公務員向けコンプライアンスを見直そう~組織のため・自分と部下を守るために~ (7時間)
こんな課題に対する研修です
コンプライアンスについては、「職員の当事者意識が乏しい」「研修を実施しても参加意欲が低い」といった声がよく聞かれます。しかし、避難訓練と同じで定期的に実施をしないと忘れてしまうものです。また、気づかないうちに部下が大きな犯罪に巻き込まれることもある「知らないと危険」なことでもあります。本研修では、コンプライアンスの気付きを促し、部下指導に活かすと共に自らの行動レベルにまで落とし込んで実践してもらうために事例をグループで検討します。コンプライアンスの「真の問題点」「解決策」を考えて話し合うことが重要です。「軽い気持ちでやったことが住民の信頼を損なうことに繋がる」 「コンプライアンス違反は組織にも自分にも家族にも大きな損失となる」「部下指導に活かさないと大変なことになる」という気持ちに受講者を導きます。また、コンプライアンスの意識強化と共に「私たちの働く意味・価値」の再認識をしてモチベーションを高めます。
対象者
公務員・管理職
研修の期待される効果
●コンプライアンス順守への理解が不足
●当事者意識の欠如
●注意をする際や意見を言う際に感情的になり、うまく交渉できない
●コンプライアンス順守の重要性の再確認と強化ができます
●グループで考えて話し合うことで当事者意識が持てます
●他者を配慮した聴き方/話し方がわかります
研修プログラム例
・コンプライアンスの意味
・公務員としてのコンプライアンス
・私たちの守るべきこと(グループワーク)
2.事例研究
①積極的に住民理解を得たいと考えた職員Bが個人のSNSアカウントで市の情報を公開している。
②C課長は〇省庁の職員を案内するときに普段つけない名札を付けている。
③A課長は普段から頑張っている部下のDさんを映画に誘った、その後2時間喫茶店で話をした。
3.こんなこともコンプライアンス違反?!
・愚痴/タイムカード/広報物に間違いを発見/無断押印/仕事中にネットサーフイン/仕事で入手したイベントチケットを転売/住民個人情報を役所内の他部署の人に見せる 等
4.行政の協力者との付き合い方
※事例は変更可能です。
※ご要望に応じて「コンプライアンスチェックリスト」「ハラスメントチェックリスト」の配布も可能です。
講師からのメッセージ
SHINOBU WATANABEラシャンス 渡辺 しのぶ
今、様々な職場の問題を聴いていると9割がたコミュニケーションで解決できると感じます。働く全ての人に良好なコミュニケーションスキルを身に着けていただき、悩みが「仕事そのもの」だけになれば、質の良い仕事を楽しみながらできるようになると思います。
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