管理職のための決断力の鍛え方チームを牽引する決断力を身につけよう/2時間

部下のモチベーションを高める

こんな課題に対する研修です

新任管理職になると、会社かの業務の目標があり、チームのメンバーを指導し、メンバーの協力を得ながら、目標達成を求められます。そのため、職務を遂行する上で、多くの決断をすることが必要になり、メンバーにとっても、その決断が的確で納得するものである事が求められます。そのような管理職としての決断をすることに対して、心配や不安がある新任管理職を対象に、適切な決断をできるように、そして、その決断のレベルを上げていくための研修になります。そして、この研修で得た適切な決断をできる自信が、チームを引っ張っていく大きな力となります。

対象者

新任管理職

研修の期待される効果

デフォルト画像

・管理職として、決断が必要だということを十分理解していない
・決断をするために、何をする必要があるかをよく理解できていない
・決断をするためのいくつかの選択肢があるときに、どうやって的確な選択を決断できるかわからない
・決断をした後に、実際の実行しようと思っても、なかなか実行できない
・実行した内容の効果をしっかり検証できていないため、効果があるかないかを把握できていない
・決断をする力がなかなか高まらないし、自信が持てない

デフォルト画像

・「決断」をすることに自信が持て、適切な決断ができるようになる。
・決断したことを実行するための上司部下とのコミュニケーションの重要性を理解し、できるようになる
・決断を実行したときに、効果の見極めることを学び、これを繰り返すことで決断力が高まる

研修プログラム例

1.オリエンテーション
研修の目的とこの研修でのグラウンドルールを確認します。また参加している受講生の自己紹介を兼ねて、今回の研修のテーマである「管理職の決断力」について、事項者がどのような思いか、今までの決断力との違いなどを語ってもらい、研修に向き合う気持ちを作っていきます。
【内容】
・研修目的の説明
・グラウンドルールの説明
・自己紹介で、「管理職としての決断」と「今までの決断」との違いのついて、受講者の意見を共有します

2.管理職の決断とは
管理職の役割を果たすためには、部下に対して具体的な内容を管理職が決めて、仕事を進むことになる。決断を行うことが非常に重要であり、その影響力は、自部門だけでなく社内の他部門、会社全体、社外にも影響することがある。決断ができない人にとっては、決断をフローを知り、フローに従って、決断をすれば根拠ある決断ができるようになる。受講者の決断力についてチェックリストで自分の強味、弱みを知ってもらう。
【内容】
・管理職の役割と決断内容のかかわり
・決断の影響力の説明
・決断できない人が決断できるようになるための方法
・決断力のチェックリストを用いた各受講者の決断力を自己チェック

3.管理職の決断フロー
決断フローとして、
①問題から目標を設定する
②問題を分類する
③解決施策の仮説を立てる
④判断軸による決断をする
以上の4つのSTEPを理解してもらう。
【内容】
・決断フローの全体の説明
・STEP1の説明、特に問題からすぐの解決策を考えることはNGであること、問題のとらえ方により目標が変わることをワークを通して理解してもらう
・STEP2で問題の分類として、クネビンフレームワークを理解してもらう
・STEP3で、複雑系問題を取り上げ、ワークを通して解決施策の仮説を設定することを学ぶ
・STEP4で、複数の解決施策の中から、判断軸を決めて評価し、決断することを学ぶ

4.決断の実行
決断したことを実行するための上司部下へとのコミュニケーションを学ぶ。
決断を実行した後にその効果を見極め、効果があれば施策の継続を、効果がなければ施策の見直しを行う。
決断は必ずしも十分な条件がそろわなくても、時間が不足する状況や情報が不足する状況でも、この決断のフローを使い決断し、実行し、そのうえで効果の見極めを行うことで効果のある解決施策を実行していくことができる。
【内容】
・上司あるいは、部下に決断内容を伝えるときのコミュニケーションの内容を学ぶ
・決断した内容を実行した効果の見極めを考え方を学ぶ
・時間不足、情報不足の中でも、決断することができることを学ぶ

5.まとめ
①管理職の決断とは、②管理職の決断フロー、③決断の実行の内容の振り返りを行い、内容を再確認を行う。
そのうえで最初に行った受講者自身の決断力のチェックの結果を踏まえて、明日からの決断における実行プランを考えていく。
【内容】
・各章の内容の確認
・各自の決断力チェックを踏まえた事項プランを作成し、グループで共有する

▼研修のウリ!
なかなか決断をどのようにしてすればいいかわからない管理職が、適切な決断の仕方、決断の実行のためのコミュニケーションのポイント、そして効果の見極めて次のアクションの考え方を学びことができます。研修後、すぐに実際の職場に戻って実践でき、これを繰り返し実施することで決断力は高まり、チームを牽引する力が発揮できます。

講師からのメッセージ

神田 知幸

TOMOYUKI KANDA神田 知幸

決断力を高めることは、なかなか難しいと思う方が多いと思います。しかし、決断するときのフローを丁寧に学ぶことで、一つ一つのステップを確実に行うことで、最適な割断をできるようになることを実感してもらいます。そして、決断の内容を実行し、その効果を見極めて、その結果により、決断内容の軌道修正をすることまでを繰り返し行うことで、自分の決断内容を常に振り返り、決断の質を高めていくことができます。決断は、仕事だけではありません、あらゆることについて自分で考え、自分で決めて、実行することになります。そんな決断力を自分自身に身につけることができます。

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