レジリエンス入門研修~ヘコんでも折れない心の力~/3~3.5時間
こんな課題に対する研修です
「レジリエンス」とは、「回復力」「復元力」とも訳され、ストレスやプレッシャーに振り回されず、柔軟に対応する「心の力」を表す言葉です。
新型コロナウィルスに代表される環境の変化や、ストレスに晒されることの多い現代において、目の前の現実や困難と向き合い、乗り越える中で自身の成長へと導く力として、「レジリエンス」が今後欠かせない基礎力として、ますます重要視されています。
本セミナーでは、レジリエンスとは何か、レジリエンスを高める思考法とはどんなものか、ワークを交えてわかりやすくお伝えすることにより、「心の力」の鍛え方を習得していただきます。
対象者
全層、全職種(ストレス、プレッシャーを乗り越える力を身につけたい方)
研修の期待される効果
自分の強みを生かしつつ、高い目標やプレッシャーにも負けないたくましさを身につけたい
気持ちが落ち込んだときにどのように乗り越えればいいのか、ヒントが欲しい
自分の感情を客観的に振り返ることができるようになりたい
メンタル不調の予防策を知りたい、ストレスによる離職を防止したい
ストレスとうまくつきあう“レジリエンス”の意味や考え方がわかる
思い込みや偏った考え方に気づき、事実に柔軟に対応する力が身につく
高い目標やプレッシャーに遭遇したときの、ストレス耐性が強化できる
自身の感情をコントロールするコツを知り、メンタル失調リスクを低減させることができる
研修プログラム例
・ストレスの2つの意味
・レジリエンスとは
・レジリエンス研究の歴史
ワーク)レジリエンス思考度チェック
②自己の気づき
・ABC理論の3つのプロセス
・感情・思考・行動の発生源はどこ?
ワーク)ABC分析エクササイズ
・「できごと」と「解釈」を分ける
・解釈の掘り下げ方
③出来事への対処
・解釈を疑う
ケーススタディ)入院
・リフレーミング
・ABCDEモデルの5つのプロセス
・代表的なバイアス
・楽観性は身につけられるか?
ワーク)三つのよいこと
④不安への対処
ケーススタディ)営業職Aさんの場合
・現実的楽観性を持つ
・悪いことの連鎖を断ち切る
・不安に対処するステップ
⑤自己効力感を高める
・自己効力感とは
・自己効力感を高める4つの要因
・成功体験を積むための目標設定のポイント
⑥心の支えを作る
・良好な人間関係が心の支えとなる
・心理的安全性の高い職場とは
・自己開示をする
・相手の話を傾聴する
【ワーク】ポジティブに言い換える
・iメッセージ、youメッセージ
ワーク紹介
また、自身がネガティブなできごとに対して、どんな意味づけをしていたかを推理することにより、自身の「思い込み・偏った捉え方」のクセについて気づいていただきます。
講師からのメッセージ
KENJI ITO伊藤 健司
レジリエンスは「心の筋肉」とも表現されます。その意味は、誰にでも筋肉はあり、マッチョの人、ガリガリの人など個人差はあれども、鍛えれば誰でも筋肉を増やして、強くなれることを指しています。「メンタルの強さ」は性格や資質によるもの、と思われがちですが、実はちょっとしたコツをつかむことにより、高めることができる能力です。
【レジリエンス=心の筋肉】
① 筋肉がない人はいない
② 個人差が大きい
③ 鍛えれば強くなる
変化の大きな時代を乗り切っていくために「レジリエンス思考」で、心の筋肉を鍛えましょう。
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