ミッド・ライフキャリア研修ミッド・ライフキャリアの活性化で、個と組織の持続的成長／７時間（昼食時間を入れると８時間）
こんな課題に対する研修です
ミッド・ライフ層は、豊富な知識や経験、ネットワークで、組織の安定運営を支えるベテラン社員です。彼らの停滞や離職を防ぐことは組織の重要課題と言えましょう。一方で、この層は「人生の正午」にあるとも言われ、人生100年時代のキャリアにおける転換点を迎え、特有の悩みを持っています。
この講座の目的は、成長実感を感じにくくなった非ライン職のミッド・ライフキャリアを活性化させ、個と組織が持続的に成長する好循環を構築すること。
そのためには、対象層が主体的に自分らしいキャリアを描き、明確な目標のもと、行動変容を起こせるか否かが大きな鍵を握ります。
この研修では、納得感のある自分らしいキャリアのためのマインドセット、ジョブ・クラフティング、そして職場実践への道筋作りを行います。参加者主体の自由な研修
スタイルで、他者との対話を通じて自分と組織についてじっくり考える機会を提供します。
対象者
40代 非ライン職
研修の期待される効果
• 仕事もプライベートもひとあたりのことを経験し、さまざまな役割を担っているが成長実感が感じられず、無気力になる。
• 組織における自分の立ち位置がわからずもやもやしている。出世レースも先が見え、キャリアの方向感を見失っている。
• コンフォートゾーンにできるだけ長くいたいと思う一方、このままではいけないとも。しかし今「一歩」が踏み出せないでいる。
• 従事している業務はいままでと同じであっても、そこに自分ならではの意味を見出すことにより、ワークエンゲージメントが向上する。
• 職場での自分の役割や立ち位置を再認識することにより、職場での人間関係が良質化し、組織の生産性に貢献する。
• ミッド・ライフキャリアの壁をクリアすることにより、職業人としての継続的成長が望めるだけでなく、組織への貢献実感を伴うことで個人と組織の双方にポジティブな循環を作り出す。
研修プログラム例
・自分の特性（強味・弱み）や価値観、思いについての客観情報を得る
・他者との対話を通じ、自分についての理解を深める
＜内容＞
・個人診断ツール（事前課題）を活用し、自分についての客観情報を得る
•ライフラインチャート、 これまでの経験や上司や同僚、家族から言われた言葉等も勘案し、上記客観情報に基づき自己分析を行う。
・上記自己分析を他者に話をし、意見交換を通じ自己認識を深める
2. 自分らしいキャリアを言語化する
・今の仕事について、自分ならではの意味を見出す
・将来のキャリアビジョンを描く
＜内容＞
・ジョブクラフティングのフレームワーク（動機、強み、情熱）を用い、現在の仕事につき、自分にとっての意味付けを行う
・将来に目を向け、自分らしさをもって、誰の嬉しさのために、何をもって、どう貢献するかを明確にする
3. より良い組織をめざして
・自分のキャリアビジョンと組織貢献を両建てで実現させる
＜内容＞
・自分らしいキャリアの実現に向け、具体的に何が必要かを考え、実現イメージを強化する
▼研修のウリ！
企業研修の枠組みの中でのキャリア研修という骨格を明確にしています。よって、個人としての将来像（キャリアビジョン）を実現していくことが今の会社をよりよくしていくことにつなげるという構成をとっています。
40代半ばの非ライン職ならではの課題に焦点をあてた研修であり、自分を見つめ直し、これまでの自分を認め（良い点もそうでない点も）、活力を引き出していく研修であることが最大のウリです。
お客様の声
グループディスカッションでは、対話が表面的なものに終わらないよう、講師が適宜介入していた。
・個人のキャリアビジョンを作って終わり、ではなく個人のキャリアビジョンを自分が所属するコミュニティ＝職場・会社に目を向けさせている点が事務局としてはありがたい。
講師からのメッセージ
TOMOKO TAGA多賀 朋子
40代半ばで非ライン職という、なんとも方向感のないポジションでの苦悩というものを講師の私自身が経験しています。
自分の経験を押し付けることはいたしませんが、研修プログラムの中で、客観的情報（個人診断）や同じ立場にある他の受講生たちとの対話により自分を見つめ直し、今のご自分自身をまず認めていただくことを出発点にします。健全な自己肯定感と自己効力感をもって、あらためて自分の存在意義とそれを果たしたときの前向きな気持ちを感じていただける時間をご提供します。
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