人生100年時代におけるワークライフバランスミドルエイジ社員のキャリア&ライフプランづくり3つの秘訣/2時間×3日 (4時間〜1日等、短縮版実施可能) ※4 経営幹部対象のみ別枠3時間

役職者向け 効果的な表現技術

こんな課題に対する研修です

40歳以上の中高年齢層社員は、管理職や知恵袋として、なくてはならない大黒柱のような存在です。しかし、家族の介護や自身の療養などが増えたり、イノベーションへの対応や年功序列の解体にストレスを感じたりなど、ピークを過ぎた自分の年齢を実感し始め、定年や年金など、老後を意識する悩み満載の年代です。
そんななか、老後は「定年してから考える」という人が多く、早期から次のライフステージにむけた準備が必要だったと後悔していることはあまり知られていないのが現状です。
会社としても、本格的に到来する超人材不足時代にむけ、多様な働き方の構築や、第一線から次のステージへとスムーズな世代交代のために、シニア人材の学び直しと新たな働き方の開発が必要と気づきはじめました。
企業の福利厚生として、人材教育として、社会環境を踏まえた働く人生戦略を考える手法と考え方を、福祉の専門家から体系的に、実践と実例を通して学びます。

対象者

40代以上の全社員、管理者

研修の期待される効果

デフォルト画像

・40歳以上の中高年齢層が働く意欲がない、対人関係がこじれる
・歳上の部下とのコミュニケーションが難しい
・介護や療養との両立で業務の生産性が低下したり離職が増える
・属人性から役職や配置転換が困難

デフォルト画像

・個人にあった健康で働き続ける見通しをたてることで、仕事に前向きになれる
・老後のためのコミュニケーションの学び直しによって、社内の人間関係が改善する
・介護や療養などがあっても生産性を維持できる業務マネジメントが可能になる
・役職や配置転換をスムーズに行い風通しがよくなる

研修プログラム例

1 誰もが初めて!の「人生100年時代」
なぜ今、キャリアと人生のプランが必要なのかを学ぶ。今まで誰も経験したことのない人生100年時代の良い点、不安な点を確認したうえで、この先の社会保障の見通しや、会社、家族のありかたを学ぶ。仕事や人生の価値観や幸福感をふりかえり、思考の整理をする。
<内容>
秘訣1 人生100年時代の幸福のポイントは「自分らしく働くこと」
・人はなぜ、いつから長生きになったのか?
・人生100年時代の光と影 
・昭和と令和の比較から安心な老後のヒントをさぐる
・将来安心!住んでおくべき地域の選び方
・必ずやってくる介護の準備
・頼りになるのはお金か家族かそれとも?
・将来設計にあわせて働きかたを変える準備

2 今から始めるキャリア設計と人生設計
40代から始めるキャリアプランと人生設計の考え方とはなにかを学ぶ。また、やがてやってくる介護が必要な年代にむけて、どのような準備をするべきか、そして、家族をあてにできないおひとりさまならではの心構えや、職場の人間関係のあり方など、具体的なケースを想定した個人ワーク形式で取り組む。
<内容>
秘訣2 自分にあった働き方を選択する
・好き・できる・求められるWILL・CAN・NEED の棚卸し
・家族と会社はセーフティネット&ファミリーになっておく
・働く目的はさまざま 独立起業から地域貢献まで
・定年後の自分のお値段をあげる方法
・介護のはじまりに備える 介護離職を防ぐヒント
・3つの在宅生活 単身生活・共同生活・入所生活
・5G時代の介護生活の心構え

3 シニア世代の学び直しとトリセツ作成
人生の目標を描き、次にその未来像を実現するための道筋を未来から現在へさかのぼって考える「バックキャスト思考」で確認する。慕われる先輩となって働き続けるための学び直しの考え方と方法を学習する。良好な人間関係を棚卸ししたり、家族との関係を整えたりするためのコミュニケーションスキルの習得によって「老害」と言われないスマートライフをめざす。
<内容>
秘訣3 将来に役立つ最善の自己投資のすすめ
・知能と知性の成長曲線と健康度曲線
・シニア世代の学び直しの成功法則
・対人関係構築力のトレーニング
「相談する言葉づかい」「アサーティブネス」「感情のマネジメント」
・家族や友人知人との関係の作り直し
・いざというときのトリセツづくり

4 経営資源としてのシニア人財 〜会社を強くする!シニア人財との新しい縁づくり〜  (経営幹部対象)
定年がきたらお別れ、まだ頼りにしたいなど、シニア世代を取り巻くぎこちない雰囲気があります。介護や本人の療養などで急な退職もあり、業務にストレートに影響します。また、こうしたネガティヴな退職は、次世代社員のキャリアビジョンや、人材開発にも大きく影響します。シニア人財を経営資源として良好な縁をつなぐ「お別れしない退職」とはなにか、そのために必要な準備とプロセスを確認し、人材開発戦略を考えます。
<内容>
・経験と実力のあるシニア人財の適切な継続雇用ができる手法
・知識や知恵を継承する新たな中核人材育成の考え方
・後ろ向きな退職を減らす面接のヒント
・成長をめざす長期雇用を推奨する福利厚生制度の導入
・人材確保育成計画の活用方法

▼研修のウリ!
複雑な社会保障やこの先必ず知っておくべき実践的な知識を、わかりやすく事例を交えて説明します。
業務マネジメントや社員同士のコミュニケーションなどを改善する独自のプログラムによって、行動変容をめざします。
同世代の講師だから、中高年齢層にとって耳に痛い話でも受け止めやすく、理解が進みます。

お客様の声

・これからの働き方がどのように変わるのか具体的にわかれば、自分はどうすればよいのかがわかる。年金や介護など社会保障が厳しい未来がやがてやってくることや、今は元気な親の将来が思った以上に大変だとわかったので、さっそく帰省して親と話をしようと思う。また、独身でやってきた自分自身の将来の生活設計も情報収集をし始めた。まだ大丈夫と、今まであまりじっくり考える機会がなかったが、とても貴重で大切な学びとなった。いい人生に変えていく方法がわかって安心しています。
・正直、今までの自分のやりかたに限界を感じていた。若い世代がついてこなかったり、昇格試験に落ち続けたり、イライラしながらもこのままではいけないと思っていた。この研修で、新しい自分の考え方や人生の目標を手に入れることができた。そして、なにをどう変えればよいかもわかった。福祉現場で多くを見てきた先生の、心に響く言葉が忘れられないです。研修後、仕事のすすめかたや部下との関わり方を見直しつつあります。仕事そのものを楽しめるようになれたことは最高にうれしいです。

講師からのメッセージ

丸山 法子

NORIKO MARUYAMA丸山 法子

健康であれば一生働く時代になりました。家族とともに、社会のひとりとして、価値ある自分であり続けたいものです。中高年齢層にとって、折り返し地点の今、自分らしく働き続けるためにキャリアを再構築し、福祉や介護など社会情勢を知って早めの準備をすすめることが大切ですが、こうしたテーマの研修はまだ少ないのが現状です。しかし、多くの社員のなかで、とくに中高年齢層の思考と行動を変えることは、人材の適正配置や業務の生産性、IT 化、業務マネジメントや労務管理など、職場にあるあらゆる問題を解決し、風通しのよい雰囲気になるなど、研修による変化と影響を実感することができます。

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