セカンドキャリアは新しいあなたの姿につながるあなたの人生をもっと輝かせよう 6時間(3時間×2回 間隔は宿題を課するので最低1週間は空けて欲しい。)
こんな課題に対する研修です
50歳近くになると、自分の体力の低下を意識するようになることが多くあると思います。そのために、気力が低下する傾向になります。現代社会は急速な技術進歩、グローバル化、少子高齢化、多様化などの環境の変化に対応するためにはどうすればよいのかに悩みや心配が多くあります。しかし、会社や社会は、皆様方にこれまでの経験を生かして今まで以上に挑戦し、能力を発揮してもらいたいとの期待をもっていると思います。そのためには、体力の維持や増進に努めて気力の低下をなるべく緩やかにして、今までの経験を活かしながらも新たなことに挑戦する気力が必要だと思います。その姿を見せることで、後輩の見本となり、かつ会社に貢献することになり、自分自身の市場価値を高めることが可能になると思います。この機会にあなた自身を見直し、自己理解を深め、自分の周囲の環境を見直して、新たな目標の設定と方策を考える研修です。
また、働く気力や体力がなくなった場合には、どのようにすれば自分の満足した人生を過ごせるのかその目標と方策を考える研修です。
対象者
中高年勤労者(自己開示のワークがあるので、社内研修不可)
研修の期待される効果
・会社は、自分の今までの功績を評価していないので残念に思う。
・定年退職まで会社が指示する配置先に残って働きたい。
・社内の冷たい視線や待遇を受けても、定年退職までだと思い我慢する。
・離職したあとの自分の労働市場価値を理解していないので不安がある。
・定年退職後の生き方がわからず、心配である。
・会社が自分を評価するのは、常に現在の状況であると思う。
・定年退職まで働くのもよいが、やりがいのない仕事を続けたくない。
・定年退職後の人生を考えると、今ここで我慢すべきかどうか再考したい
・現在の自分の労働価値がわかって安心した。
・離職後に自分が満足する生き方がわかり安心し、どのようにすべきかよく考える。
・今後仕事を続ける場合には、どのようなスキルやマインドが必要かわかって安心した。
研修プログラム例
会社でのキャリアパスの状況を予想する。
健康と気力の関係を学ぶ。
将来のありたい自分の姿や会社、家族、地域等との関係や貢献する姿を具体的に想像する。
自分を含めて家族の年齢に応じて、今後の収入、退職金、年金、支出の見込み、預貯金、生活費等を計算する。
【演習】
自分の日常の健康状態(通院、日々のチェック、習慣)と運動の状態をチェックする。
ライフイベント表(家族も含む)を作成する。
必要な費用の計算をする。
仕事以外に自分がやってみたいこと(旅行、趣味、地域活動等)のリストアップ
2.過去の職歴等の棚卸
職歴を振り返り、その時のモチベーションを確認し、自分のやりたい仕事や事柄を発見する。
自分の強みや価値観を再認識する。
【演習】
ライフラインチャート表を作成する
職務経歴書を作成する。
仕事以外でやってみたいことを根拠、思い等を整理する。
3.ありたい自分の実現を目標
自分の強みや価値観を生かした仕事をリストアップする。
それらの仕事の将来性を調べる
その仕事についた時の生きがい、収入、勤務時間、場所等の仕事理解を深めるため、人材派遣会社、ハローワークでの
調査、その仕事に就いている人にインタビューする。
趣味や地域等の活動を中心に行いたい場合も上記に準じた調査を行う。
【演習】
仕事理解を深めるためのは何をすべきかリストアップする。
趣味や地域等の活動を中心に行いたい場合には上記に準じてリストアップする。
4.実現するための行動化
従事したい仕事での収入、生きがい等の促進要因、資格取得のための費用面、実現可能性、家庭等の関係での阻害要因
などを含めて優先順位をつける。
その仕事に従事したり、趣味を深めたり、地域活動を行うためには不足しているスキルをリストアップする。
実現に向けて一歩踏み出す
【演習】
従事したい仕事や趣味のリストアップ
不足しているスキルを取得するための工程表と費用の算出
実現するための工程表とPDCAを作成
ワーク紹介
(例:家族関係、金銭関係等の多面的な視点を養う)
ライフラインチャートを作成することで、自分の経歴を振り返り、自分の強みを理解する。
過去の仕事以外の活動にも振り返りを行うので、仕事をしないときの生きがいを見つけることができる。
講師からのメッセージ
AKIRA TOEDA戸枝 明
一般的にセカンドキャリアという言葉は、多くの人々にとって「働く」ことを前提に考えていると私は思う。年齢を重ねるにつれ個人の健康や気力に大きく差が出たり、その人の環境、財産や人生を歩んできた経験から価値観も異なって当然である。だから人によって「働く」場合と「働かない」場合があってもよいと考える。
私の場合は、セカンドキャリアとして社会との繋がり等を重視し、CDAとして働くことに目標を決めて行動化したのは、定年退職後の60歳を過ぎていた。CDAの試験に何回も不合格となったり、スキルが向上しないので、何回も挫折する危機感をもった。しかし、その間に何回も自分を見つめ直し、モチベーションをあげて行動し続けた。幸い多くの周囲の人々の手助けを得て、最近になり当初の目標にスキルやマインドが届いたとの実感をもっている。働くことついては、私の体験を開示して皆様を支援したい。また、いずれ働けなくなった場合や働かない選択をする場合でもご一緒にキャリアライフプランを作成する作業で充実した人生を過ごすにはどうすればよいのかを考えていきたいと思っている。
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