ビジネスを変革し利益を創出する「マーケティングDX」研修「デジタル化」から踏み出し、成功に至る「DXの必須ポイント」を体験する/1日(7時間)

企業理念浸透ワークショップ

こんな課題に対する研修です

DXに注目が集まって「成功・失敗事例」などもメディアに取り上げられるようになってきました。しかし、実際にはDXに取り組んでいるとされる大企業はDXの前段階である「デジタル化」に留まっており、実情はまだ「成功も失敗もしていない、とりあえず手を付けただけの、変革(トランスフォーメーション)なきDX」ばかりです。また、中小企業の多くはまだ何をやっていいのかもわからない状況にあります。DXの眼目は「デジタルによるビジネスモデルの変革」です。「変革」のためには、方法論としての「マーケティングの視点」が欠かせません。本研修では変革すべき「ビジネスモデルの要件」と「マーケティングの基本」から入り、実行のためのマーケティング分析によるビジネスの変革の演習を行い、「変革のための基本パターン」を身に付けます。そして、実行施策の一つである「デジタルマーケティング」の基礎までを1日で一気通貫します。

対象者

DX推進担当 マーケティング担当 情報システム担当 経営企画担当 経営層

研修の期待される効果

デフォルト画像

・DXと言われても、何から手を付けていいのかわからない
・アナログをデジタル化しただけで具体的な効果が見えない状態にいる
・DXにおける成功イメージとそこに至るポイントがイメージできない
・DXで具体的にどのように利益に結びつけていくのかがわからない
・内向きのカイゼン活動の延長のDXは成功したが、外に打って出る方法がわからない

デフォルト画像

・DXとビジネスモデルの本当の意味と基本要件が理解できる
・マーケティングの考え方でDXにおける「変革のポイント」を見つけるようになれる
・外に打って出て利益を送出するための「マーケティングDX」の基本が理解できる
・具体的な施策の一つである「デジタルマーケティング」のキモとなる手法が身に付く

研修プログラム例

■DXとビジネスモデルの基本を理解する
DXとビジネスモデルの基本要件と代表事例
〈内容〉
(レクチャー)
・IPAの「DX白書2023」から現状を認識する
・経産省の「DXの定義」を見直し、そのポイントを再考する
・ビジネスモデルの意味とその基本要件を理解する
・ビジネスモデルから考えたデジタルで変革をした事例を紐解く
・DXに欠かせない3つの視点

■DXとビジネスモデル変革に欠かせないマーケティング視点
DXに欠かせないマーケティング視点の「基本のき」
〈内容〉
(インタラクティブ演習)
・多くの人が「ニーズ」に対する誤った認識あり!
・頭に焼き付けるべき「マーケティングの全体像(体系)」

■世の中や顧客に目を向けて、内部の状況も明らかにする:環境分析
・市場機会と事業課題を抽出する3C分析のキモと分析事例
・ビジネスを変革するVC(バリューチェーン)分析のキモと分析事例
〈内容〉
(レクチャー&インタラクティブ演習)
・3C分析のフレームワークとそのキモ
・3C分析の分析事例
・VC分析のフレームワークとそのキモ
・VC分析の分析事例

■ビジネスケース演習
・3C分析によるKSF(成功のカギ=変革の方向性)導出
・VC分析による変革ポイントの導出
〈内容〉
(グループワーク)
・ケース事例による演習①:3C分析によるKSF仮説の導出
・ケース事例による演習➁:KSFを実現するVCの分析・構築による変革ポイントの導出~変革のためのデジタル技術の活用の検討

■戦略・施策立案・デジタルマーケティングの基礎
・外に打って出て利益を送出するための「マーケティングDX」の基本
・具体的な施策の一つである「デジタルマーケティング」のキモ
〈内容〉
(インタラクティブ演習)
・ニーズから考えるターゲットの考え方
・ターゲットへの価値の示し方(ポジショニング)
・ターゲットの解像度を上げる「ペルソナ」
・ターゲットを動かす「コミュニケーション戦略」:態度変容モデルとコミュニケーションミックス
・「カスタマージャーニーマップ」と作成演習

▼研修のウリ
現在行なわれているDX研修は入門段階の事例研究に留まっているか、一足飛びに具体的なデジタルツール(ITシステム)の導入研修になってしまっているのがほとんど。本研修ではDXの眼目である「デジタルによるビジネスモデルの変革」を実現するためのポイントを、ケース演習で体感学習できます。そして「変革」のために方法論として欠かせない「マーケティングの視点」を基本から、収益につなげる実務まで学ぶことができます!

お客様の声

今まで「自社にはどんなデジタルツールを導入すれば良いのか?」ばかり考えていたが、ケース事例の演習で「変革ポイントを見つけて、そこで同デジタルを活用するのかを考える」という、一つの具体的な方法論を身に付けることができたし、その考え方は目から鱗だった。また、「業務の効率化」や「カイゼン」はDX以前だと最初に言われたが、外に目を向けて「利益を挙げる」という発想にはなっていなかったので、「マーケティングの視点」が欠かせないということには確かに納得した。
会社から「DXを推進せよ」と言われても、何から手を付けていいのか全くわからなかったが、具体的な方法論の一例を学べたことは大きい。自社は中小なので、曖昧な目的のためにデジタル投資はできないので、「収益を上げる」という観点からの具体的な施策例まで示してもらい、その実際の手法の一つを演習を通じて学べたのも良かった。

講師からのメッセージ

金森 努

TSUTOMU KANAMORI金森 努

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の「DX白書2023」のサブタイトルは、「~進み始めた「デジタル」、進まない「トランスフォーメーション」~」です。つまり、多くが「デジタル化」で留まっていて、本当のDXには進めていないということです。DXの進め方は実際には幅広く、様々な可能性があるでしょう。従って、本研修で示す進め方が唯一の正解というわけではなく、一例に過ぎません。しかし、企業の目的である「利益を挙げる」ということと、「もっと外に目を向ける」という観点からすれば、マーケティングの視点は欠かせません。その視点を是非、身に付けてください。

この講師の詳細ページへ
この研修について問い合わせる
  • sb-bnr-pickup.png
  • sb-bnr-concierge.png
  • sb-bnr-collaboration.png
  • Withコロナ時代の研修対策
  • Zoom研修/セミナーテクニカルサポート派遣
  • sb-bnr-jpia.png