SDGs経営実践研修経営に“持続可能な軸”を組み込む戦略思考/3~5時間(入門編・企業編・企業応用編での対応も可能です。)

こんな課題に対する研修です
SDGsを掲げても、実際には“理念だけが先行し、現場が動かない”という声を多く聞きます。CSR活動と混同され、経営課題として落とし込まれていない、または部署ごとにバラバラな取り組みが散見される企業も少なくありません。さらに、社員一人ひとりが「自分の仕事とSDGsのつながり」を実感できていないことが、継続性を阻む要因になっています。
この研修では、SDGsを経営にどう統合するかを具体的に示し、自社の強みと社会課題をつなぐ実践的なフレームを提供します。理念を超えた“自社の存在意義”を再定義し、組織全体で未来志向の経営を推進する力を養います。
対象者
経営層・管理職・推進担当者
研修の期待される効果

・SDGsを“社会貢献活動”と誤解している
・17目標の関連性や自社への結びつきが曖昧
・部署ごとのバラバラな取り組みで、全社的な方向性が見えない
・SDGsを「外向けアピール」として扱っている

・SDGsの本質を理解し、自社の経営課題と統合して考えられる
・自社の強みを社会課題解決に活かす具体策を描ける
・部署横断のSDGs推進チームを立ち上げる意欲が高まる
・社員全員が「自分の仕事=社会貢献」と実感できる
研修プログラム例
経営との関連を把握:SDGsの17目標を経営の視点から体系的に理解し、全体像を俯瞰できる。
【内容】
ウェディングケーキモデルを用いた3層構造の関係性分析。
17目標の“依存関係とトレードオフ”演習。
2. 国内外の事例研究
先進企業の実践を学ぶ:他社のSDGs経営を分析し、自社に活かせるヒントを得られる。
【内容】
トヨタ・パナソニック等の国内企業事例と北欧型企業の対比分析。
SDGs成功要因の共通点を抽出。
3. 自社SDGsマッピング
社会課題×強み分析:自社の強みと社会課題の接点を可視化し、重点目標を設定できる。
【内容】
SWOT×SDGsマトリクス作成ワーク。
自社のビジネスとSDGsゴールの関連性をチームで議論。
4. 行動計画設計
実行可能なKPI設計:社員が主体的に推進できる具体的な行動指針を構築できる。
【内容】
チーム別にKPI・社内浸透策を設計。
社内外ステークホルダーへの発信方法も検討。成果共有発表。
▼研修のウリ!
SDGsを単なる“社会貢献”としてではなく、“経営そのものの軸”として定着させるための構造と仕組みを実践的に学びます。講師自身が、復興支援・環境教育・地域創生・企業コンサルの現場を横断して活動してきた経験から、SDGsを「現場の言葉」で解説。国内外の事例を交えながら、理念と利益を両立させる実践プロセスを共有します。
研修後には、「我が社のSDGsマップ」を完成させ、全員が“自分の仕事とSDGsのつながり”を言葉にできるようになります。企業が変われば、地域も変わる。その第一歩を、実践から生み出します。
お客様の声
SDGsという言葉は知っていましたが、どこか抽象的でした。今回の研修で、企業活動そのものが社会課題解決に直結することを学び、自社の事業意義を再確認できました。特にSWOT×SDGsのワークでは、社員の意見が活発に出て、皆の目の色が変わりました。「理念で終わらせず、利益と社会価値を両立させる」、そんな経営への転換点となる時間でした。
【女性・建設業 経営者(60代)】
講師からのメッセージ

MICHINORI FUJISAWA藤澤 道徳
SDGsは「理想論」でも「流行」でもありません。それは、企業が“社会の中で存在し続けるための約束”です。私は、復興支援や地域経営の現場を通して、SDGsが単なるスローガンではなく、経営の羅針盤になる瞬間を何度も見てきました。経営課題と社会課題を結びつける発想こそが、新しい価値を生み出します。この研修では、SDGsを掲げるだけでなく、“実装”に落とし込む方法を、実体験と具体例で掘り下げます。
自社の使命は何か?社会にどう貢献できるのか?その問いをチーム全員で考える時間は、きっとあなたの組織を変えます。理念を行動に、理想を成果に。未来を一緒に描きましょう。
この研修について問い合わせる