考」と「思考を行動に移すための方法」を身につける研修です。
管理職の日常は、自分自身のスケジュールをこなしながら、同時に組織の成長や戦略を考える必要があり、様々な場面で
これまでの経験の振り返りや、新しい情報を取り込み柔軟かつスピーディーな思考が要求されます。

本研修では、管理職が求められる仕事の基本的な考え方と、それを論理思考フレームワークを活用しながら、その場で実践する(思考する)方法を学びます。自身の頭の中が可視化され、思考がより構造的になります。判断の精度や速さが向上するだけでなく、水平思考や解決思考などの発想の転換も行いやすくなります。
フレームワーク演習では、実際の仕事の場面をイメージした設定で行うため、やり方を学びながら、これから自分が組織の中でどう振舞っていけば良いかの気づきも得ることが出来ます。

対象者

管理職、次期管理職

研修の期待される効果

デフォルト画像

・自身のタスクですでにオーバーフロー気味になっており、組織開発や戦略を考えるまでに至らない
・業務改善や今後の戦略においてイメージがあっても、どうアウトプットしていけばよいかわからない
・組織開発や今後の戦略について、何をどこかから考えれば良いかわからない

デフォルト画像

・個人のタスクと組織全体のタスクの双方を整理し、最適な優先順位付けができる
・改善案や戦略を提案書イメージにまとめることができる
・組織開発や今後の戦略について、自身のイメージや周りからの意見をまとめ、具体的な計画としてまとめることができる

研修プログラム例

1.「整理力」が向上する論理思考スキル
タスクの棚卸し、優先順位付け、タスク漏れ防止、作業効率をあげるためのタスク要素分解の方法を学びます。組織の目標達成やプロジェクト推進においては、タスクの優先順位付けや要素分解が適切に出来たかどうかで、その後の実行段階でのパフォーマンスに大きく影響します。このカリキュラムでは、タスクの要素分解方法と、タスク間の優先順位付けの方法を学びます。ここで学習するロジックツリーはタスク整理だけでなく思考の整理全般で活用できるフレームワークです。

<カリキュラム>
(1)(講義)管理職視点と扱う情報の構造化   
   (演習)ロジックツリー演習
(2)(講義)4象限マップで情報を整理する
   (演習)重要度緊急度マトリックス演習
(3)(講義)効率的なタスク推進
   (演習)GTD演習

2.「提案力」が向上する論理思考スキル
顧客や上司へ提案する際は、その提案内容が課題に対する解決方法になっているだけでなく、より客観的な評価のもと、わかりやすい構成になっている必要があります。提案内容がわかりにくかったり、偏った判断のもとで提案内容が作られたという印象を相手に与えてしまうと、その提案の中身の是非に関わらず、相手は聴く耳を持ってくれなくなります。
この研修では、提案のわかりやすい構成(骨子)の作り方から、提案内容自体のブラッシュアップ、相手に喜んでもらえる提案のコツを学びます。

<カリキュラム>
(1)(講義)提案内容の深掘りと整理
   (演習)ディシジョンツリー演習
(2)(講義)わかりやすい提案の骨子
   (演習)TAPS演習
(3)(講義)相手に喜んでもらえる提案
   (演習)意思決定マトリクス演習、カスタマージャーニーマップ演習

3.「組織開発力」が向上する論理思考スキル
管理職はその所属する組織全体の舵取り役です。目の前の対顧客の仕事を推進するだけでなく、組織としての目標設定や、継続的にチーム力を成長させる事も大事な役割の一つです。この研修では、組織としての戦略とは何かを理解し、これからの戦略を考える力を身につけます。またメンバーの能力や性格を考慮し、チーム力が最大限に発揮されかつ成長していくチームビルディング方法を学習します。演習をとおして、適材適所で采配する方法、一人ひとりのやる気を引き出す方法を学びます。

<カリキュラム>
(1)(講義)戦略を理解する
   (演習)戦略の階層演習、ビジネスモデルキャンバス演習
(2)(講義)成長するチームビルディング
   (演習)PM理論演習
(3)(講義)向上心・コミュニケーションの活性化
   (演習)認知・行動ループ演習、GROWモデル演習

ワーク紹介

各カリキュラムで行う演習は、フレームワークを理解するための「練習ワーク」と、自身の仕事をテーマにした「リアル考察ワーク」の2つでワンセットとしています。
「練習ワーク」では、研修で学んだ内容を仕事でよりスムーズに実践できるように、やり方を確認しながら進めます。そして「リアル考察ワーク」では、自らの経験と思考をもとに”管理職としての自分なりの考えをアウトプット”していただきます。このワークは言わば「実践ためのはじめの一歩」です。

講師からのメッセージ

尾関 博昭

HIROAKI OZEKI尾関 博昭

この研修が他の管理職向け研修コンテンツとは明確に異なる部分は、論理思考フレームワークの学習とセットになっている事です。

これまでの一般社員だった頃は、教わったことを教わったとおりにやれば、ある程度のレベルで仕事をこなす事はできました。言い換えるなら、より基本に忠実であることが重要でした。しかし、管理職になればこれからの仕事は全て応用編です。いくら考え方ややり方について教わっても、その場の状況によって正解はいつも異なります。その都度、自身で答えを出し、経験値を積み上げていく事がなによりも大事です。

故に、この研修も受講者が自身で考え答えを出す機会となれば、それこそがなによりの成長ステップになると考えました。そしてそこで最も役立つのが論理思考フレームワークです。様々な考察をわかりやすく反復可能な形に整理したものがフレームワークです。決して答えを教えてくれるものではありませんが、自身で考える際、これまでの経験、知識、ひらめきをより効果的に使うことをサポートしてくれます。
この研修はフレームワークの力を借りて管理職としての思考を身につけ、みんなを常にリードしていく存在なるための研修です。

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