支援型技術リーダー育成コースシステム開発プロジェクトを成功に導くITリーダーのためのバイブル/毎月連続2日間×3か月+1日+オプション
こんな課題に対する研修です
ITプロジェクトを率いる技術系リーダーや管理職にとって、チームをまとめてプロジェクトのQCDを達成することが求められます。特に、プロジェクトの様々なステークホルダ、中でもチームメンバーとの信頼関係の構築は、プロジェクトを成功に導く重要な要素になります。この研修のテーマである「支援型ITリーダー」の特性を発揮するマインドが、メンバーやその他のステークホルダとの信頼関係を構築しプロジェクトを成功に導くための土台となります。さらにそのマインドの上に、プロジェクトの管理や生み出される成果物の質を高めるためのスキルの獲得も必要となります。
この研修では、「支援型ITリーダー」の特性を発揮し効果的なプロジェク運営やシステムの品質を高めるための様々な技法を学びます。さらに、単にスキルを学ぶだけでなく、チームメンバーを始めとしたステークホルダとの信頼関係を構築するためのマインドも磨くことができます。全3回の講義とワークショップを通じてリーダーシップ、プロジェクトマネジメント、さらにはシステム開発のマインドとスキルを習得し、「支援型ITリーダー」としてプロジェクトを成功に導く能力と人格が身につきます。さらに、上司への提言書発表の場を含む「学びの実践サイクル」により、現場主義に立脚したPDCAサイクルを効率的に回せる経営者候補の育成も可能になります。
対象者
中堅IT技術者、技術リーダー、技術系管理職
研修の期待される効果
・自分はリーダーとしてチームをまとめて成果を出せるか不安
・チームメンバーとの信頼関係の構築に悩みがある
・これまで自己流でやってきたが、体系的なプロジェクトマネジメントを学びたい
・アーキテクチャ設計に課題があり、実ビジネスでニーズの高いシステム開発を行いたい
・これまでの研修では、学んだことが実際の職場であまり活用できていなかった
・「支援型リーダー」に変わることを決意し、リーダーとして自信が出てきた
・「支援型リーダー」として必要な「共通スキル」を学び、メンバーや他のステークホルダとのコミュニケーションや信頼関係構築のやり方がわかってきた
・PMBOKに基づく体系的な「プロジェクトマネジメント」のスキルとマインドを学び、自分のプロジェクトにどのように活用すればいいか理解した
・「アーキテクチャ設計」のスキルとマインド、さらにはシステム開発におけるビジネスモデル構築とデータ活用の方法を学び、実際の開発に応用できる自信が身についた
・上司への「提言書発表」の場で、自分の学んできたことを上司と共有するとともに、成果を挙げるための課題と対策についても上司と合意ができたことで、学びを活用し職場のリーダーとして主体的にプロジェクトを推進できる自信がついた
研修プログラム例
支援型リーダーシップに必要なマインドとファシリテーションなどのスキルを学び、ワークショップでリーダーシップについて議論する
<内容>
・リーダーシップ入門:支援型(サーバント)リーダーのあり方について学ぶ
・ファシリテーション:支援型リーダーとしてメンバーをまとめるスキルを学ぶ
・ロジカルシンキング:ソラ・アメ・カサのフレームワークを用いてロジカル思考を学ぶ
・リーダーシップ・ワークショップ:サーバントリーダーシップの考え方をもとに、受講者自身のリーダーシップについて議論する
■第2回講座「プロジェクトマネジメント」
PMBOKに基づくプロマネ手法と品質マネジメント手法を学ぶとともに、ワークショップでP/Jの前提となる市場のマーケティングについて議論する
<内容>
・プロマネ入門:PMBOKに基づいたタイムマネジメント、成果物マネジメント、懸念事項マネジメントのマインドとスキルの基本を学ぶ
・計画とフォロー:P/Jの成功を左右する計画とフォローのマインドとスキルを学ぶ
・品質マネジメント:設計フロントローディング手法や定量的品質管理のマインドとスキルを学ぶ
・マーケティング・ワークショップ:STPマーケティングに基づく顧客のニーズと自社のビジネス戦略についてグループで議論する
■第3回講座「システム開発」
システム開発の上流における重要な要素を学ぶとともに、ワークショップで担当するシステム開発P/Jの問題解決について議論する
<内容>
・DX入門:「DXとは何か」「なぜ今DXなのか」への解答になるマインドと、DX進化の3ステップおよびそれを実現するスキルについて学ぶ
・要求開発:要求開発作業のプロセスとプロダクトに関わるマインドとスキルを学ぶ
・アーキテクチャ設計:3階層のアーキテクチャと具体的な設計手法のマインドとスキルを学ぶ
・問題解決ワークショップ:第2回講座で議論した顧客ニーズとビジネス戦略の実現方法について、問題解決の考え方に基づいて議論する
■第4回講座「提言書発表会」+フォローアップオプション
上司の前で提言書を発表し、学んだことの職場での実践を約束する。さらにオプションとして、定例のオンラインフォローアップや1年後の成果報告会で、経営視点のリーダー育成の強化を図る
<内容>
・提言書発表会:上司の前で学んだことを職場や自分のプロジェクトでどのように実践するか提言する
・定例フォローアップ会(オプション):オンラインで定期的に(1か月に1回を推奨)受講者の職場での実践成果をシェアするとともに、講師陣が課題に対しアドバイスする
・成果報告会(オプション):提言書発表会から1年後をめどに、提言内容の成果について上司の前で発表。期待する成果に達しなくても今後への改善を披露し、さらなる学びについて決意表明する
▼研修のウリ!
複数の講座を束ねた研修コースが特長で、ITシステム開発のプロジェクトリーダーに必要なリーダーシップやマネジメントの方法論を学び、メンバーを率いてITシステム開発プロジェクトを成功に導くマインドとスキルを習得する。毎月実施する2日間の連続講座が3回と最後に上司を呼んで行う提言発表の場を組み合わせて、全4回の研修コースを構成する。さらに、オプションとして定例のオンラインフォローアップ会1年後の成果報告会を組み合わせることで、より実践的なリーダー育成が可能。なお、ニーズに合わせてコースの中の一つや複数の組み合わせを行うことは可能。
お客様の声
チームを牽引していく上で必要なメンバーに向けた人的な内容、またリーダとして必要となる計画立案に向けた各種内容について、体系的に説明を頂き、理解できました。また、すぐに活用できる点が多かったので、年度計画の立案等にて、早速実践で生かしていきたいと思います。
講師からのメッセージ
TAKAAKI MAEKAWA前川 隆昭
米国のようにITエンジニアが憧れの職業になるのが私の願いです。そのためには、中堅のIT技術者や技術リーダーを対象にチームを牽引する「支援型リーダー」として育成することが必要だと考えています。この「支援型ITリーダー育成コース」は、私の15年のエンジニア歴と20年の管理職の経験に加え、現場で体得した「7つの習慣®」のマインドと多くのプロジェクトのQCDを達成してきた知識・ノウハウを活かして、単発の講座では達成できない経営に貢献するリーダー育成を目指します。「学びの実践サイクル」も活用していただき、オプションの講座も検討していただければ幸いです。ご依頼をお待ちしております。
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