イクボス研修（管理職の意識改革研修）「若手社員から求められる上司とは～イクボスによる働き方改革～」／３時間程度
こんな課題に対する研修です
少子化が進んでいく日本では、若手社員の確保と定着が企業の大きな経営課題です。しかし、新入社員が１、2年で離職してしまうケースが多くの企業で発生しています。各種調査によれば、その一番の原因は職場の人間関係にあります。そして、その職場の人間関係に大きな影響を与えているのが、経営者や管理職です。
若手社員を定着させるためには、まず経営者や管理職が昭和を引きずった意識を最新版にアップデートして、若手社員に通用するマネジメントに変えなければなりません。
本研修では、そのための上司の意識改革や目指すべき「イクボス」について、そして業務改善を中心にした現場の働き方改革の進め方等について、具体的に学ぶことができます。
対象者
経営幹部、管理職
研修の期待される効果
・若手社員の気持ちや考えがよくわからず、世代間ギャップを感じている。
・自分が若い頃に指導されたようなマネジメントでは、チームがまとまらないと感じている。
・働き方改革を進めるように言われているが、そのメリットや進め方がよくわからない。
・業務の効率化の具体的な進め方がよくわからない。
・仕事中心の会社人間で、家庭や地域のことにはあまり関心がない。
・若手社員の考え方を理解して、積極的なコミュニケーションが取れるようになる。
・若手社員のモチベーションが向上し、チームとしての成果が向上する。
・働き方改革の本当の意味を理解して、新しいことに取り組むようになる。
・業務改善の具体的な進め方を理解して、職場全体の業務効率化を進めることができる。
・会社だけでなく家庭や地域も含めて、自分自身の生活を見直すきっかけになる。
研修プログラム例
この20～30年の間に時代がどのように変わったのか、働き方を中心に理解することで、考え方や意識を最新版にアップデートします。
【内容】
・ワーク
・少子高齢化の進行、共働き世帯の増加
・男性育休の状況、新入社員の意識
・大介護時代の到来
・時間制約社員とは
・時間効率を重視する
２．「イクボス」とは何か
上司が目指すべき「イクボス」とは何か、具体的に何をするべきかを学びます。
そして、今の時代に成果を上げる上司は、以前とどう違うのかについて理解します。
【内容】
・イクボスとは
・イクボス１０か条
・イクボス組織のメリット
・成果を上げる上司の変化
・ワーク
３．働き方改革の進め方
現場の働き方改革を効果的に進めるにはどうすればよいか、上司は何をすればよいかについて、具体的に学んでいきます。
そして、職場の業務改善の進め方やそのヒントについて学びます。
【内容】
・働き方改革成功の４要件
・上司に求められる４つのこと
・アンコンシャス･バイアスとは
・長時間残業は大きなリスク
・組織の成功循環モデルとは
・心理的安全性を高める
・業務改善活動の進め方
・カエル会議の進め方
・業務改善例の紹介
・ワーク
４．自分の生き方を考える
最後に、自分自身の働き方について振り返り、これから何を変えていくか、何に取り組んでいくかについて考えます。
【内容】
・働き方改革は生き方改革
・若手社員のロールモデル
・イクボスの率先垂範
・イクボス行動宣言の例
・まとめのワーク
▼研修のウリ！
・基本的に４～５人単位のグループ形式でご受講いただき、ワークの時間には個人ワークを行った後にグループ内で意見交換を行います。そのグループワークの時間に他者の意見を聞くことで、多くの気付きが得られます。
・最後のパートで自分自身の働き方について考えることで、それが生活全体を見直すきっかけになり、自分の生き方についての意識が変わります。
お客様の声
時間効率の向上を目指し、部下とのコミュニケーションを大切にしたいと感じた。
これまで残業ありきで仕事をしていたため、本日の研修を受講して意識を改めようと思った。
今後業務をしていく上で非常に参考になる研修だった。
講師からのメッセージ
SEIJI NAKAKURA中倉 誠二
働き方改革関連法が2019年4月から順次施行され、今ではどの企業でも社内制度が整備されて、残業の削減も進んでいます。
しかし、働き方改革が名実ともに進んでいる企業もあれば、一方でなかなか現場でうまく進んでいない企業もあります。真の働き方改革を行い、誰もが働きやすく働きがいのある職場にするには、制度の整備だけでは足りず、経営者や管理職の意識改革と現場の業務改善が必須です。本研修はその第一歩として、非常に有効な内容になっています。
この研修について問い合わせる
