ビジネスコーチング研修コーチング技術を活用してチームパフォーマンスを最大化する/8時間(2時間 x 4日、あるいは4時間 x 2日)
こんな課題に対する研修です
働き方改革、多様性の尊重など、職場環境が大きく変化する中で従来の指示・命令・飴とムチ型のマネジメントだけではチーム運営が難しくなっており、部下の主体的な思考と行動を育む新しいマネジメントの力が求められています。
その一手法として昨今「コーチング」への関心が高まっていますが、個々のモチベーションや目標が異なり、かつ上司部下の関係が厳然と存在する会社組織にあっては「コーチングありき」で臨んでも本来の効果が発揮されないケースが少なくありません。
この研修では「コーチング」という、効果が実証されているコミュケーションスキルの中からマネジメントに応用できるエッセンスを選り抜き、従来から行われているティーチングやアドバイスにバランスよく織り交ぜて活かすための新たな視点を管理職、職場リーダーに提供します。
ビジネス目標の達成とチームの成長の2つをミッションとするマネージャーやリーダーに有益な学びを提供します。
対象者
部下を持つ管理職、職場リーダー
研修の期待される効果
・従来の指示、命令型、強権発動型のマネジメントではチームがついて来なくなった。
・部下達の働くことへの価値観が変化しており、信頼関係を築くことが難しいと感じる。
・部下に何を任せ、自分上司として何をすべきか?明確になっておらず、部下の課題、成果、成長を曖昧に理解・評価している。
・少し厳しい事をいうとハラスメントと言われたり、何の相談もなく退職していく部下がいる。
・部下の主体性が向上し、指示待ちにならない行動が増える。
・部下の個性を理解し、強みを活かすマネジメントによりチームの信頼関係が築かれている。
・上司と部下の役割と責任が明確に言語化され、それらを互いに合意することによって良い関係性を築く基礎となっている。
・部下とのコミュケーションが良化し、心理的安全性と相互信頼の高いチームになっている。
研修プログラム例
・ビジネスコーチングとは?
・部下との強固な関係性を築く
・良質なコミュケーションをとるための基盤を整える
・コーチングの目的と構造、及びビジネスへ適用する際の留意点を理解する
・マネジメントに取り入れると効果的なコーチングのエッセンスを理解する
・関係性の質を高めることがチームパフォーマンス向上の鍵であり、そのために必要なコミュケーション技術を学ぶ
・部下との良質なコミュケーションを築くポイント
【研修の目的】
・コーチングの基礎
・部下との強固な関係性を築く
・環境を整えて潜在力発揮させる
【活用するコーチング技術】
・ファウンデーションを整える
・オリエンテーション
第2回
・リーダーシップを発揮する
・個性を活かしてチームパフォーマンスを上げる
・部下の強みを活かす
・アクティブ リスニング
・リーダーシップは組織にとって何故必要なのか?そしてそれは職位に関係なく発揮できるものであることを理解する
・人には4つのコミュニケーションスタイルがあり、部下のスタイルを理解した上でのコミュニケーションは、相手の理解度、行動、モチベーションに影響する
・メンバーの弱点の補正ではなく、強みを活かすことを優先することの効果
・部下の発話を促すことの効果とその具体的方法
【部下との信頼関係を築く】
・リーダーシップを発揮するための基盤となる信頼の確立
・部下の個性を理解する
・コミュニケーションタイプ簡易診断
【活用するコーチング技術】
・承認
・傾聴
第3回
・部下の主体性を引き出す
・ゴール(成果目標と成長目標)を活用して人を育てる
・部下の主体性を育むための「質問」の活用方法と、実際の演習
・「成果目標」と「成長目標」を部下と共に考えることで組織の目標と個人の目標の方向を一致させ、部下の育成とモチベーション向上をの起点ための視点を持つ
【部下の主体性を引き出す】
・質問の力
・質問の種類と用途/目的
【活用するコーチング技術】
・質問
・成果目標と成長目標
第4回
・部下の行動を促進する
・「対話」の進め方
・フォローコーチングによって部下の行動やモチベーション、エネルギーレベルを知ることの重要性を理解する
・部下の達成目標を数値化し、可視化することで成長への道筋から目を離さない
【部下の行動を促進する】
・責任、仕事、作業、に対する正しい理解と部下との認識の共有
・フォローコーチングの演習
【活用するコーチング技術】
・チャンクダウン
・フォローコーチング
・スケーリング
▼研修のウリ!
コーチング型マネジメントは、今まで培ってきたご自身のマネジメントスタイルに新たな引き出しを増します。
コミュニケーションの能力アップを中心としたカリキュラムで、チームモチベーションとビジネス業績の向上、離職者の減少、次世代リーダーを育成するための、マネージャーとして新たな視座が得られます。
指示・命令・強制型のマネジメントから、部下の主体的な思考と行動を促す次世代のマネジメントへと変容するヒントを、演習とともに学びます。
お客様の声
「約1カ月間自分が今まで知っていると思っていたこと、当たり前と考えていたことが実は違っていたり、別の意味があったりと気づきと学びが多い期間となりました。ありがとうございました。」
講師からのメッセージ
HIDEKI ANDO安藤 秀樹
ビジネスコーチングの修得は、今までご自身が行ってきたマネジメントスタイルを一新することを目的としていません。今までのやり方と否定する意図はありません。何故ならマネジメントスタイルは個性であり、何かしらの形であなたの強みが活かされているものだと思うからです。但し、それは完璧ではないと思います。もっと良くなる潜在力を秘めているはずです。コーチングの要諦は「新たな視点の提供」と言われています。部下ともっと良い関係性を築くこと、チームメンバー相互のコミュケーションをもっと良くするための視点を、当研修と通じて提供できることを願っています。
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