女性リーダー育成プログラム~育児でキャリアを諦めない~私らしいマネジメントで未来を拓く/1日研修(半日フォローアップ研修つき)

女性のためのリーダーシップ

こんな課題に対する研修です

2026年からは従業員101人以上の企業に対し、女性管理職比率の公表が義務付けられることとなり、企業に対して一層の対策強化が求められています。
労働力不足が深刻化する今、意欲と能力を持つ女性の活躍推進は、社会全体にとって喫緊の課題です。
しかし、これまで多くの日本企業では、長時間労働や年功序列を前提とした組織文化・制度が男性中心に設計されてきたため、女性が自然にキャリアアップできる道筋は十分に整備されていません。さらに、ロールモデルの不足やライフイベントとの両立に対する不安が、女性自身のチャレンジ意欲を低下させる一因ともなっています。

女性リーダーを育てたいものの
①ロールモデルが少なく、管理職となって働くことのイメージを持てない女性が多い。
②「管理職は大変だ」というネガティブなイメージを持っている女性が多く、その魅力が理解されていない。
③ライフイベントとの両立に不安を感じ、躊躇してしまう。

このような課題に対応します。

対象者

管理職候補の女性

研修の期待される効果

デフォルト画像

・女性リーダーが少なく、これまで出会った上司のマネジメントスタイルや、自分とは違ったリーダーシップスタイルを持つ女性リーダーだけをイメージし、自分にはできないと躊躇してしまう。
・チームを率いて成果を出す達成感を味わった経験が少なく、管理職の大変な側面ばかりを見てしまうことによってネガティブなイメージが強くなっている。
・キャリアと育児の両立について漠然とした不安があり、すべてを完璧にこなそうと考えるほど、職場にも家庭にも罪悪感や劣等感などを抱き、行動できなくなってしまう。

デフォルト画像

・自己理解を深め、自らの強みを活かし、価値観に基づいた「自分らしいリーダー像」を具体的に描き、他者と比較せず、自律的なマネジメントスタイル確立への基盤を築けるようになる。
・体験型ワークや女性管理職との交流を通じ、管理職への不安を払拭して挑戦意欲を醸成。
・モデリングの実践や振り返りを通じて、理想と現実のギャップやブレーキとなる要因に気づくことで、キャリアアップに必要なアクションを明確化。キャリアとライフイベントの両立に向けた戦略的視点を養成できる。

研修プログラム例

1.私の強みを活かしたマネジメントスタイル
これまでの経験から自分自身の強み・興味・価値の傾向を言語化して理解を深めます。
また、マネジメントスタイルを知ることで、これまで見てきたマネジメントだけでなく、自分らしいリーダーのあり方を具体的にイメージします。
【内容】
・自己分析(事前課題)シートをもとに相互ヒアリング
・マネジメントタイプチェックシートを使って、自分にあったマネジメントスタイルを知る

2.ミッションクリア体験ワーク
リーダーを中心にチームメイトの知識・スキル・強みを活かしてミッションにチャレンジすることで、一人では成しえない仕事ができるやりがいや達成感について理解を深めます。また、各グループのリーダーによって進め方が異なるなど、多様なマネジメントがあることを理解します。
【内容】
・各グループでリーダーとチームメイトに分かれ、ミッションに挑みます
※ミッションは要相談

3.自己効力感(自分はできる!)を高めよう!
自己効力感(バンデューラの自己効力感4つの要素の解説によって、自信を持って挑むための具体的方法を理解します。
また、ロールモデルの重要性やモデリングについて理解し、女性管理職との交流の効果を高めます。
【内容】
・自己効力感とは何か
・ロールモデルの重要性とモデリング
(講義)
・質問・相談シート

4.社内外の女性管理職のトークセッション・交流会
女性管理職が現在の仕事とやりがいだけでなく、自分自身が管理職になろうと考えた時の不安や悩み、失敗や挫折経験などを語ることで、目線を合わせ、研修生の心理的ハードルを下げることで「自分にもできる」意欲を醸成します。
また、質問や相談を表面的なものではなく、自己分析や自分のマネジメントスタイルに合わせて深堀できるよう整理することで、疑問や不安の解消につなげます。
【内容】
社内外の女性管理職のトークセッション・交流会

5.明日から始める!リーダーへの一歩
自分のモデリングしたい人物像を設定して、何をどのように真似るのかを具体的に考えます。
また、自己分析の結果、自分が理想とするリーダーになるために向上させたいスキルを定め、そのための具体的アクションを考えることで、明日に行動につなげます。
【内容】
・モデリングシートとアクションプランの作成

▼研修のウリ!
・ロールモデルが少ないことで管理職へのイメージを持ちにくい不安に寄り添い、あえて複数のマネジメントタイプを設定。自己分析と組み合わせ、いずれかに自身を重ねることで、管理職像を具体的に描けるよう工夫しています。

・体験型ワークを取り入れ、実際に一人で考えた時とみんなで考えた時に得られる成果の違いを体験することで、チームを率いるということはどういうことなのか、その魅力を理解できるようにしています。

・ロールモデルとは何か、効果的な質問や相談の仕方について整理した上で座談会に臨むことで、先輩との交流を最大限に活かせるようにしています。

・フォローアップ研修を組み合わせることで、モデリングの実践を振り返るとともに、現在の姿と目指す姿とのギャップや、行動を妨げる要因を深層心理の側面から丁寧に捉えます。確実に行動につなげるためのサポートを行い、成長を促します。

講師からのメッセージ

板垣 陽子

YOKO ITAGAKI板垣 陽子

長年、女性のマミートラック問題と向き合ってきた経験から、女性のキャリアアップには一人ひとりの個々の事情や不安に丁寧に寄り添った、丁寧なサポートが必要です。自分の強み・興味・価値観を活かしたマネジメントスタイルの理解、親近感がわきイメージができるロールモデルの存在、職場や家庭で得られるサポートに加え、自分自身がキャリアアップをためらう理由は何かに気がつくことも大切です。深層心理にも寄り添いながら、リーダーとしての一歩を踏み出す意欲を喚起できる研修を実施してまいります。

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