「教わり上手」になるための指導の受け方研修教わり上手は仕事上手! ~叱られ方が成長を決める~ 4時間~7時間(ご要望によってプログラムをカスタマイズします)
こんな課題に対する研修です
「教えても、わかってるんだか、わかっていないんだか、よくわからない」
「教えがいがない」 …そんな指導者のぼやきをよく耳にします 。
指導者も人間。
「教えても反応が薄い」「何度も同じ失敗を繰り返す」「それ、前に聞いたことと違いますが」と口答え。
そんなことが続けば、教える気持ちが萎えてしまいかねません。
逆に、打てば響くような返事が返ってくれば、もっと親切に教えたくなります。教えたことをすぐに身に着けてくれれば、指導者のモチベーションも上がり、スタッフとの人間関係も良くなります。
指導を受ける側の態度と理解力が、指導者側の教え方をも左右するのです。
そしてそれが何より、スタッフの成長度合いに影響します。
まずスタッフに、「指導の受け方」を先に教えておくことが、指導効果を上げるだけでなく、お互いの人間関係やスタッフのメンタルを守ることにもつながります。
対象者
新人研修の一環として行うと有効ですが、上司から指導を受ける立場の方全般に効果的です
研修の期待される効果
・「何を教えても反応が薄い」「わかってるんだか、わかっていないんだか、よくわからない」
・「何度も同じ失敗を繰り返す」だから「教えがいがない」そしてついつい強い口調で叱ってしまう
・パワハラと言われるのが怖くて叱れない・指導ができない そして部下のミスをスルーする
・結果、リーダばかりが忙しくなり、人材も育たない → 仕事の成果が上がらない
・打てば響くような返事を返せる
・教えたら、すぐできるようになる
・だから教えがいがある 教えてあげたくなる!
・叱られるのが怖くない だから叱る側も怖くなくなる!
・その結果・・・・パワハラが起こらない スタッフのメンタルを守る 仕事にやりがいを感じるから辞めない
研修プログラム例
*プロフェッショナルに仕事をこなす人は、教わり上手
*指導者の心理を読み取りながら聞くことの大切さ
<演習1>ディスカッション テーマ「これまで教える側になった体験」
・部活やアルバイト等で、教える側になってみて感じたことを話し合い、共有する
・グループディスカッション → 発表 → 講師コメント
2.好感度と理解力を格段に上げる話の聞き方
*体をフル活用する
*頭をフル活用する
<演習2>話の聞き方トレーニング
・段階的に聞き方のトレーニングを行う 「態度・体勢・表情」「返事・あいづち」「理解・質問」
3.実践!指導の受け方
*OJTの受け方 ~ 成長サイクルとは?
*正確に漏れなく指示を受ける ~「初めてのおつかい」にならない指示の受け方とは
<演習3>指示・指導の受け方ロールプレイング
・講師を上司に見立て、仕事の指示や指導を受ける
・ロールプレイング → 振り返りディスカッション → 受講者コメント → 講師コメント
4.実践!様々な場面での指導の受け方
*プラス評価を受けた時(=ほめられた時)に考えるべきこと
*マイナス評価を受けた時(=注意・叱責)を受けた時の対応の仕方
<演習3>評価の受け方ロールプレイングプレイング
・講師が上司役となって、スタッフを「ほめる」「叱る」
・上司の誤解で、いわれのない叱責を受けた際の対応の仕方
5.教わることは、優れた他人の経験を借りること
*だからこそ、日頃のコミュニケーションを大切にする
*常に自分を振り返ることの意義
ワーク紹介
・ロールプレイングでは、「ただ言われたままに聞く」のではなく、「考えながら聞く」とはどういうことか、「先の先まで考えて行動に移す」とはどういうことかを、ロールプレイングによってトレーニングします。
・「叱られ体験」は、研修でシミュレーションしておくと、パワハラと叱責の違いが理解できるだけでなく、対応の仕方が身に着き、人間関係やメンタルへのネガティブな影響を防ぐことができます
お客様の声
・自分が教える側の時、相手が覚えてくれないと「相手の能力が低い」と思ってしまったのに、教わる側の時は「教え方が悪い」と思っていしまっていたことに気付きました
・教わる側の態度が、教える側の心理状態に大きな影響をあたえるんだということが、あらためてわかりました
・叱られるのは恥ずかしいことと思っていましたが、「期待されているから」と聞いて、前向きな気持ちになれました
・叱られるのは嫌だけど、叱る側はもっと嫌なんだと知りました
・「叱責への対応は、お客様からのクレーム対応と同じ」という言葉にピンときました
講師からのメッセージ
SHIZUKA KIYAMA喜山 志津香
年代が下がるにしたがって、SNSによるコミュニケーション経験は豊富でも、リアルな対面コミュニケーション経験が少ないまま成長してきた人が多くなっています。そこで上司とのコミュニケーションギャップが生まれます。上司の側が自身の指導力を磨くことも必要ですが、指導を受ける側のスキルを上げておくことが、コミュニケーションギャップを埋めることに役立つはずです。また、俗にいう「叱られ慣れていない」世代を叱責することは、ミットを構えていない相手にいきなりボールを投げつけるのと同じことになります。投げたボールが全て身体を直撃し傷を負うため、パワハラと受け取られやすくなったり、メンタルヘルス問題につながります。研修で、ミットの構え、ボールのキャッチの仕方を教えておくことが、スタッフだけでなく、リーダー側を守ることにもなるでしょう。
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