社会保障が刻一刻と変化する時代、定年退職後のキャリア人生も長く続きます。
企業の雇用義務が65歳から70歳に延長される日もそう遠くはないでしょうが、50歳を超えたミドルシニアの方々の今後の人生を改めて考える研修です。
シニアを取り巻く環境、労働市場などの実態を知り、再就職活動に向け、何が必要なのか、どうすれば次のステージにたどり着けるのかなどを一緒に考えていきます。
定年退職後、自身はどうしたいのか(Will)をまず明確にし、次に自己理解を経てキャリアの棚卸し(Can)をおこないます。
その中で自分の価値観(キャリアアンカー)、大事にしている考え方などを整理した上で次のステップに向かいましょう。

定年退職後のキャリプランを探索したい方　＊概ね、50代～60歳未満のミドルシニア層

1.シニア就業者の実態
シニア就業者の就業率や雇用形態、働き方などの実態をつかむことができる
【内容】
・シニア就業率の変化
・シニア就業者雇用形態の変化
・シニア就業者「はたらく幸せ／不幸せ実感」
・60歳以降の働き方／選択方法

2.収入シミュレーション
50歳から55歳でピークを迎え、役職定年を経て、定年退職となり 60歳、65歳以降の収入を学ぶ
【内容】
・55歳以降の年収シミュレーション
・年収、所得、課税標準額とは
・収入と住民税・所得税の関係

3.60歳以上の労働市場、求人市場
60歳以上の労働市場、求人市場を知り、実態とニーズを理解した上で再就職活動をおこなう
【内容】
・60代、70代の仕事検索割合の推移
・60代、70代を積極募集している求人割合の推移
・求職活動を行う最大の理由
・年齢が採用の妨げになったと感じる理由
・求職活動時に妥協した条件
・採用に至ったと思う理由
・採用に至らなかった理由

4.再就職活動に向けて
再就職活動をする上での考え方やフロー、書類の作成方法などのステップを学ぶ
【内容】
・Must／Will／Canを考える
・心構えと考え方
・具体的なステップ
　1stステップ／事前整理
　2ndステップ／自己理解
　3rdステップ／応募準備(準備段階)
　4thステップ／応募活動
　5thステップ／実現(内定獲得、入社)

▼研修のウリ！
講師自身も大手企業に勤務していたことから、税金等、すべて給与天引きで内容を全く理解しておりませんでした。
定年退職後、別企業に再就職してはじめて、税金の仕組みや手取り額の少なさ等を実感した経験から、予め基礎知識をつけて頂き、環境の変化に柔軟に対応できるようにして頂きたいと思います。