ハラスメント防止研修/3時間~1日

ハラスメント防止研修

こんな課題に対する研修です

労働施策総合推進法(通称パワハラ防止法)の施行により、すべての企業にハラスメントに関する体制の整備と適切な対応が義務付けされました。
その一方で、ハラスメントを気にするあまりに業務上必要な指導や指摘ができない、何でもかんでもハラスメントと訴える等の弊害が出てきているのも事実です。何故そういう弊害が生まれてしまうのか…というと、ハラスメントについて正確な情報を知らないまま、「ハラスメントは良くないこと」という概念だけが独り歩きしていることが挙げられます。
本研修では、長年にわたり企業人事として、そして社労士としてハラスメント防止と発生時の対応を行ってきた講師が、わかりやすくハラスメントをしない、させないために必要なことを解説します。

対象者

経営陣、管理職、ハラスメント相談窓口担当者、その他すべての従業員

研修の期待される効果

デフォルト画像

・ハラスメントを禁じていてもハラスメントがなくならない。
・ハラスメントを気にしすぎるためか、管理職が必要な指導や注意をしない。
・何かあるとすぐ「ハラスメント」と訴える社員が多い。
・ハラスメントの相談があった場合に、どう対応すべきかいつも迷う。

デフォルト画像

・管理職が、ハラスメントになるような言動をしないで、業務上必要な指導や注意を適切に行う。
・皆がハラスメントに関して正しい知識と理解を有しており、業務が円滑に進められるようになる。
・ハラスメントの防止、体制整備、適切な対応が、会社としてできるようになる。
・ハラスメントによるメンタルヘルス不調者が減る。

研修プログラム例

■パワハラ防止の法制化
パワーハラスメント関する法律が施行された背景から、改めて何故ハラスメントは良くないことなのかを理解します。
また、法律ではどういうことが禁止され、求められているのかを確認し理解します。
<内容>
・パワーハラスメントが法制化された背景
・労働施策総合推進法(パワハラ防止法)の内容について

■ハラスメントとは
自身のハラスメントに関する認識度を確認した後、ハラスメントは何故問題なのかを改めて考え整理します。
そして、ハラスメントが起きる背景を確認し、自分自身がどう考え行動していけば良いのかを考えていきます。
<内容>
・ハラスメント認識度確認テスト
・ハラスメントは何の問題なのか
 グループディスカッション&全体討議
・ハラスメントが起きる背景
 「仕事なんだから」という勘違い
 ジェンダー
 (LGBTQ、SOGIハラについても含む)

■ハラスメントの種類
代表的なパワハラ、セクハラ、マタハラの定義やその基準の違いを確認し、「何をどうしたらハラスメントになるのか」を正しく理解します。
※すべてが相手が嫌と感じたらではないことを理解する。
<内容>
・セクハラについて
・マタハラについて
・パワハラについて
・ハラスメントを生まないために

■ハラスメントの相談を受けたら
ハラスメントの相談を受けた場合、その対応次第で、解決に向かうか、問題が大きくなりコンプライアンスの問題にまで発展してしまうかが変わります。
部下等からの相談を受ける可能性がある管理職や相談窓口担当者は、相談を受けた時に、どういう対応をする必要があるのかを知っておく必要があります。
<内容>
・ハラスメント相談対応の基本
・対応における具体的なポイント
 傾聴
 スティンザー効果
 NGな言葉や態度
 意向を的確に把握する
 適切な対応

■まとめ
ハラスメントをしない、させない、起こさなために、理解しておくべきこと、今日から実践すべきことを整理し確認します。
<内容>
・ハラスメント認識度確認テストの確認
・ハラスメントは職場以外で起きれば犯罪になることも…
・ハラスメントが起きるとどういう影響があるか

▼研修のウリ!
企業で相談窓口を担当し、現在は社労士としてハラスメント対応をしている講師が、実例を交えながら、実際に会社として、管理職としてどう考え、対応していけば良いのかイメージでき、ハラスメントの予防につながる研修です。
また、ご要望に応じ、管理職むけだけでなく、相談窓口担当者むけ、ハラスメントを受けないために、あるいは受けた時にどうすべきかを盛り込んだ一般社員むけの研修も提供可能です。

お客様の声

原則的なこと、一般的なことを経験をふまえて具体的、かつ体系的に教えて頂き、今後対応に迷った時の指針になる考えが学べて良かった。
相談対応においておさえておくべきポイントが、とてもわかりやすく定期的に見返していきたい。
また、何よりもハラスメントを生まない環境を会社として作っていくことの重要性を実感したので、今回の研修で学んだことを社員にも伝えていきたいと思います。

講師からのメッセージ

正木 秀幸

HIDEYUKI MASAKI正木 秀幸

ハラスメントに関する法制化が進み、ハラスメント防止研修を実施する企業が増えています。また、ハラスメントは良くないことという認識は、誰しもが持っています。しかし、ハラスメントはなくなりません。どうしてでしょうか。
それは、社員がハラスメントに関する正しい認識を持ち、「つい…」や「気づかないうちに」ハラスメントしてしまうということがないようにできていないからだといえます。
本研修では、多くのハラスメント対応をしてきた講師が、実例を交えながら、社員一人ひとりが日々気をつけることに気づいてもらうようにし、今日から実践してもらえるようにします。

この講師の詳細ページへ
この研修について問い合わせる
  • sb-bnr-pickup.png
  • sb-bnr-concierge.png
  • sb-bnr-collaboration.png
  • Withコロナ時代の研修対策
  • Zoom研修/セミナーテクニカルサポート派遣
  • sb-bnr-jpia.png