海外ビジネス実務研修/4日(2-3時間/回 x 4回:内容の改編や粒度により調整可能)

こんな課題に対する研修です
最近は大手企業でも海外勤務を希望する人材の不足に悩んでいると聞く。
本研修では、これから海外赴任を控えている人、将来海外赴任を希望している人、また将来海外赴任の可能性はあるものの、現時点では本人が全くその気がない人等に向けた研修である。海外赴任を控えている人や将来希望している人に向けては、赴任後すぐにでも役立つ心構えや知識を、また現時点で海外での仕事に全く興味のない人には、海外勤務に少しでも興味と挑戦意欲を掻き立てるような内容について、経営層から担当者までレベルに応じて対応する。内容的には、一般的に行われている海外赴任前研修とは異なり、講師自身の25年に及ぶ豊富なグローバルビジネス実体験(失敗談も含めて)を数多く織り交ぜながら、「自分ならどうする」を考えさせるケーススタディを取り入れた内容となっている。
対象者
将来、海外勤務を目指す(予定する)社員
研修の期待される効果

①将来海外赴任の可能性はあるものの、現時点では本人が全くその気がない状態
②これから海外赴任を控えているが、言葉もできない、何が求められるのかイメージができていない、自信を持てない状態
③仕事のやり方や基本的な思考が「日本視点」から脱却できない

①海外勤務に興味を抱き、チャンスを逃さず挑戦してみたいと思わせる
②言葉や一般的な知識習得を意識するだけでなく、自分がなぜ海外で働くのかといった本質的な意味や課題に向き合える
③「グローバル」とは言っても、それぞれの地域や国によって思考法やマネジメントも異なることを理解し、視座を高く、視野を広げなければならないことを理解できるようになる
研修プログラム例
・日本人的感覚は通用しないことを理解
・人材育成の役割を担うこと、評価者であることを心得る
・納得性ある評価、報酬の重要性を知る
・自分自身の軸、ポリシーを持つ
・「人」対「人」であることは世界中同じ
【内容】
・海外勤務で注意すべきこと
・日本人出向者の役割
・組織運営管理の重要性
2.海外取引上の注意点、リスクマネージメント
・「国際ルール」国によって解釈が異なる
・遵法が原則「悪法も法なり」
・リスク管理の重要性
・回収は営業の責任
・予兆を捉える
・経営者マインドの一端を知る
・PL、BSよりもCF
【内容】
・競争法
・債権管理
・貿易コンプライアンス
3.労務管理の注意点
・日本以外は契約社会
・性悪説に立つ
・「人」対「人」であることは世界中同じ
【内容】
・進出先の労働事情を知る
・雇用者と被雇用者との関係性
・労務問題を発生させないために
4.海外でなら経験できるダイナミックな仕事
・何のために海外で事業を行うのか
・日本ではできない経験と考え、「挑戦」を楽しむ
【内容】
・拠点設立、合弁会社設立、事業提携、M&A、撤退
・.海外赴任5ヵ年計画
▼研修のウリ!
単なる知識を得る研修ではありません。
講師が実際に海外勤務で経験した実体験をふんだんに折り込みながら、それぞれのシチュエーションで「自分だったらどうするか」と考えさせるケーススタディを多く揃えた研修です。本研修のゴールは海外で働くことへの興味をもってもらうこと、挑戦意欲を掻き立てること、即戦力としての意識を高めることに主眼を置く一方で、「働く」ことの意義や、海外で事業展開をする意味等、本質的なことを思考する機会も準備しています。
お客様の声
「経験者の方のからの言葉(赴任に際してなすべきこと)が、漠然と海外赴任をしたい、と考えている実務担当にとってはわかりやすく、考えがクリアになって良かったのではないかと思います。体験談なども交えてご説明頂き、大変勉強になりました。貴重なお話をありがとうございました。」
講師からのメッセージ

MIZUHO HATAI畑井 瑞穂
今回記載した内容は基礎編ですが、その先には、これから海外に出ていく日本人が、中国人やインド人といった自己主張の強い国の人たちと、上司、同僚、部下といった形でともに協働するための意識変革を見据えています。また世界的に経済状況が不透明さを増す状況下、グローバル競争を避けて通ることは不可避であり、欧米、中国、インド企業と競合関係において、世界でそれぞれと伍して戦い、勝ち抜くための人財を育成することを通して、日本と日本企業の発展に貢献することを目標としています。
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