災害対策防災リーダー&社員の災害時の心構え
「災害対策」とは
災害は忘れたころにやってきます。防災週間など、年に1度は企業防災に関するセミナーを受講し防災意識の維持・向上を目指した啓発が必要です。
職場の管理職、特に各拠点における事業所の責任者は、大規模災害の際、適切に状況を判断し、事業所内社員の避難を指示するなど重要な責務を負っています。東日本大震災発生時の津波避難の実例から成功事例、失敗事例やいざという時の行動や準備事項をお伝えします。
注目される背景
労働安全衛生法では、事業所ごとに責任者を決め、その安全配慮義務などを定めています。事業所ごとの責任者は、火災や地震・津波など災害時には、事業所内の人の安全を守る責任があるのです。
企業は様々な目的で全国に「拠点(=事業所)」を設置しています。販売会社や金融機関の支社・支店、スーパーマーケットの店舗、製造業の工場や倉庫などです。そして規模の大小にかかわらず、各拠点の「責任者」を決めなければなりません。このような「場の管理者」にとって、防災(特に避難)に関する知識は必須となっています。
東京都は最近「事業所防災リーダー」という呼び方を始めました。災害時に必要な各種情報を東京都が提供し、適切な避難誘導を促そうというものです。
全国の「事業所防災リーダー」などの管理者向けの、過去の災害事例から大規模災害時の避難や事前の準備や、必要な知識や心構えについて学びます。
こんな課題を解決します
・事業所の責任者になったが、災害時にどのように対応すればいいかわからない・過去の失敗事例、成功事例が知りたい
・事前の備えとして、何をすればいいか、知りたい
研修を通して学べること
事業所の責任者として必要な知識は以下のようなものになります。
・東日本大震災時に起こった津波避難事例
・事業所防災リーダーの責任と役割
・災害発生後の初動対応
・平時から取り組んでおくべき事項
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