営業をスムーズに進めるためのマインドセット~顧客を動かす行動心理学~/4 時間 × 1 日

部下のモチベーションを高める

こんな課題に対する研修です

多くの業界で、商品・サービスの差別化が難しくなり、価格や条件の比較に巻き込まれやすくなっています。
その結果、「説明はできるが決まらない」「提案が前に進まない」という状態が起きがちです。そこで重要になるのが、スペック説明ではなく、“信頼”を軸に顧客の意思決定を前に進める力です。
本研修では、顧客の意思決定を左右する“心の法則”を、行動心理学・行動経済学の観点で理解し、さらにホスピタリティ(相手を思いやる姿勢)と組み合わせることで、押し売りにならず自然に信頼が積み上がる営業スタイルを確立します。

対象者

若手~中堅営業職(営業経験はあるが、さらに成果を伸ばしたい方)

研修の期待される効果

デフォルト画像

・価格や条件比較に巻き込まれ、提案が通りにくい
・相手の反応が薄く、商談が前に進まない
・「押す」営業になり、精神的に疲弊する
・関係構築が属人的で、再現性がない

デフォルト画像

・「あなた“だから”」で指名され、成約率が自然に上がる
・心理学を“自然な形”で使え、顧客が安心して前向きに動く
・リピート/紹介につながる関係性を築ける
・営業がストレスの少ない仕事に変わり、社内連携も良くなる

研修プログラム例

1.導入:営業のマインドセット(信頼で選ばれる土台)
「売る」から「顧客が自ら動く」へ。商談をスムーズに進める前提を整えます。
【内容】
・なぜ今、心理学が営業に必要か
・「御用聞き」→「パートナー」への役割転換
・意識と無意識(意思決定のクセ)
・自分の常識と相手の常識(認知のズレ)

2.行動心理学:信頼関係をつくるコミュニケーション
“説得”ではなく、相手が安心して本音を話し、前向きに検討できる状態をつくります。
【内容】
・返報性の原理:先に与えるほど信頼が生まれる(価値提供の設計)
・ミラーリング/ペーシング:親近感を高める非言語コミュニケーション
・バックトラッキング:自己重要感を満たし、会話を深める
・“無反応”体験ワーク:安心感は言葉以外で決まる
・社会的証明/ハロー効果:信頼を補強する見せ方

3.行動経済学:提案が通る「伝え方」と「設計」
提案の“中身”だけでなく、相手が決めやすい形に整える方法を身につけます。
【内容】
・初頭効果:商談の最初の一言が印象を決める
・現状維持バイアス/一貫性:抵抗を減らす「小さなYES」の作り方
・アンカリング:価格・条件提示のコツと対策
・おとり効果:比較の作り方で「本命」が選ばれる
・プロスペクト理論/フレーミング:損失回避を踏まえた言い換え演習
・情報オーバーロード:選択の麻痺を防ぐ提案の絞り方
・ナッジ:無理に押さず、選びやすくする仕掛け

4.ホスピタリティ:テクニックを「自然な行動」に変える
心理学が“操作”に見えない、顧客のための行動として機能する土台をつくります。
【内容】
・サービスとホスピタリティの違い
・ホスピタリティが信頼・紹介・クレーム抑制につながる理由
・「一工夫」を言語化する(自分のホスピタリティの型づくり)

▼研修のウリ!
座学で終わらせず、ワークと演習で「自分の商談」に落とし込む構成です。
心理学・行動経済学・ホスピタリティをセットで扱うことで、
押す営業ではなく、信頼で選ばれる営業へ変わる体験を提供します。

お客様の声

「心理学はテクニックだと思っていましたが、相手の安心感をつくる“土台”の話だと分かりました。商談の進め方が整理でき、無理に押さずに前へ進められそうです。」

「提案の言い方や選択肢の出し方など、すぐに使える工夫が多く、目からうろこでした。価格勝負に寄せず、“この人に任せたい”と言われる動きを増やしたいと思います。」

講師からのメッセージ

鹿野 博之

HIROYUKI KANO鹿野 博之

技術や商品知識だけでは差がつきにくい時代ほど、最後に選ばれる理由は「人」になります。

本研修では、相手の心の動き方を理解し、押すのではなく自然に「選ばれる」営業へ変わる方法をお伝えします。

明日からの商談が少し楽になり、成果が積み上がるきっかけになれば幸いです。

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