1on1での部下のキャリア支援キャリア希望を言う部下、言わない部下、への具体的対応と支援の仕方/3~5時間(短縮実施可能:講演会形式の場合は60分):相談可能

キャリアデザイン研修

こんな課題に対する研修です

1on1での部下のキャリア支援は極めて重要です。部下自身にとっては自分の将来のことで非常に大事ですが、上司によってはこの認識が不十分で、戦力となっている部下を失うのではとの不安が先に立つようです。さらにキャリア知識そのものへの不安もあり、安易な対応になりがちです。配置替えや異動希望が部下から出た時には理由はともかく、上司としては一層真摯な対応が必要です。さらにはこの機会こそキャリア支援を通じての部下育成に有効なのですが、残念ながら効果的に部下育成に繋げられてないようです。最悪のケースは優秀な部下の離職につながります。VUCAの時代には今までと違い、上司は最低限のキャリアの知識を身に付け、企業はこの点を強化する必要があります。何より部下へのキャリア支援を通じて、上司ご自身のキャリアを考えるきっかけとなり、多くの自立する社員の育成に繋がります。上司の具体的な対応を学べる研修にしています。

対象者

管理職、チームリーダー、人事部、経営企画部、TOP

研修の期待される効果

デフォルト画像

・部下の配属希望、異動希望への対応に自信が持てない
・部下の配属希望、異動希望は自分への批判だと考えてしまう
・部下から配属や異動希望の話が出てこない
・キャリア支援に自身がなく、対応に苦慮している
・部下のキャリア希望を有効に人材育成に活かせない

デフォルト画像

・部下の配属希望、異動希望への対応に自信が持てる
・部下のキャリア希望に冷静かつ有効に支援が出来る
・キャリアの話が出ない部下にも部下自身のキャリア形成にきっかけを与えられる
・部下のキャリア支援を通じて人材育成に有効に活用できる
・上司自身が自身のキャリア形成にも活かそうとする

研修プログラム例

■1on1でのキャリア支援とは
・1on1の内容
・1on1でのキャリア支援の位置づけ
<内容>
・1on1での話題
・1on1内容の割合
・部下面談の種類と位置づけ
・ポイントになる話題
・グループワーク①
:1on1でのキャリア希望への対応

■キャリアとは
・キャリアの概念
・上司に必要なキャリア知識
<内容>
・キャリアの基礎
・プロジェクトアリストテレスの発端
・重要な3つのキャリア知識
・企業で重要な組織心理学
・ダイバーシティの重要性
・グループワーク②
:ライフチャート

■上司自身がキャリアを考えてみる
・自分を振り返る
・幸せを感じる瞬間
・人で異なる8つの価値観
<内容>
・企業で異なるの1on1の位置づけ
・自分自身の棚卸
・個別化の重要性
・グループワーク③
:私の幸せとは

■部下へのキャリア支援のポイント
・企業内キャリア面談の意義
・部下へのキャリア支援、具体的対応
<内容>
・グーグルの離職
・キャリア希望を話す部下への対応
・キャリアの話をしない部下への対応
・基本は理論に基づく3つの方向性
・丁寧さと言葉選び
・グループワーク④
:私の将来とは

■本日のまとめ
・1on1でのキャリア支援の意味
<内容>
・部下へのキャリア支援のポイント
・上司の姿勢と態度
・言葉がけの重要性
・自身のキャリア形成

▼研修のウリ!
1on1での上司による部下のキャリア支援に関する情報は少なく、上司に任されている場合が多いと思います。私はキャリアコンサルタント国家資格を取得し、その学びの過程で1on1での部下キャリア支援に役立つ理論を知りました。自分自身が管理職時代に実践していた内容とほぼ同じであることに驚きました。そのキャリア理論を元にした実践的な内容です。悩まれている管理職の方に少しでも役立つことを願うばかりです。

お客様の声

講師自身が実際長年に渡って実践されたことからくる内容だと途中でわかりました。内容を聞くと至極当然のことなのですが、シンプルで説得力があります。一方で、私自身の1on1の経験値を高める必要性を痛感しました。このような内容を1on1で実際にしていた管理職もいらっしゃるということですね。企業内ということも十分理解された上での誠実な対応だと思います。非常に実践的で、私も活用できるようにします。

実際の面談内容と学問が一致するものなのですね。このような理論はもちろん知りませんでした。理論通りで本当に役立つとは。理屈は確かにそうなのですが、講師が話されてたように個別に丁寧な対応と、言い方や表現の仕方が何より重要だというのもわかります。あとは我々の実践です。これを知った上で1on1をするのと、知らないでするのでは大違いです。いいきっかけになりました。ありがとうございます。

講師からのメッセージ

小川 隆弘

TAKAHIRO OGAWA小川 隆弘

上司と部下による1on1では、キャリアの話題が出た時は部下育成の絶好のチャンスです。しかし多くの場合、キャリアに関する知識不足と異動や離職されることへの不安からか上司は部下育成の大きなチャンスを逃している場合があります。安易な対応になっている場合も散見されます。一方、人事部から見ると、「1on1での部下のキャリア支援研修」等の機会を活用して上司自身のキャリア研修にも活用できます。この機会を活用し、多くの社員のキャリア支援に繋げて頂ければ幸いです。また昨今どの企業でも課題となっているミドルシニアのキャリア形成やキャリア研修の必要性を考える機会にもつながると考えています。

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