部下のやる気を引き出す コーチングスキル研修(基礎編)信頼関係を育み、部下の主体性を高めるリーダーのためのコミュニケーション術/3時間(カスタマイズ可能)

360度リーダーシップ研修

こんな課題に対する研修です

部下のやる気が見えない、指示がうまく伝わらない――そんな悩みの背景には「関わり方の質」があります。
本研修では、相手の主体性を引き出し、信頼関係を築くための「傾聴」「承認」「質問」という3つのコーチングスキルを学び、部下が自ら動きたくなる対話力を習得します。

対象者

次世代リーダー候補者、管理職昇格者

研修の期待される効果

デフォルト画像

・部下のモチベーションが上がらない
・指示待ちや受け身姿勢が多い
・信頼関係が希薄で、本音が引き出せない

デフォルト画像

・部下の自発性、主体性が高まり行動につながる
・信頼関係をベースにした対話ができる
・部下の可能性を引き出す、コーチング型リーダーシップを発揮できる

研修プログラム例

●Session 1:コーチングとは何か
コーチングの基本概念を理解し、ティーチングとの違いを学ぶことで、相手の主体性を尊重した関わり方ができるようになる
【内容】
・コーチングの定義「答えは相手の中にある」
・ティーチングとコーチングの違い(事例比較)
・「一方的な指示がやる気を奪う」ことの理解
・コーチングの前提:成長可能性、パートナーシップ、相手主体
・個人ワーク:ティーチングとコーチングの違いに気づく演習

●Session 2:コーチング3つの基本スキル
部下のやる気を引き出し、信頼関係を育むための3つのスキルを体験を通じて習得する
【内容】
・スキル①傾聴:4つのレベル体験(受動的/表層的/積極的/共感的傾聴)
・スキル②承認:結果承認と存在承認/YOUメッセージとIメッセージの違い
・スキル③質問:オープン/クローズド、否定/肯定、過去/未来の質問
・演習:ペアで実践し、受け手の感覚をフィードバック
・傾聴・承認・質問の効果を整理

●Session 3:コーチングの基本プロセス5ステップ
コーチングの流れを理解し、部下の目標達成や行動計画を支援する力を身につける
【内容】
・5ステップ:①目標明確化 ②現状把握 ③行動資源の検討 ④行動計画の明確化 ⑤振り返り
・質問例ワーク:「どうなりたいですか?」「今どんな状況ですか?」など
・対話を通じた「ギャップの明確化」と「小さな一歩」の設定
・演習:ロールプレイでステップを実践

<ケーススタディ>
①行動に移せない部下に対して、モチベーションを引き出す質問の仕方を学ぶ
②目標や方向性が定まらない部下の可能性を引き出す方法を学ぶ
【内容】
①行動につながらない部下へのコーチング(目的再確認・スモールステップ・目標見直し)
②やりたいことが見つからない部下へのコーチング(資源発掘・不満から逆算・やりたいことリスト)

<まとめ・質疑応答>
学びを整理し、現場での実践につなげるアクションプランを明確にする
【内容】
・3つの基本スキルの振り返り
・「自分が目指すコーチ像」を言語化するワーク
・明日から実践する一歩を宣言
・質疑応答、研修の振り返り

▼研修のウリ!
・ICF国際コーチング連盟のコア・コンピテンシーに準拠した内容
・「傾聴」「承認」「質問」の基本を体系的に体験・習得
・ケーススタディで現場に即した実践力を養成
・部下の主体性を引き出し、信頼関係を築くリーダーシップへと変容

お客様の声

コーチングという言葉は聞いたことがあり関連する書籍も読みましたが、具体的にどう部下の指導にどう活かせばいいのかわかりませんでした。研修で「傾聴の4レベル」を体験したとき、ただ聞くだけと、感情や価値観まで受け止める聞き方の違いが想像以上に大きいことに驚きました。演習を通して『自分は普段どのレベルで聴いているのか』に気づけたことが収穫です。まずは明日以降の1on1で意識して取り組んでみたいと思います。

承認について、「褒めることとは違う」という説明が特に印象に残りました。I(アイ)メッセージで伝える演習では、相手から『安心しました』『受け入れられた感じがしました』という言葉をもらえて、こちらも嬉しくなりました。また、ケーススタディでの質問練習を通じて、相手が自分の中に答えを見つけていくプロセスを体感できたのも貴重でした。すぐに職場で活かせそうなスキルを学べた実感があり、明日からのメンバーとの会話が楽しみです。

講師からのメッセージ

飯沼 暢子

YOKO IINUMA飯沼 暢子

本研修では、コーチングスキルを単に知識として学ぶのではなく、職場で直面するリアルな場面を想定し、体験を通して「どう活かすか」まで落とし込むことを大切にしています。
特に、行動につながらない部下や、目標が見つからない部下といったケーススタディを扱うことで、受講者の皆さんが自分の現場に近い状況をイメージしながら実践できる設計になっています。
研修を終える頃には、部下との対話が自然と変化し、「明日から試してみよう」と思える確かな手応えを持ち帰っていただけるはずです。

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