日本語を母国語としない外国籍社員を育成するためのコミュニケーション研修日本語を母国語としない外国籍の部下を持つマネジメント層/1日研修~2日研修
こんな課題に対する研修です
現代の職場では、外国籍など多様なバックグラウンドを持つ部下が増え、これに対応するためのコミュニケーションが求められています。しかし、上司が部下に対して一律、一方的なコミュニケーションを取ってしまい、部下の主体性を引き出せないことや、場合によっては指示がうまく伝わらなかったりすることが問題になっています。
こうした課題に対処するために、本研修では、異なる価値観や文化を持つ部下との効果的なコミュニケーション方法を学びます。部下が自分の意見を自由に表現できる環境を作り、相互理解を深め、部下の主体性を引き出すスキルを身につけます。また、言語や文化の壁を越えて意思疎通を円滑にするため「やさしい日本語」の考え方を取り入れた実践的なアプローチも提供します。
対象者
日本語を母国語としない外国籍の部下を持つマネジメント層
研修の期待される効果
・部下の主体性を引き出せない
・自分の指示が部下にうまく伝わらず、成果が出にくい
・異なる文化背景を持つ部下とのコミュニケーションに不安がある
・言語や文化の違いから、部下の理解度にばらつきがある
・部下が自分の意見を自由に言えない雰囲気がある
・異なるバックグラウンドを持つ部下との効果的なコミュニケーションができるようになる
・部下の主体性を引き出し、業務に積極的に取り組ませることができる
・言語や文化の壁を越えて指示が明確に伝わるようになる
・部下が自分の意見を自由に表現できる環境を作り、相互理解を深められる
・「やさしい日本語」を活用して、より円滑に意思疎通ができるようになる
研修プログラム例
研修の目的と進行方法を理解する、異なるバックグラウンドを持つ部下とのコミュニケーションの重要性を認識する
【内容】
研修の目標と進行方法についての説明、自己紹介、参加者のバックグラウンドをシェア
2.コミュニケーションの基本
コミュニケーションの基本的な理論と実践方法、異文化コミュニケーションの重要性を学ぶ
【内容】
コミュニケーションの種類、異文化コミュニケーションの留意点、「伝える力」と「聴く力」のバランスについての解説と演習
3.部下の主体性を引き出すための方法
部下の主体性を引き出すための質問力と聴き方、フィードバックの方法を学ぶ
【内容】
部下の意見を引き出す方法、目標設定とフィードバックの重要性、演習を通じて実践
4.言語・文化の壁を越えるための「やさしい日本語」
言語や文化の壁を越えるための「やさしい日本語」の活用方法を学ぶ
【内容】
「やさしい日本語」の基本と実践方法、指示を明確に伝えるための実演とケーススタディ
5.仕事を指示する方法
部下に対して明確で理解しやすい指示を出すスキルを学ぶ、指示の伝達力を向上させる
【内容】
仕事を指示するための基本的なフレームワーク(SMARTゴール設定など)、部下が理解しやすい指示の出し方、進捗管理とフィードバック
6.教えるスキルを磨く
部下の理解度を高めるための指導法、フィードバックのタイミングと方法を学ぶ
【内容】
部下が学びやすい指導方法(具体的なステップや実践的な例)、フィードバックのタイミングと方法、部下の学習スタイルに合わせた教え方
7.まとめと質疑応答
研修内容を振り返り、今後の実践に向けての指針を得る
【内容】
研修の要点を振り返り、実践へのアクションプラン作成、質疑応答と感想の共有
▼研修のウリ!
現在の職場は、外国人や高齢者、障がい者など多様な人材とともに成果を出す場に変わりつつあります。多様な人材の能力を引き出すことを求められているマネジメント層の負担は以前よりも大きくなっています。この研修ではそんなマネジメント層の不安や悩みを解消します。
講義テキストとは別に、講義の内容をコンパクトにA4一枚にまとめた資料【多様性のある職場で意識したい10か条】をプレゼントします。
お客様の声
相手に伝わりやすいようにという意識は持っていたが、日本語学習者にとっては逆効果であることに気づけた。自分がやさしい日本語を使うことで、外国人の部下がいまよりもいきいきと働けるようになるのではないかと考える。
講師からのメッセージ
AYANO AKADA赤田 彩乃
多様な部下を目の前にコミュニケーションの取り方や育成方法について多くのマネジメント層が悩みを感じています。
部下に対して意識変革をせまるプログラムもありますが、相手を変えるよりも自分を変えることのほうが実は近道。
相手とのコミュニケーションの取り方を変えて、関係性をより良いものに変えていきませんか。
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