プレゼンテーションの力は、社会人の基本スキルです。それは単なる”話し方”ではなく、考える力・書く力を含めた「自分の考えを正しく他人に伝える力」だからです。
これからの社会では、与えられた仕事をこなす人材は、AIやロボットに置き換えられてしまいます。これからの社会で必要とされるのは、今までにない新しい社会価値、人から必要とされる課題解決、を発見し、自社の業務・役割に置き換えて、仕事を生み出す人材です。
そんな人材を育成するために、本研修では、自ら考え、まとめる力を、他人に説明するプレゼンテーションをゴールとして、学びます。
「若手に活躍して欲しい」「下からアイデアを上げて欲しい」「新しい事業を企画したい」「次世代のリーダを育てたい」という企業におすすめの研修です。

若手から管理職まで

１．Whatから始まる！伝えたいことが伝わるプレゼンテーション
何のためにプレゼンテーションするのか、目的を確認します。目的がずれた状態では、スキルは向上しませんし、目的なあいまいなままで効果的なプレゼンテーションはできません。常に目的を確認することを習慣化させるための内容です。目的を確認する方法を具体的に学びます。
【内容】
・プレゼンは１対多の会話である、気負わずやってみよう
・伝えたいことを１つに決める
・聞いている人は、どんな人で、何を聞きたいのか、を想像する
・聞いた人に、どうなって欲しいか、を決める
・有限で貴重な時間を共有してくれた相手に、無駄な時間を過ごさせない、有益な時間であった、と思ってもらえるように精一杯努力する

２．伝えたいことを伝える「ストーリ・テリング」の技法
プレゼンテーション技法で一番大事なのは、ストーリを作る力です。ストーリが悪いと、綺麗に書いても、上手に話しても、相手に伝わりません。伝わるストーリを作るためには、目的志向・論理思考・共感力が必要です。その重要性を学び、実践する方法を学びます。
【内容】
・筋書き（アジェンダ）を書く
・必ず結論（目的）を意識する
・相手の理解を前提とする
・分けて組み立てる
・ストーリが出来るまで、ドキュメンテーションに入らない

３．伝えたいことを表現する「ドキュメンテーション」の技法
伝わるプレゼンテーションに欠かせないのが、ドキュメンテーション力です。書けないことを話そうとすると、分からない、伝わらないプレゼンテーションになります。伝えたいことをちゃんと書く習慣とセルフチェックが必要です。文章力だけでなく、論理思考とデザイン思考を学びます。
【内容】
文章を書こう
日本語の文章を正しく書く
構成を考えよう
ストーリをページに落とし込む

４．伝えたいことを届ける「プレゼンテーション」の技法
プレゼンテーション力によって全てが決まります。これまでの努力を台無しにしてしまうこともあります。伝えたいことが伝わり、共感を呼ぶためにはどうすればよいのか。実践方法を、事前準備から当日まで、順を追って具体的に学びます。
【内容】
・事前準備が全て
・原稿を書く
・書いてあることを読まない
・風を入れる
・声に出して読む
・覚える・練習する・時間を計る
・（当日）俳優になるべし

▼研修のウリ！
・考え方とやり方をセットで学びますので、研修後に一人で実践できるようになります。
・演習を織り交ぜて効果的に学びます。
・各人のプレゼンテーションを添削することも可能です。