「顧客視点」のマーケティング:基本と実践・1日コースわかる!使える!業務で活かせる!/1日(7時間)
こんな課題に対する研修です
「顧客視点」で考えるマーケティングは、単なる「モノを売るための手法」ではなく、今日においては「顧客を中心に考える、組織の共通言語」で、部門・職種を問わず全ての業務で必要とされます。しかし、マーケティングが「わからない・難しい」と言う方は少なくありません。それは、マーケティングを断片的に「聞いたことがある・知っている」だけだからです。マーケティングが「体系的」になっていれば、しっかりと理解できるのです。そのために身に付けるのが「マーケティングのフレームワーク」です。また、「フレームワーク」を使いこなせれば、より理解が深まります。マーケティングとフレームワークの初心者はもちろんのこと、「フレームワークを知っている人」や「知ってはいるけど、今ひとつ自信がない方」にとっても、「顧客視点で・フレームワークを使いこなす/徹底活用する」ためのポイントを学ぶ機会としておすすめします。
対象者
マーケ、営業、管理、技術、職種問わず顧客思考とマーケティングを業務に活かすべき方
研修の期待される効果
・マーケティングを自分の業務にどう活用するのかわからない
・顧客が見えない、ニーズがわからない
・社内で使われる専門用語がわからない
・いくつかのフレームワークは知っているが、使いこなす自信がない
・自分の業務を顧客視点とニーズから考えられるようになる
・マーケティングとフレームワークの体系が理解できている
・各フレームワークの具体的な使い方のポイントが正しく理解できている
・自分の業務を元に、フレームワークを使えるようになっている
・具体的な「課題抽出」「戦略・施策の立案」ができるようになっている
研修プログラム例
マーケティングの「基本のき」である「ニーズ」の本当の意味と、その抽出方法がわかる。「マーケティングの全体像(体系)」を頭に焼き付けられる。
<内容>
・「売れない!」理由は、「ニーズ」に対する誤った認識にあり!
・成功するセオリー=「マーケティングは流れで読み解く!」(事例演習)
2.まず社内より市場や顧客に目を向ける!:環境分析
代表的な環境分析のフレームワークの使い方を事例を通じて学び、具体例の演習で身に付けることができる。
<内容>
・「3C分析」のフレームワークで「戦略の方向性」を導き出す!
・3C分析の分析事例で使い方を理解する!
・連続事例演習①「3C分析編」のグループワークで身に付ける!
3.顧客候補を見つけ出し、自社の魅力を示す:戦略立案
マーケティングの「心臓部」である、「誰に・どのように魅力を示すのか?」という「戦略立案」の具体的な方法が実践できるようになる。
<内容>
・「一般的なセグメントの切り口」の誤用が「売れない!」原因(事例演習)
・顧客候補(セグメンテーション)~魅力度判定:顧客候補決定方法(ターゲティング)
・顧客候補へ「自社の魅力の打ち出し方(ポジショニング)」を決定する(事例)
・「マーケティングは流れで読み解く」が、「戻る!」も実務では重要!
・連続事例演習➁「戦略立案編」のグループワークで身に付ける!
4.効果的な施策構築(マーケティングミックス=4P)のポイント
戦略立案で考えた「魅力の打ち出し方」を踏まえた具体的な4つの切り口の施策(製品戦略・価格戦略・流通戦略・コミュニケーション戦略)の基本が理解できて考えられるようになる。
<内容>
・顧客への製品の提供価値を明確にする「製品特性分析」(事例演習)
・「価格戦略(値付け)」の基本を理解する
・「チャネルの役割」と「チャネル構築の留意点」を理解する
・ターゲットを目的のゴールに導く「態度変容モデル」と「コミュニケーションミックス」の基本を理解する
・連続事例演習③「施策立案編」のグループワークで身に付ける!
5.振り返りと自分の業務との結びつけ
ここまでで学んだ内容を振り返り、学びのポイントやキーワードを自分の中に落とし込み、自分の業務でどのように活用できるかを考えられるようになる。
<内容>
・学びの振り返りと自分の業務との結びつけ(個人ワーク)
・振り返りの共有とグループ討議(グループワーク)
・講師との質疑応答、アドバイス
▼研修のウリ
マーケティングが初めてでも身近な事例で「おもしろい!」と興味を持って積極的に参加できる!
マーケティングが「体系的」になっていてしっかりと理解できる!
フレームワークをグループワークで実際に何度も手を動かし体験して、身に付けられる!
マーケティングを「知っている」だけでなく「業務に活かせる」ようになる!
お客様の声
また、「顧客」のとらえ方、認識が変わり、「自分の業務にもマーケティングは関係がある」のだとわかった。
・マーケティングは専門職の専門知識で、プランニングをする「マーケティング部門」や、実際にモノを売る「営業部門」でなければ必要ないと思っていた。しかし、自分の日々の業務に非常に役立つことと、実務で実践できるとわかった。
特に「顧客視点で考える」「ニーズから考える」ということをつい忘れて、「売り手の都合」で考えるクセが付いていることを自覚した。業務への取り組み方を改めるきっかけとなった。
講師からのメッセージ
TSUTOMU KANAMORI金森 努
マーケティングは学問ではありません。
業務の中で「人・モノ・金」の全てを使って戦う「ビジネスの総合格闘技」です。
あらゆる「格闘技」は「型に始まり型に終わる」と言われます。
「ビジネスの総合格闘技」であるマーケティングの「型」が「フレームワーク」です。
しかし、「型」を「知っている」だけでは戦いに勝てません。
基本を具体的で身近な事例で理解し、リアリティーのある事例演習で繰り返し「型」を使って錬成して、ビジネスで使いこなせる「技」に昇華するのです。
「技」にするには、自らの業務に置き換えて考えることが重要です。
課題への取り組みの中でも「自分の業務でどう使えるか?」を意識してみてください。
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