鉄は熱いうちに打て!新入社員のためのマーケティング基礎講座「ビジネスの共通言語」であるマーケティングを学び、自分の「顧客」を理解する/1日(7時間)

ベーシックマネジメント研修

こんな課題に対する研修です

今日、マーケティングは全社員が習得すべきOSとして必須のスキルとなっており、早期にインプットしておくことが肝要です。タイミングとしては新入社員導入研修の最後、配属決定直後後の今後自分が担当する業務に思いをはせる時期がベストです。もしくは半年間、自分の担当業務を経験した秋期の新入社員フォロー研修として、一自分の業務を振り返らせるために行なうことも効果的です。キーワードは「顧客視点」と「顧客ニーズ」。直接自社顧客と接する部門はもちろん、管理部門や生産現場なども、「社内顧客」や「下工程はお客様」という概念をインプットして、自らの業務の中で「顧客は誰か?」を意識させることができるようになり、ビジネスの円滑化が図れます。「実際のビジネスの中で活用するマーケティング」を、「マーケティングの全体像(体系)」を意識して、身近な事例から自分の業務に紐付けて考えさせ、「業務に活かせる」ようにしていきます。

対象者

新入社員基礎研修が終了し、配属が決定したタイミングや配属半年後程度の方

研修の期待される効果

デフォルト画像

・マーケティングに触れたことがなく、関心もない。自分の業務とは関係ないと思っている
・自社のビジネス、及び担当する業務の顧客がイメージできない。そのニーズなど考えたことがない
・マーケティングを自分の業務にどう活用するのかわからない
・マーケティングを何となく知っているが、難しそうと思っている

デフォルト画像

・自社と自分の担当業務におけるマーケティングの意味・必要性と活用法がイメージできるようになる
・自分の業務における「顧客」と、その「ニーズ」が理解できるようになる
・マーケティングとフレームワークの体系が理解できている
・各フレームワークの具体的な使い方のポイントが正しく理解でき、自分の業務の中で使えるようになっている

研修プログラム例

1.意外と理解されていないマーケティングの「基本のき」
マーケティングの「基本のき」である「ニーズ」の本当の意味と、その抽出方法がわかる。「マーケティングの全体像(体系)」を頭に焼き付けられる。
〈内容〉
・「売れない!」理由は、「ニーズ」に対する誤った認識にあり!
・セオリー=「マーケティングは流れで読み解く!」(事例演習)

2.まず社内より市場や顧客に目を向ける!:環境分析
代表的な環境分析のフレームワークの使い方を事例を通じて学び、具体例の演習で身に付けることができる。
〈内容〉
・「PEST分析」のフレームワークで「世の中の動き」を理解する!
・「3C分析」のフレームワークで「戦略の方向性」を導き出す!
・3C分析の分析事例で使い方を理解する!
・連続事例演習①「3C分析編」のグループワークで身に付ける!

3.顧客候補を見つけ出し、自社の魅力を示す:戦略立案
マーケティングの「心臓部」である、「誰に・どのように魅力を示すのか?」という「戦略立案」の具体的な方法が実践できるようになる。
〈内容〉
・「一般的なセグメントの切り口」の誤用が「売れない!」原因(事例演習)
・顧客候補(セグメンテーション)~魅力度判定:顧客候補決定方法(ターゲティング)
・顧客候補へ「自社の魅力の打ち出し方(ポジショニング)」を決定する(事例)
・「マーケティングは流れで読み解く」が、「戻る!」も実務では重要!
・連続事例演習➁「戦略立案編」のグループワークで身に付ける!

4.効果的な施策構築(マーケティングミックス=4P)のポイント
戦略立案で考えた「魅力の打ち出し方」を踏まえた具体的な4つの切り口の施策(製品戦略・価格戦略・流通戦略・コミュニケーション戦略)の基本が理解できて考えられるようになる。
〈内容〉
・顧客への製品の提供価値を明確にする「製品特性分析」(事例演習)
・「価格戦略(値付け)」の基本を理解する
・「チャネルの役割」と「チャネル構築の留意点」を理解する
・ターゲットを目的のゴールに導く「態度変容モデル」と「コミュニケーションミックス」の基本を理解する
・連続事例演習③「施策立案編」のグループワークで身に付ける!

4.振り返りと自分の業務との結びつけ
ここまでで学んだ内容を振り返り、学びのポイントやキーワードを自分の中に落とし込み、自分の業務でどのように活用できるかを考えられるようになる。
〈内容〉
・学びの振り返りと自分の業務との結びつけ(個人ワーク)
・振り返りの共有とグループ討議(グループワーク)
・講師との質疑応答、アドバイス

▼研修のウリ
マーケティングが初めてでも身近な事例で「おもしろい!」と興味を持って積極的に参加できる。
マーケティングが「体系的」になっていてしっかりと理解できる!
フレームワークを実際に手を動かして体験して、身に付けられる!
マーケティングを「知っている」だけでなく「業務に活かせる」ようになる!
自分の「顧客」と、自分の「業務の中での役割」が意識できるようになる!

お客様の声

・今までマーケティングに触れたこともなかったし、自分の配属先ではマーケティングは関係ないと思っていたが、自らの「顧客は誰か?」を深く考えることで、業務との関わりが意識できるようになった。マーケティングの「体系的な流れ・全体像」と「実践的な事例」、そして、連続したリアリティーのある一つのテーマの「事例演習」で非常によく理解できた。「全体像」を意識することで、他の部門との関わりも理解できるようになった。
・大学でマーケティングの単位を取っていたので自分はマーケティングがわかっていると思っていた。しかし、受け身の授業で聞いていた知識と、実際に演習で手を動かしてみて、「知っている」ことと、「使える」ということの間には大きなギャップがあることが体感できた。また、「顧客」ということに対しても、自分はマス的な大括りな見方しかできておらず、その詳細なニーズまで考えが至っていなかったことに気がついた。実際の業務では、「顧客視点」で、「ニーズから考える」ことができるようになろうと思った。

講師からのメッセージ

金森 努

TSUTOMU KANAMORI金森 努

多くの企業で「マーケティング」は「全社の共通言語」となっています。直接顧客と関係する部門・職種でなくとも、例えば管理部門なら、自社の社員を「社内顧客」として考えたり、製造部門では「下工程はお客様」とも言われるように、自分の工程の後の担い手の立場で業務を見直したりして、より良く業務の質や効率を上げていく取り組みに活用できます。もはやマーケティングの基礎的なマインドとスキルは全てのビジネスパーソンに必要不可欠なものになっているのです。
そして、マーケティングの「基本のき」は、「顧客視点」です。顧客の視点でものを見て、顧客の視点でものを見て、ものを考えるということですが、業務に慣れて、やがて日々の業務に追われるようになってくると「売り手の視点」になっていきます。
まだ、そうした環境に染まっていない新入社員の段階で、もはやビジネスのOSとも言うべきマーケティングの基本をインストールしていくことで、「全社の共通言語化」を促進し、「顧客視点」で考えられる社員を増やしていくことが可能となるのです。

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