ストレスマネジメント基礎講座メンタルヘルスを知る(2時間~3時間)
こんな課題に対する研修です
・「ストレスマネジメント」や「メンタルヘルス」について、言葉は知っているが、不安や心配のイメージが先に立ち、具体的にどのようにすればよいかわからない。
・ストレスチェック制度を利用して健康診断を行い、社内に産業医等の保健スタッフを揃えているが、メンタルへルス不全で休職や退職する者が減らない。どのような対応をすればよいのかわからない。
対象者
管理職、人事労務担当者
研修の期待される効果
・多くの従業員はメンタルヘルス不全になるのは、特定の体質や性格の者であると思っている。
・ストレスチェック制度を利用してメンタルヘルス不全を防ぐ意義を理解できていない。
・メンタルヘルス対策は、産業医や保健スタッフが行うことであり、経営者層、管理職、従業員には無関係である。
・従業員は社内で困っていることや悩みなどを相談できない。
・メンタルヘルス不全には誰でもなる可能性があることを知る。
・ストレスチェック制度を利用して、自分のストレス状態を知り、セルフケアに努めることを知る。
・メンタルヘルス対策は、事業所内全体で取り組み、4つのケアを理解し、実行する必要性を知る。所内の衛生委員会等での活動で職場環境改善を図り、健康職場づくりを目指し、従業員が健康で働き続けることができる事業所としてイメージアップが図れることを知る。ひいては、人材育成につながることを知る。
・上司や同僚は、従業員から社内での困ったことや悩みを相談された場合に備えて、日常的にスキルやマインドを練習して対応できるようにする。
研修プログラム例
【演習】
具体的なストレス要因を例示して、各個人に判断させてよって有益性か有害性のものか異なること理解する
【演習】
ストレスと効率性につき、事例を紹介し適切なストレスがあるのは効率性を高めるので有益性があることを実感してもらう
2.ストレスチェック制度から職場環境改善の方法を理解する。
メンタルヘルス対策4つのケアのポイントを理解させる。特にセルフケアでのストレス解消法の実践や事例の紹介、ラインケアでは、管理職の大切な役割を事例を踏まえて理解させる。ストレスチェック表の結果から職場の環境改善へつなげるためには衛生委員会でのアクションチェックリストによる改善活動を紹介して、理解させる。コミュニケーション改善のためにアサーティブのスキルを体験させる。
【演習】
ストレス解消法の情報共有と呼吸法等の練習
【演習】
職場での悩みを労働者が相談する場合には、上司や同僚が7割程度なので、相談を受けるときのスキルやマインドを練習する
ワーク紹介
講師が相談に来た人の役割となり、受講者の代表が相談を受ける側になって、ロールプレイを行い、FBを行い受講生全員がシェアして学習する。
お客様の声
講師からのメッセージ
AKIRA TOEDA戸枝 明
ストレスには、有益性と有害性があることを知れば、部下の指導にも利用できる。適切な量のストレスは、仕事の効率性、質的な改善のために必要であることを知って欲しい。上司は部下の反応を見ながら仕事の指導をすることが大切であり、部下のメンタルヘルス不全の予防になるし、部下の成長を促進する可能性が高い。全員がメンタルヘルス不全の可能性があることを認識し、他人事とは思わず、健康に働き続けて欲しい。
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