チームがバラバラで一体感がない」「メンバーが本音を言わない」「目標は共有しているはずなのに、なぜか成果が出ない」
こうした課題を抱えるチームに共通するのは、「心理的安全性」の不足です。心理的安全性とは、「自分の意見や失敗を安心して共有できる環境」のことで、Googleの研究でも、高パフォーマンスチームの最重要要素として証明されています。
本研修では、心理的安全性の4因子（話しやすさ・助け合い・挑戦・承認）をベースに、現在のチームの状態を診断し、改善ポイントを明確にします。
さらに、信頼関係の構築、チームビジョンの策定、協働課題ゲームを通じて、理論と実践の両面から「One Teamをつくる力」を習得します。マネジャーとして、チームを一つにまとめ、成果を生み出すリーダーシップを身につけます。

管理職・スーパーバイザー・チームリーダー

1. チームの現状を知る～心理的安全性診断～
Googleの研究で証明された「心理的安全性」の4因子（話しやすさ・助け合い・挑戦・承認）を学びます。
自己診断ワークを通じて、自分のチームの現状を客観的に評価し、強みと課題を洗い出します。
グループディスカッションで他のチームの事例も共有し、心理的安全性を高めるための具体的なアプローチを考えます。
【内容】
・イントロダクション：チームビルディングの必要性
・心理的安全性の4因子の解説
・自己診断ワーク：自チームの強みと課題の洗い出し
・グループディスカッション：課題共有と改善アイデア出し
・心理的安全性を高めるリーダー行動のポイント

2. チーム力を高めるリーダー行動
信頼関係の構築には、日常の小さな行動の積み重ねが重要です。特に「承認」と「感謝」の伝え方は、メンバーのモチベーションを大きく左右します。
効果的な褒め方・感謝の伝え方をワークで実践し、明日から使えるスキルを習得します。
また、チーム内で衝突が起きた際の対処法をケーススタディで学び、建設的に問題を解決する力を養います。
【内容】
・信頼関係構築の基本と役割明確化
・演習：「褒め方・感謝の伝え方」ワーク
・効果的な承認の3つのポイント
・ケーススタディ：「チーム内衝突への対処」
・建設的な対立解消のステップ
・ロールプレイと振り返り

3. チームの共通目標づくりと協働実践
チームが一つになるには、全員が共有できるビジョンと行動規範が必要です。ワークショップ形式で「自チームのあるべき姿」を言語化し、具体的な行動規範を3つに絞り込みます。
協働課題ゲームでは、制約条件下での問題解決に挑戦。チームで協力して課題を解決する体験を通じて、協働の重要性を実感します。
最後に、リーダーとしての「次の一歩」を各自で宣言し、学びを現場に持ち帰ります。
【内容】
・チームビジョン・チームルールの必要性
・ワークショップ：「自チームのあるべき姿」を描く
・行動規範を3つに絞る
・発表と相互フィードバック
・チームビルディング実践ワーク：協働課題ゲーム
・結果振り返り：チーム力を高めるための行動抽出
・個人アクションプラン作成
・まとめ

▼研修のウリ！
■心理的安全性を科学的に理解し、実践する（心理的安全性の4因子）
■すぐに使える具体的なスキルを習得
■チーム全員で共有できるビジョンと行動規範を策定
■協働の力を体感する体験学習型ゲーム
■現場にすぐ持ち帰れるアクションプラン