アサーティブコミュニケーション「アサーティブコミュニケーション」とは?

「アサーティブコミュニケーション」とは

「アサーティブコミュニケーション」とは、相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行うことです。

「アサーティブコミュニケーション」が注目されたのは、1970年代アメリカの人権運動からです。長年の抑圧から自由になったものの、自分をうまく表現することができず自信を喪失してしまう人々の就職活動の援助のためトレーニングが行われるようになり、その後、相手に尽くしがちな援助職にも広がり、日本に導入されました。

「アサーティブコミュニケーション」には、以下のような良い影響があります。

・率直な意見交換により、職場が活性化する
・多様な意見が出るようになり、イノベーションが起きやすくなる
・報告・連絡・相談・確認が円滑になり、生産性が向上する
・職場の人間関係が向上する
・相手も自分も大切にできるようになる

アサーティブコミュニケーションは、役職や立場に関わらず、組織に関わる一人一人が身につけることが重要です。

注目される背景

良いものを作れば売れる、という時代は終焉を迎え、顧客ニーズは多様化しました。強烈なリーダーシップの下、一つの意見だけでビジネスを進めていくのは、今の時代には大きなリスクとなります。だからこそ、一人一人が意見を出し、それを健全に戦わせながら合意形成し、多様なニーズに応えていくことが必要です。

そのためには、相手に配慮しながら自分の意見をしっかり述べること、そして、自分の主張を押し付けるのではなく相手の話もしっかりと聴いた上で、最適解を考えていく、そのような力が求められています。

また、アサーティブコミュニケーションを身につけることは、ハラスメントの防止と組織の心理的安全性の向上にもつながり、その結果、従業員のエンゲージメントや定着率が向上します。

                       

参加者のこんな課題を解決します!

・相手がどう思うかが気になって中々自分の意見を言えない
・相手への要望や異なる意見も、うまく伝えられるようになりたい
・会議でメンバーにもっと発言してほしい
・アドバイスのつもりが、意見の押し付けになってしまう
・チームの活性化について課題を感じている

                       

研修を通して学べること

「アサーティブコミュニケーション」に必要な能力で代表的なものは以下となります。

・相手に話してもらうための「傾聴力」
 お互いに自分の意見を伝えるには、まず、こちらが相手の話をしっかりと聴く力を身につけることが必要です。

・自分の意見を相手に理解してもらうための「論理的表現力」
 自分の伝えたい事を正確に伝えるには、相手にわかりやすく伝える力が必要です。

・相手を不快にさせずに自分の意見を伝えることのできる「配慮力」
 相手に配慮しながら自分の意見を伝えるには、IメッセージやDESC法などのフレームワークが便利です。

研修を通して、聴き方、伝え方を磨き、自分自身の能力発揮にも、部下育成にも役立つ、総合的な「コミュニケーション」能力を身につけることができます。

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