社内・社外を問わず、パワーポイントを使用して説明をする機会がほとんどになっています。
しかし、パワーポイントの技術を駆使するが余り、図や表に依存しただけのまとまりのない資料になる、何がゴール（目的）なのかが分からない、文章が冗長でパワーポイントを使う意味がないなどの課題も出ています。
その結果、時間を作って資料を作成した割には、営業利益や社内での納得が得られない、作れる人と作れない人との能力差が顕著になる、組織全体の利益の底上げに至らない、作り方が属人化するなどの課題が見られます。
それらに対処するため、資料作成の目的である「相手の行動を作る」に力点を置き、相手目線の展開法、基礎機能を有効に使う法、フォントや視線誘導など完成度を高めるコツの３点を軸とし、パワーポイント初級者でもできる訴求力ある資料作成方法を習得します。

営業担当者、社内・外で発表が必要な方（パワーポイントの基礎技術習得済、初級者）

【講義とグループワーク】
・「現在の資料」の課題の棚卸し（現状の資料について、文章量、表の使い方などの具体的な課題を洗い出す）
・良い資料の特徴とは（文章量、図や表、グラフなどの量と使用法についてグループワークを通して気づく）
・資料作成の目的（ゴール設定、ターゲッティング、内容、注意点など資料作成の必要な要素を再確認する）
・パワーポイント資料の展開法（PREP法、問題解決法などの使い分けについて理解する）
・文章要約の必要性（長い文章が、伝わる文書ではない）

【実機操作】
各自パソコンを使用し、実機での演習を通して習得する
・効果的な使い方・アウトライン機能・グラフと表・スマートアートの活用・キーワード・色とフォントについて・視線誘導・テキストボックスの使い方

【総合演習】
スライド資料（提示したテーマに沿い、条件を満たしたスライドの作成。自分で、本日習得事項を活かしたスライドを一から作成して習得事項を体得する。予定作成時間70～90分）